雅にお寄せいただく塗装でよくある失敗例
よくある失敗談と注意点
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1.塗装(塗膜)の剥がれ、浮きなど
十分な知識がない塗装店が施工した際に、1〜2年で塗膜が剥がれてきたり、塗膜の中に気泡が出てくるようなことがあります。
その際に、塗装店が再施行なりの対応をしてくれればいいですが、残念ながら再施工の対象外となってしまう場合もあります。しかし、1〜2年での不備は施工不良となる事案と考えられる為、「リフォーム瑕疵保険」加入店かどうかや不備があった際の保証がある塗装店かどうかをチェックしましょう。 -
2.思っていた仕上がりにならなかった
「好みの塗料色を選んだが、実際に塗ってみるとイメージしていた仕上がりにならなかった」
「奇抜な塗料色を好んで選んだが、我が家の外見だけ近隣から浮いている気がする」
色選びに後悔している施主さまも少なくないので、カラーシミュレーションを重ねることが大切です。 -
3.高額な費用を支払った
雅にお寄せいただく失敗談の中で一番多いのが、「思っていた以上に高額だった」という声です。
一般的な戸建て住宅を屋根・外壁ともに塗装すると、塗料のグレードや補修の程度にもよりますが、大体100万円〜180万円が妥当な相場費用になります。複数の業者から見積もりを取り、話を聞くことで知らず知らずの内に費用が高額になっていった、ということは避けられると思いますので、意識してみてください。
このページでわかることはこちら
目次
- 外壁塗装と屋根塗装は一度で済ませるとお得です
何故外壁塗装と屋根塗装を一緒に行うと良いのか?を解説!
- お支払いにはリフォームローンも使えます
現金振り込みとリフォームローンからお選びいただけます
- 屋根の塗り替えサイン
こんな症状があったら塗り替え時です
- 屋根の塗り替え時期と特徴
初めての塗装時期の目安と屋根材の特徴について
- 外壁の塗り替えサイン
こんな症状があったら塗り替え時です
- 外壁の塗り替え時期と特徴
初めての塗装時期の目安と外壁材の特徴について
- 塗装の基本知識
塗装を依頼する上で知っておくと良い基礎知識を3つご紹介!
- 初めての塗装で失敗しないために、相見積もりを取りましょう!
業者選びに失敗しないためのポイントを解説しています
初めての塗装をお考えの方の参考になれば幸いです!
外壁塗装と屋根塗装は1度で済ませるとお得です
外壁塗装と屋根塗装を1度で済ませるとお得なのはなぜ?
足場代が1回分で済む
外壁塗装も屋根塗装両方の費用に必ず入る項目として足場代があります。
他にも塗料やコーキング(目地埋め)などありますが、塗料は選ぶ商品により価格が変動しますし、そのほかの部分も様々な要因で変動しますが、足場代だけは価格の変動がなく、1回の塗装につき必ずかかってきます。
だからこそ外壁塗装と屋根塗装は1度で済ませた方が長い目で見た時に足場代が1回分お得になります。
外壁はセルフチェックできるけど、
屋根はどうやって判断するの?
一番のおすすめは、外壁塗装の見積もり時に屋根も一緒に確認してもらうことです。外壁も屋根も同時期に家として設置されるので、ほぼ同じ時期にメンテナンスが必要になります。
梯子をかけて登って確認したり、ご自宅の近くに高台があるならそこから見たり、軒天屋根の状態で判断したりと方法はありますが、危険だったり…細かいことろまで見たり触ったりできるわけではないので、難しいですよね。決して無理はせずプロに見てもらいましょう。
外壁も屋根も材質によって工事内容が変わります
塗装以外の方法でメンテナンスが必要な粘土や天然石が使われている屋根材や、耐久性を高めるために使われていたアスベスト(石綿)が法律で禁止されたことにより発売されたノンアスベストの屋根材で2000年前後に作られたものは非常に脆いことが問題となっています。そのため塗装が向いておらずせっかく塗装をしてもすぐに塗膜が破れたり塗装工事の段階で破損する恐れがある為、カバー工法や葺き替えになることがほとんどです。
業者の中には分かっていても依頼を受けたり、そもそも見極めるための知識や経験が浅いことでトラブルになることもありますので、業者選びには気をつけましょう。
リフォームローンも使えます!
\当社ではリフォームローンでのお支払いも可能です!/
- 長期スパンで塗り替え費用を抑えるために、品質の良い塗料を選びたい
- 子育てとメンテナンスの時期が被りまとまった費用の捻出が難しい
- 劣化が進行していて予想以上に費用がかかりそうだ
当てはまる方はご検討ください
屋根の塗り替えサイン
屋根の塗り替え時期と特徴
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スレート屋根
スレート屋根はセメントを固めて屋根の形に整形させた屋根材です。
「アスベストが含まれている屋根」と「アスベストの含まない(ノンアスベスト)屋根」に分けられ、さらに「2000年前後に製造」されたノンアスベスト屋根と「2006年以降」のノンアスベスト屋根に細分化されます。アスベストはスレート屋根の耐久性を上げることを目的に使用されてきましたが、発癌性の問題により2006年に法律で全面禁止となり、それを受け各社がアスベストを含まないスレート屋根を販売。当時は技術が未熟だったため割れや欠け、反りかえりなどの不具合が発生しやすいことが判明したことを受け現在では改良に改良が重ねられアスベストが含まれていた頃と同じくらいの耐久性を取り戻しています。
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トタン屋根
トタン屋根は、かつて日本の住宅で広く使われていた、亜鉛メッキ鋼板を使用した屋根材です。軽量で安価、施工が簡単といったメリットから、高度経済成長期には多くの住宅で採用されていました。
トタン屋根の寿命は、環境やメンテナンス状況によって異なりますが、一般的には25~35年と言われています。定期的な塗装や錆止め処理を行うことで、寿命を延ばすことができます。
トタン屋根は、経年劣化によって錆びや漏水が発生しやすくなります。リフォームの際には、ガルバリウム鋼板など、より耐久性のある素材に葺き替えることが一般的です。 -
セメント瓦屋根
セメントと川砂を混ぜ合わせて作られた屋根材です。1970年代から1980年代にかけて、その安価さやデザインの豊富さから広く普及しました。しかし、現在では製造が中止されているため、新築で採用されることはほとんどありません。
セメント瓦の寿命は、約30~40年と言われています。しかし、定期的な塗装を行わないと、色褪せやひび割れなどが発生し、寿命が短くなる可能性があります。
セメント瓦のリフォームは、葺き替えが一般的ですが、現在は製造されていないため、同じセメント瓦での葺き替えは難しいのが実情です。
ガルバニウム鋼板や陶器瓦など他の屋根材への葺き替え工事をお勧めしています。 -
ガルバリウム屋根
ガルバリウム屋根とは、鉄に亜鉛とアルミニウムを主成分とする合金でメッキした鋼板を使用した屋根材です。
環境やメンテナンス状況によって異なりますが、一般的には30年~50年持つと言われています。特に錆から生じる穴あきさえ防ぐことができれば40年以上の耐久維持も期待できます。定期的な点検と錆び取りの清掃を行うことで、耐久維持も期待できます。
薄さは0.35mm〜0.5mmと薄く断熱性と遮音性には劣りますが、欠点を補うために裏側に断熱材を貼り付けた「断熱材一体型」が主流となり、特に断熱性能は他の屋根材よりも優れています。
外壁の塗り替えサイン
外壁塗装の塗り替え時期と特徴
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サイディングボード
サイディングボードとは、建物の外壁に貼り付ける板状の仕上げ材のことです。モルタル壁に比べて施工が簡単で、デザイン性も豊富であることから、近年では多くの住宅で採用されています。
窯業、金属、木質、樹脂とあり、ボード状の外壁材を貼り付けて施行します。
耐用年数は30年前後が一般的ですが、ボード同士の隙間を埋めているシーリング(コーキング)が劣化することで雨漏りの原因になったり、劣化を早める原因にもなりますので、5〜10年でシーリングの補修工事を行います。
ボード自体には防水効果がないため、塗装による防水層のメンテナンスも重要です。 -
モルタル壁
継ぎ目がなく、美しい仕上がりが特徴で、かつては外壁材の主流となっていました。魅力的なモルタル壁ですが、工程が複雑でコストが高くなる傾向があり、定期的にメンテナンスが必要です。
モルタルは2000年の品格法制定以前に建てられたかどうかで構造と耐用年数が異なります。品格法とは、新築の施工会社に「雨漏り10年保証」を付けることを義務付ける法律で、これを機に通気性の良い、外壁通気工法を採用した外壁が増えました。
制定前に建てられた住宅では外壁にベタ塗り(=通気性が悪い)の為、結露が起きやすく雨漏りが起こりやすい造りとなり耐用年数は30年前後。2000年以降の外壁通気工法を採用したモルタル外壁は40年前後となっています。 -
ALCボード
Autoclaved Lightweight Concrete の略で、日本語では軽量気泡コンクリートと呼ばれています。高温高圧の蒸気処理によって作られる、気泡がたくさん含まれた軽量なコンクリート素材です。
内部の気泡が空気の層を作るため、高い遮熱性、耐火性に優れています。また、軽量遮音性にも優れ高い耐久性を誇るため、外壁の張り替えや建物の建て替えを行うよりメンテナンスを行いながら長く住みたい方におすすめな外壁材です。
空気の層が多い為吸水性が高く、耐候性が低い傾向になる為塗装でのメンテナンスを欠かさない事が必要です。 -
コンクリート壁
コンクリート外壁は、セメントを主成分とし、水や砂利などを混ぜ合わせて作られた外壁材です。打ちっぱなしのコンクリートをそのまま壁面にすることで、独特の重厚感とモダンな印象を与えます。
気密性、防音性に優れ、熱を溜め込む性質により冬は暖かく、夏は涼しく過ごせます。
しかし、コンクリート自体に重さがあるため、地盤や基礎の耐久性との相性も重要です。
ヒビ割れが起こり、内部に浸水することで脆くなってしまうこともあるので、クラックやヒビ割れを見つけたら早めに補修を行いましょう。
塗装の基礎知識
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塗装の目的
外壁塗装、屋根塗装を見た目をキレイにするだけではありません。経年劣化によりひび割れや隙間ができてきた外装を改めて補修し、家の防水機能を維持させることが一番の目的です。もちろん、美観を維持することも大切ですが、家を長持ちさせる秘訣は、防水性を維持するための下地処理にあります。
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屋根のアスベストの有無
アスベストは耐久性向上のために使われてきましたが、人体への有害性が懸念され、2000年頃から製造がされなくなりました。
その結果、ノンアスベストを謳った屋根材が普及することとなります。現在の第三世代と呼ばれるスレート屋根は耐久性は高くなっていますが、その前の第一・第二世代は脆く、割れやすいため塗装できる状態ではないケースも多いのが実情です。
特に2000年初期頃に家を建てられた方は第一世代を使用している可能性が高いため、塗り替えではなく葺き替えやカバー工法での屋根交換をお勧めされる可能性があることを念頭に置いておきましょう。 -
付帯部の塗装も大切
雅では下塗りに力を入れています。
お住まいの外壁塗装、屋根塗装は、屋根、外壁以外にも雨戸、戸袋、シャッター、雨どい、軒天、水切り…etc.
付帯部と呼ばれるものがたくさんあります。それらも、併せて塗装しますので、お見積りはきちんと確認するようにしましょう。
初めての塗装で失敗しないために、相見積もりを取りましょう
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会社の年数と施工実績
地域でどれくらい営業しているかが一つ目のポイントです。
私たちの商売は、地域が限定されていますので、あくどいリフォームをしていたら、あっという間に仕事ができなくなります。10年以上の会社なら、まずは安心でしょう。雅では、ご依頼くださったお客様に満足していただけるよう代表自ら「外壁診断士」「一級塗装技能士」などの国家資格を多数所持。また、各種塗装メーカーの公認取扱店として日々技術に説得力を持たせる努力をしております。
おかげさまでリピーター様も多く、創業より15年が経つ現在では年間1,500棟ものお住まいを施工させていただいています。
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資格を持っているか
資格があれば、なんでも安心だとは言いませんが、やはり一つの目安にはなります。特に、建設業許可や、国家資格である一級塗装技能士は、真面目に塗装をしている会社なら、ほとんどが取得しているはずです。
雅では「一級塗装技能士」「二級建築施工管理技士」「雨漏り鑑定士」「外壁診断士」を初め、AGC、水谷ペイント、プレマテックスなど各種塗料メーカー認定取扱店として地域の皆様に喜んでいただける施工店として日々邁進しています。
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Googleクチコミなども参考に
最後の後押しとして、各会社のGoogleクチコミも気にして見てみることをお勧めします。
ネットショッピングをするときにも商品のレビューを気にしてみる方も多いと思います。それと同じように業者のクチコミ(レビュー)もチェックしましょう。
Googleクチコミは業者がわざと書き込むことができないため、大変信憑性の高い情報となります。Googleクチコミがない会社やあまり評判のよくない業者は候補から外すことをお勧めします。
当社もありがたいことに多数クチコミをいただいております。
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相見積もりを取って判断しましょう
外壁塗装や屋根塗装は大きな買い物になるため、みなさま不安に思っていることと思います。
そんな時は是非、3社程度から「相見積もり」を取ってから判断すると良いでしょう。不安に感じることには実際に「どんなことにお金がかかってどんな工事を行うのかがわからない」というところが大きいのではないかと思います。
相見積もりを取ることで、工事内容がクリアになり、相場感も分かるため安心して業者を選ぶことができると思います。
雅ではベテランスタッフが伺い、不明点がなくなるまで丁寧にご説明いたしますので、安心してお問い合わせください。