外壁塗装で
失敗しないために
外壁塗装や屋根塗装を検討する際、一番重要になってくるのは、業者選びです。技術力もあって、誠実な会社であれば、失敗することはないでしょうし、逆に、ニュースにもなるような悪質な会社も世の中には存在しているのが事実です。
ここでは、外壁塗装で失敗しないために、どんなところに気を付けるべきか、いくつかご紹介していきます。
1相見積もりは必ず取りましょう!
なぜ、相見積もりが必要なのか
外壁塗装を検討する際に、まずご理解いただきたいのは、塗装工事には、定価というものはありません。(相場価格はあります。)
だからこそ、いろんな会社から見積もりを取ってみて、価格面はもちろんのこと、工事内容や使用する材料、そして、良い会社かどうかをしっかり比較して、初めてわかるものがあるのです。
相見積もりでご相談の多い事例
相見積もりで各社の見積もりを比較すると、よくあるお悩みとして、
1.塗装面積が違う
2.使用材料や工程、項目が各社ばらばらでわからない。
といったことが起きます。
塗装面積の見方
外壁塗装の面積をどうやって出したか、その会社さんに聞いてみてください。計算せずに建坪で出したり、窓やドアなどの開口部を除いていなかったりしている業者は、見積もり段階から手抜きが始まっていると思ったほうがよいでしょう。
実測で図る、もしくは家の図面で面積を算出する業者がまともな会社です。
見積項目の見方
見積の項目は、主に工程ごとにあるべきです。塗装であれば、下地処理、下塗り、中塗り、上塗りとそれぞれの材料がありますし、そのほかにも、コーキング(打ち直しor打ち増し)、付帯部塗装(軒天、破風、幕板、雨どいetc.)など、様々な工程、材料、施工が必要なのです。この辺が見積もりに反映されているかがポイントになります。
2塗料は家全体のバランスを考えて!
高い塗料は本当に良いのか
外壁塗装を検討する際に、塗料を気にされる方は多いと思います。シリコンやフッ素、無機塗料など、各社様々な塗料を出していますが、結論からいうと、高い塗料は、やはりいいです。しかし、そこだけにとらわれると、失敗するケースは少なくありません。
軽視されがちな付帯工事
例えば、外壁塗装の塗料は、20年耐久の無機塗料を選んだとします。しかし、コーキングは?軒天は?それらもすべて、同等の耐久性ならいいでしょうけれども、外壁だけ20年もっても、それ以外が10年ほどでだめになってしまったら?と思うと、付帯工事の必要がご理解いただけると思います。
3ペンキを塗るだけ、の間違い!
塗料の混ぜ方ひとつでも違いが出るんです!
「塗装って、ペンキを塗るだけでしょ?」とよく言われます。実際は、下地処理を除けば、塗るだけです。でも、塗るための塗料づくりから、塗り方まで、技術、知識、経験で大きな差が付きます。
塗装は信用商売といわれます。塗った直後はみんなきれいに見えます。大事なのは、3年後、5年後、10年後にどうかです。
4色決めはカラーシミュレーションを!
色を変えると、皆さん喜ばれます!
塗装の色決めの際、だいたい半分くらいのお客様は、「今と同じ色でいいよ~」とおっしゃいます。もちろん、それがお気に入りの色であれば大賛成ですが、せっかく塗り替えるのであれば、違った色にしてみてはどうでしょうか?色を変えると、「違う家になったみたい!」と、皆さま喜ばれます!ただ、色選びを間違うと後々後悔しますので、カラーシミュレーションを使って、素敵な色を選びましょう!
5塗ってはいけない壁や屋根!
塗装が不要な屋根、壁もあるんです
例えば、日本瓦の屋根は、基本的には塗装は不要です。また、ニチハのパミールという屋根は、これまた塗装してはいけない屋根の一つです。他にも、外壁材にフッ素の焼き付け塗装をしているものは、塗装してもはがれてしまいますし、この辺をきちんと見極められる業者じゃないと、あとあとトラブルになります。
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