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2025.12.05 建物環境対策室

建物環境対策室 佐藤です

先日、ひっさしぶりに日比谷公園のアメリカンクラフトビールフェスへ行ってきました。
いや〜、やっぱり本場アメリカのクラフトビールはパンチが違いますね。日本未上陸のレア銘柄まであって、気づけば一日ゆっくり「ビール修行」していました。
(仕事もこれくらい熱心にしてますよ!)

さてここからが本題!!
★1961年生まれの佐藤が語る「建築規制・ざっくり年表」★

実は私が生まれた1961年という年、大気汚染防止法が制定されました。つまり私は「光化学スモッグ」と共に生まれた男!
当時の日本は、化学物質や添加剤が生活のあちこちで大活躍していた時代。以前紹介したアスベストも、まさにその象徴でした。

今回は 1981年を境にどんな建築の規制が変わってきたのか を、佐藤ヒストリーと共にざっくり振り返ります👌

■ 1981年以前
この頃の住宅は、壁の中に空気層がないものが多く、
「なんでこんなに結露するの?」
という現象がよく起きていました。

■ 1981年(佐藤、成人式)
この年、耐震設計の不備が社会問題に。
そこから住宅の耐震基準が一気に厳しくなります。
震度に強い家づくりのスタートラインとなった年ですね。

■ 1981〜2000年(佐藤、建築の世界へ)
耐震強化に加えて、断熱性能も向上。
ただし、家の気密性が高まったことで
「換気が足りない…シックハウスで頭痛が…」   

このシックハウス、換気不足からくる、建材や家具などから揮発する化学物質(ホルムアルデヒドなど)が主な原因でした。

■ 2000年以降(品質時代に突入)
住宅の品質に関する法律が整備され、
「家にも保証が必要でしょ!」
という時代へ。
この頃に、住宅の品質に対する補償なども強化されました。

また壁の「通気工法」が一般的になり、
結露問題は大幅改善!!!
※私の地元・福島でも断熱性の高い通気工法の家が多く建てられました。

そして建物の「生まれ年」超重要!

 

雅が皆様に「お住まいの築年数は?」と伺うのは、
建てられた年代で、家の「仕様のクセ」が全然違うからなんです。

年代ごとの特徴を知ることで、改修の最適な方法・材料・工法がパッと見えてきます。

国の規制も、皆様の住環境が
「安全で長持ちするように」
という願いが詰まっています。

◇佐藤、3.11の震災で「耐震の大切さ」を痛感する◇

私は、あの東日本大震災を、地元の福島で経験しました。
旧耐震の建物が大きな被害を受けるのを目の当たりにし、耐震性能の重要性を、心の底から実感しました。
今からでも耐震性を高めていくのも重要なことです。

家は、家族を守る大切な場所。
だからこそ、今からでもできることを少しずつ積み重ねていくことは、未来の安心につながります。

南海トラフの心配もありますし…
まずはお気軽に雅へご相談ください。
♪今のあなたの家に合った最適解♪をご提案いたします!

 

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