2021.09.21 屋根・外壁ブログ
相談から完工までの7つのステップ(part3)-3.工事内容の打ち合わせ
【千葉市若葉区外壁塗装・株式会社雅】
前回の記事では、
7ステップのうち2つ目のステップである
【見積書の確認・契約】
についてご説明しました。
塗装業者と話し合いながら、
ご契約前に見積書をよく確認しておくことの大切さを
ご理解頂けたかと思います。
今回の記事では、
3つ目のステップである
【工事内容の打ち合わせ】
についてご説明していきたいと思います。
それでは、いってみましょう!
工事内容の打ち合わせで大切なのは、
- 工事の内容を確認すること
- 工期を確認すること
の2点になります。
以下、この2点について深掘りしていきましょう。
〇 工事の内容を確認
外壁・屋根の塗装工事は、
外壁・屋根の塗り直しだけをするというような
単純なものではありません。
いわゆる「ただのペンキ塗り」ではありません。
外壁・屋根の塗装工事を行うには、
塗装を長持ちさせるために、
塗装の前にしっかりとした下地処理を行う必要があります。
つまり、外壁材や屋根材の補修をするべきところがあれば、
そこの補修工事をした上で、
高圧洗浄による汚れやコケの洗い落とし、
コーキングの打ち替え・増し打ちといった
コーキング工事(=防水下地処理)など、
入念な下地処理が必要なのです。
これをしっかりとやっておかないと、
近い将来、再度工事が必要なケースが発生してしまうことになって、
お客様にご迷惑をお掛けしてしまうことになりますから。
そもそも、入念な現地調査をやっておくことで、
塗装工事前までに追加工事が発生する箇所を
お客様にお伝えすることができます。
よく耳にするトラブル例としては、
お客様がサービスの一内容だと思っていたら、
後で追加工事の請求を受け、想定以上のお金がかかった
といったケースです。
お客様が予期しない追加工事は、
外壁塗装工事のトラブルになる一因になりますから、
我々塗装業者は、現地調査を綿密に行い、
外壁・屋根劣化診断書(建物劣化診断書)をお見せして、
お客様に追加工事が必要な箇所を
予め丁寧にお伝えしておくべきものだと考えております。
また、工事が始まってから追加工事が発生するケースも
少なくありません。
塗装工事を進めていく中で、
お客様から雨どいを交換してほしい、
シャッターも塗ってほしいなどと
新たなご要望を頂くこともあるからです。
そのため、お客様の側としましても、
工事内容の打ち合わせでは、
ご希望の完成イメージをもとに、
どんな追加工事があり得るか、その場合にはいくらかかるか
などの点も、
塗装業者にしっかり聞いておかれると良いでしょう。
工事内容の打ち合わせでは、
後で「言った、言わない」のトラブルになることを防ぐために、
塗装業者とのやり取りを
メモに残しておかれると良いでしょう。
〇 工期を確認
工事内容の確認の次に、工期について打ち合わせしていきます。
外壁・屋根塗装は、
一戸建ての外壁4面・屋根塗装ですと、
プロの塗装職人が1人で作業を行った場合には、
2週間から長くて20日間ほどの工期になります。
なお、雨天の日は工事を中止します。
作業が危険になり、
職人さんの安全に配慮する必要があることと、
濡れた屋根・外壁にペンキを塗っても定着せず、
塗装の意味がないからです。
株式会社雅の職人さんたちは、
お客様のためのプロ志向の強い人たちですから、
スピード重視でもなく、安さ重視でもなく、
丁寧さ・繊細さ重視のお仕事をさせて頂いておりますが、
ゆっくり丁寧に塗装工事をしても、
長くても20日間以内には工事を終えられます
(なお、足場の組立て・解体工事に必要な日程は除きます)。
ただし、多くの補修工事箇所や下地処理箇所があれば
工期はその分だけ長くなりますし
(それはご契約前までに予めお伝えしております)、
梅雨時と晴れの日が多い季節とでも工期が変わります。
また、着工日については、
足場を提携業者の足場職人さんに依頼している関係から、
足場職人のスケジュールも影響することがありますので、
注意が必要です。
工期に関わるその他のこととして、
色の見本板や塗料そのものの調達に時間がかかることも
あり得ます。
以上のような点を考慮に入れて、
お客様にとってご都合が良い日程を組んでいくことになります。
我々塗装業者は、
お客様が日程を組みやすくなるように、
スケジュールを適切にコーディネートしていく役割、
例えますと、オーケストラの指揮者のような役割を
しっかりと果たしていく必要がありますね。
工事期間中は足場を組み、
家の周りを職人がほぼ毎日行き来しながら、
塗装工事を行うことになります。
そのため、工事の邪魔になりそうなものや、
塗料が飛んだり、壊れたりしたら困るものがある場合は、
いつまでに撤去するのが良いかを
ご契約の際に確認しておくと良いでしょう。
もっとも、真面目に頑張っている塗装業者ほど、
予め、工事のスケジュールや
工事期間中に御注意頂きたいことについての
ご案内をしておりますので、
あまり心配はいらないでしょう。
工期についてもう1つ大切なのは、
ご近所への挨拶回りをいつまでに済ませておくかということです。
外壁・屋根塗装は、隣近所の方たちにとって
ストレス要因になる可能性があるからです。
例えば、足場の組み立てと解体の際には、
足場は鉄でできているので、金属音が発生してうるさいです。
また、足場業者や職人のトラックが家の前に停まって、
通行の妨げになったりします。
さらには、高圧洗浄をする際の音も騒音になるでしょうし、
足場周りのメッシュシートである程度守られているとはいえ、
場合によっては洗浄の際の汚れや塗料の飛散を考えて、
洗濯物が干せない期間が発生することもあります。
こういったことが原因で
ご近所トラブルに発展してしまうこともあり得ます。
したがって、ご近所の皆様への事前のご挨拶が大切になってきます。
ご近所挨拶の際に丁寧なご説明ができるように、
工期はいつからいつまでか、
足場の組み立てと解体はいつか、
高圧洗浄はいつ行うか、
洗濯物が干せない期間はあるか
など、塗装業者に事前に日程を確認してから、
ご近所にお伝えしておくことが大切です。
お客様のみでは施工に関する細かな質問に
答えられない場合がありますので、
必要に応じて業者に同行してもらうのも良い方法です。
(なお、株式会社雅では、お客様の代わりに、
弊社の女性スタッフがご近隣へのご挨拶に
回らして頂いております)
以上、今回の記事では、
工事の内容と工期についての確認事項を
ご説明しました。
しっかりと長持ちするような良い塗装工事にするためには、
お客様と我々塗装業者との密なコミュニケーションが大切です。
密なコミュニケーションをさせて頂く中で、
工事内容や工期に対するご理解と信頼を寄せて頂けるように、
我々塗装業者はお客様に真摯に向き合っていくべきものだ
と考えております。
千葉市若葉区の外壁塗装専門店・株式会社雅は、
お客様が今のお住まいに安心して長く住み続けられるように、
丁寧なヒアリングや綿密な現地調査に始まり、
着工後には、高圧洗浄やコーキング工事といった下地処理の段階から
プロの塗装職人による丁寧で繊細な外壁・屋根塗装工事を行って参ります。
また、足場組立て前の近隣へのご挨拶回りも、
お客様任せにせず、雅の女性スタッフが幅広く丁寧に行って参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
広報担当の今泉でした。
お問い合わせはこちら↓
https://tosou-miyabi.com/contact/
<参考文献>
(1)外壁塗装の苦情・トラブルの種類や件数の推移が分かる統計資料
①公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターwebサイト
「住まいるダイヤル」
②「大規模修繕工事新聞」webサイト
https://daikibo.jp.net/archives/11910
(2) 久保信也著「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」
(幻冬舎、2021年)
(3)池田聡著「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」
(クロスメディア・パブリッシング、2021年)
【公式HP】
https://www.tosou-miyabi.com/
【各種SNS】
▶︎Twitter
https://twitter.com/miyabi_tosou818
▶︎YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCOxsucbuh1VEdVyWrHeeong
▶︎Instagram
https://www.instagram.com/miyabi_toso…