<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第6回)~付帯部塗装(その4) 笠木の塗装~【千葉市若葉区外壁塗装・株式会社雅】|千葉で外壁塗装なら【株式会社雅】屋根塗装、防水工事、雨漏り修理他

トピックス <現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第6回)~付帯部塗装(その4) 笠木の塗装~【千葉市若葉区外壁塗装・株式会社雅】

2021.11.18 現場日誌ブログ

<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第6回)

~付帯部塗装(その4) 笠木の塗装~

【千葉市若葉区外壁塗装・株式会社雅】

 

 

 

 

今回の現場日誌は、

「千葉市若葉区千城台南・S様邸(第6回)

~付帯部塗装(その4) 笠木の塗装~」

をお伝えします。

 

 

前回の記事では、

<付帯部塗装(その3)~軒天の塗装~>

についてお伝えしました。

 

軒天の塗装↓

 

軒天(のきてん)とは、

付帯部と呼ばれる建物の付属物に当たるものです。

外から住宅を見上げた際に

建物の外壁から外側に突き出している屋根部分の裏のことでしたね。

 

ちなみに、他の呼び方として、

軒裏天井(のきうらてんじょう)、軒天井(のきてんじょう)、

軒裏(のきうら)などと呼ばれることもあります。

 

普段目にしない部分である軒天であるからこそ、

定期的にしっかりと点検を行い、

劣化している部分を発見した場合には、

塗装や張替えなどの適切な補修工事を行う必要があるのです。

 

 

 

 

さて、今回は、塗装作業の一つである

<付帯部塗装(その4)~笠木の塗装>

についてご説明していきます。

 

 

以前の記事から繰り返しになりますが、

この記事からご覧になられる方もいらっしゃるかと

思いますので、

まず、「付帯部」のことからご説明します。

 

そもそも「付帯部」とは、

軒天(のきてん)、雨樋(あまどい)、雨戸(あまど)、

水切り、破風(はふ)などといった、

建物の付属部分のことを言います。

 

付帯部の塗装は、屋根や外壁の塗装と

一緒に行うことが多いです。

同じ足場を使って一緒に塗装してしまう方が

効率が良いため、

時間・手間・費用を節約できるからです。

 

また、屋根や外壁と一緒に塗装することで、

建物の美観に統一感が出て、

全体的に美しくなるからですね。

 

さらには、付帯部といった

細かい部分まで一緒にケアすることで、

防水性を回復させたり、

錆びの進行を止めたりするなどの

大事な役割を果たせるからでもあります。

 

 

付帯部の塗装作業を行うタイミングとしましては、

屋根・外壁の塗装とセットで行う場合には、

塗装する部位や塗料の性質などにより、

屋根・外壁塗装の前か後に行います。

 

 

それでは今回も、

<付帯部・笠木の塗装>

を具体的に見ていきましょう。

 

 

 

そもそも「笠木(かさぎ)」とは、

もともとは、神社の鳥居・門・板塀などの上縁(頂部)に、

横に渡す木のことをいい、

冠木(かぶき)とも呼ばれています。

 

現代の建物では、

防水工事を施工するパラペット

(屋上などに設けられる手摺壁)などの

頂部に施工する仕上げ材、

金属製または人造研ぎ出し石・セメント製などの

材料のことや、

ベランダの腰壁に取り付けられている板金、

そして、階段の手摺上部に取り付けられている

仕上げ材のことをいいます。

 

(注:↑こちらは説明用の写真で、S様邸ではありません。)

 

 

 

なお、お住まいに塀や擁壁があり、

その上部に瓦や煉瓦(れんが)があるという場合も

笠木と呼んでいます。

 

(注:↑こちらは説明用の写真で、S様邸ではありません。)

 

下地材や躯体を腐食から守るという役割が

鳥居・門・板塀などの笠木と共通していますので、

おそらく現代の建物においても、

もともとの呼び方である「笠木」と言われているのでしょう。

 

ちなみに、冠木(かぶき)というのは、

冠(かんむり)のように頭にかぶるもの

であるかのように、

どの部位であっても、

その下にある壁や躯体を保護しているものだから、

そう呼ばれているのでしょう。

 笠木には、金属製や木製のものなど、

様々な素材が使用されていますが、

触れた時に怪我をしてしまうような素材は

使用しません。

日常生活の中で人が触ることがある部分だからです。

 

例えば、階段であれば、

手触りが良く、ささくれが起きない木製の笠木を設置します。

また、ベランダやバルコニーなどの直射日光を受ける部分であれば、

熱くなりにくいステンレス製の笠木を設置するなどして、

人が生活していく上で支障がないように工夫しています。

 

笠木は普段は目立たない存在かもしれませんが、

人が生活をするお住まいの一部を成すものですから、

安全面をしっかりと考慮して設置されます。

 

 

ちなみに、かつては「板金笠木」と呼ばれる

台形の板金を現場で加工した上で取り付け、

継目と取り合い部分をシーリング材で埋める

<密閉式>が採用されていました。

しかし、既製品を使用することで安定した品質を保ちながら、

板金の熱膨張・結露の発生に対応するために、

現在では、笠木裏面と躯体間に隙間を作って通気層を設ける

<オープン式>が主流になっています。

 

<オープン式>にすることで、

風通しが良くなり、自然乾燥によって

笠木の下の下地材や躯体部に湿気がこもらないようにし、

結果的に下地材や躯体部を長く守れることになります。

 

笠木と下地材の隙間をなんでもかんでも

コーキング剤(シーリング剤)などで埋めてしまえば

良いわけではないのです。

 

 

笠木の役割は、

主にその下の下地材や躯体を

保護することにある点は、前述の通りです。

 

つまり、雨水に晒されやすい部分に

笠木を取り付けることによって

それらを保護するのです。

 

また、雨水の浸入も防ぐために、

ベランダやバルコニーの腰壁、

屋上の立ち上がり、パラペットなどにも

笠木を設置するのです。

外壁から内部の下地材にまで雨水が入りこんでしまえば、

腐食だけでなく雨漏りまで発生し、

大規模な修繕工事が必要になってしまいますので、

普段目立たない存在である笠木が

建物を守ってくれていることになります。

 

 

また、笠木のもう一つの役割としましては、

意匠性(美観)の向上ということがあります。

例えば、白くシンプルなブロック塀は、

それだけでも十分上品で綺麗ですが、

そこに煉瓦や洋瓦といった笠木をのせるだけで

見違える外観になります。

笠木という、ちょっとしたお洒落ポイントとなる部材が、

住宅全体の印象を良い具合に引き立ててくれるのです。

さらに、笠木は、バルコニーやベランダの腰壁などよりも

外側に出っ張るように取り付けられていますので、

雨だれ(外壁に付着すると美観性を損なう)を防ぎ、

住宅を長く綺麗な状態で維持するのにも

役立っています。

 

 

 

普段目立たない存在である笠木も、

よく知ってみますと、

けっこう大切な役割をしてくれているものですね。

 

人と同じように、

建築部材も無駄なものはないと言えますね。

 

 

しかし、笠木に以下のような症状がある場合には、

補修や交換をした上で、

塗装工事を進めていく必要があります。

 

〇 経年劣化や強風による剥がれ・外れ

(注:↑こちらは説明用の写真で、S様邸ではありません。)

 

 

〇 笠木が保護しているはずの外壁材・躯体の腐食

 

(注:↑こちらは説明用の写真で、S様邸ではありません。)

 

 

〇 笠木の破損、外壁材の腐食に伴う雨漏り

 

(注:↑こちらは説明用の写真で、S様邸ではありません。)

 

笠木は、建物の中のたんなる一部の部材として、

普段重要性が低いと思われがちな面がありますが、

笠木が劣化してしまいますと、

外壁材の腐食から、ひいては雨漏りなど、

建物の存続に対して重大な二次被害・三次被害を

引き起こしてしまいます。

 

したがって、たとえあまり目立たない存在であっても、

その役割は重要なものですので、

笠木の劣化を防いでいくということが

非常に大切になってくるのです。

 

 

 

それでは、笠木の補修工事には

どのようなものがあるのでしょうか?

以下で見ていきましょう。

 

 

1.シーリング補修

 

アルミ製・鋼板製の笠木の場合、

隙間なく施工することが難しいため、

シーリング材を継ぎ目に充填して塞ぎ、

雨水の浸入を防ぐようにしていきます。

 

太陽光に晒され続けているバルコニーやベランダは、

思っている以上に厳しい外部環境の中にいますので、

年数が経ちますと、隙間を埋めているはずのシーリング材に

浮きや隙間が出てきてしまいます。

 

特に、新築時はもちろん、

ホームセンター等で販売されているシーリング材は、

耐久性に乏しく、せいぜい35年で劣化してしまいますので

注意が必要ですね。

やはり、プロの塗装職人が使う業務用のシーリング材を

使う方が長い目で見た時に安心ですし、

結果的にリーズナブルになります。

 

経年劣化により、

シーリング材に浮きや隙間が出てしまっている状態が続けば、

そこから雨水が入りこみ、下地材を傷めてしまいますので、

定期的にシーリング材の補修や

打ち替え(打ち直し)を行う必要があります。

 

他方、笠木の隙間部分が、

シーリング材ではなく、

ジョイントカバーで保護されている場合には、

隙間がないようにしっかりと固定されているかを

定期的に確認しておくと良いでしょう。

 

 

 

2.笠木交換

 

経年劣化により、

笠木が変形してしまった場合や、

笠木が固定されていない場合などは、

シーリング補修程度では修復できませんので、

下地補修を含めた笠木自体の交換を行います。

 

笠木の交換が必要な範囲については、

近い将来の予測も含めた雨水の浸入度合いによります。

 

雨水の浸入度合いは、

木材が水を吸収し変色している部分があるか、

防水紙(防水シート)が破れて

水の浸入口になっている部分があるか、

などをチェックしていきます。

 

特に、防水紙の耐用年数は、

お住まいの外部環境にもよるものの、

25年前後と言われておりますので、

2回目の塗装メンテナンス、防水工事、

内装リフォーム等のタイミングに合わせて

交換時期を考えておくと良いでしょう。

 

ただ、雨漏りや腐食が起きた際には、

緊急性を要しますので、

早急に補修や交換工事を行う必要があります。

 

笠木は目立たない存在であるものの、

けっこう重要な役割をするものですので、

傷みなどを放置した場合の被害も馬鹿にできません。

 

そのため、笠木の補修のタイミングは、

コスト・時間・品質を総合的に考慮して、

適切な時期に行うようにしたいですね。

 

 

笠木の補修のタイミングに関係があるのは、

まず第一に外壁です。

 

・築年数が経過し、

そろそろ外壁が塗り替えの時期ではないか?

 

・外壁にクラックが発生していたり、

汚れの付着が著しくないか?

 

・笠木からの錆汚れが外壁に流出していないか?

 

といった点に注目して、

目視点検と築年数、及び、

前回の塗装からの経過年数などを踏まえ、

笠木の補修のタイミングを検討すると良いでしょう。

 

また陸屋根、バルコニー・ベランダといった部位は、

防水層の劣化による雨漏りなのか?

笠木の劣化による外壁からの雨漏りなのか?

を勘違いしやすいため、

室内のどこに雨染みがあるのか?やメンテナンス歴から考えましょう。

必要に応じて散水試験で雨漏り箇所の特定を行うというのも大事です。

 

以上のように、雨水の浸入度合いをチェックした上で、

笠木の交換範囲を決め、交換工事を行っていきます。

 

 

 

なお、笠木のメンテナンスにおいて

絶対にやってはいけないNG工事には注意が必要です。

良かれと思って行った補修工事がかえって、

笠木だけでなくお住まい自体の寿命を短くすることもあるからです。

 

 

〇 過度なシーリング材打設 

~ 隙間を全部塞いでしまうパターン ~

 

笠木と外壁の間をシーリング材で

なんでもかんでも塞いでしまいますと、

かえって湿気をこもらせてしまうことになり、

壁材を腐食させてしまう可能性があります。

 

実は、笠木と外壁の下地材との間には、

通気性を良くするために、

あえて必要な隙間を設けている場合が多いのです。

 

つまり、仮に雨水が吹き込んでも、

防水シートが雨漏りを防ぎ、

湿気や水分を逃がす構造にしているため、

雨水に晒されにくい下部には

通気性を良くするための隙間を設けているのです。

 

専門知識や経験の浅い業者さんに依頼してしまいますと、

塞いではいけない隙間に

シーリング材を充填してしまい、

数年後には湿気による腐食のために

かえって後から大規模な修繕工事が必要になったりする事例が

報告されています。

 

笠木の補修工事や交換工事は、

しっかりとした専門知識や深い経験があって、

プロの塗装職人・大工職人がやっている

地元密着型塗装専門店に

依頼されるのが良いでしょう。

 

 

 

〇 笠木の脳天打ち

 

笠木の真上からビスや釘を打ち込む工法のことを

業界用語で「脳天打ち」と言っています。

 

実は、この笠木の脳天打ちは、

決してやってはいけない工法なんです!

 

確かに、笠木交換の際には、

下地木材も笠木も強固に固定する必要があります。

 

台風や強風で笠木が剥がれたり、

落下したりしますと、

お住まいの方々はもちろん、ご近隣の方々へも

危険が及ぶからです。

 

ここで、下地木材を躯体に対して

ビスで垂直に固定すること自体は、

問題ではないのです。

 

それでは、

脳天打ちの何がそんなに問題なのでしょうか?

 

笠木の脳天打ちをやってしまいますと、

経年劣化によりできた釘穴やビス穴の隙間から

雨水が入りこむ恐れがあるからなのです。

 

脳天打ちがされていても、

シーリング材でビス穴をしっかりと塞いでいるお住まいは、

すぐさま雨漏りに発展するということはありませんが、

それでも、経年劣化によりシーリング材が傷んできますと、

いずれ下地が腐食する可能性が大きいのです。

 

したがいまして、笠木の脳天打ちは

決してやってはいけない工法なのです。

 

 

 

以上、長くなりましたが、

付帯部の一部である<笠木>というのは、

奥深いものであるということを

ご理解頂けたのではないでしょうか?

 

 

そのような笠木も、

高圧洗浄・補修工事などの下地処理を

しっかりと行った後は、

いよいよ塗装作業に入っていきます。

 

笠木の塗装方法やプロセスは、

どういうものなのでしょうか?

 

(↑ S様邸・笠木の(下塗り後の)中塗り)

 

(↑ S様邸・笠木の上塗り)

 

 

①下地処理・素地調整

 

屋根や外壁の塗装と同じように、

まずは、下地処理として、

高圧洗浄やコーキング工事、養生などを行い、

さらに、サンドペーパーなどで

汚れや既存塗膜の不具合部分を取り除きます。

塗装面をきれいに整えて、

塗料(ペンキ)の定着を良くさせるためです。

 

 

②錆止め

 

笠木を固定している釘や鉄の部品がある場合は、

錆止めを塗ります。

 

鉄錆びを放置しておくと、

錆び部分がどんどん広がり、

せっかく塗った塗装部分も侵蝕されてしまうからです。

 

 

③下塗り

 

下地処理で整えた塗装面と

上塗り塗料との接着を良くするために、

シーラーなどの下塗り塗料を塗ります。

 

 

④上塗り2

 

上塗り用の塗料を2回塗ります(中塗り、上塗り)。

塗装は、下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りが基本です。

塗料の膜(塗膜)を厚くして、

建物を外部環境から保護するためです。

 

プロの塗装職人が行う塗装工事は、

1回塗って終わりの、

ただのペンキ塗りではございません。

 

お客様のお住まいが長持ちするように、

10年以上先のことを考えて塗装しています。

 

軒天や笠木などの付帯部の塗装は、

専門知識と技術、経験のあるプロの塗装職人が、

刷毛を使って、丁寧かつ繊細な技で塗っていく

必要があるところです。

 

 

外壁・屋根塗装の際に付帯部まで一緒に塗装することを

お考えの場合には、

深い専門知識と豊かな経験を持つプロの塗装職人に

依頼されるのが安心だと思われます。

 

お家周りのことで何かしらお悩みになられたり、

お困りになるようなことがございましたら、

地元密着型の塗装専門店にご相談されると

良いでしょう。

 

 

 

以上、今回の現場日誌では、

千葉市若葉区千城台南・S様邸(第6回)における

<付帯部塗装(その4)~笠木の塗装~>

の様子をお伝えしました。

 

 

屋根・外壁塗装に興味のある方は、

次回の記事もぜひ楽しみにしていて下さい。

 

千葉市若葉区の外壁・屋根塗装専門店【株式会社雅】は、

お客様が今のお住まいに安心して長く住み続けられるように、

丁寧なヒアリングや綿密な現地調査に始まり、

着工後には、高圧洗浄やコーキング工事といった下地処理の段階から

プロの塗装職人による丁寧で繊細な外壁・屋根塗装工事を行って参ります。

 

また、足場組立て前のご近隣へのご挨拶回りも、

お客様任せにせず、雅の女性スタッフが幅広く丁寧に行って参ります。

 

 

「丁寧な説明から始まって、

職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。

雅さんに頼んで本当に良かった。」

 

「これでまた安心して長く住み続けられます。」

 

「外壁・屋根塗装だけでなく、

キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」

 

「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」

 

と言って頂けるように、

 

 

株式会社雅は、

「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」

 

 

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