2021.12.01 現場日誌屋根・外壁ブログ
<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第9回)
~塗装工事完工後 before / after~
【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】
今回の現場日誌は、
「千葉市若葉区千城台南・S様邸(第9回)
~塗装工事完工後 before / after~」
をお伝えします。
千葉市若葉区千城台南・S様邸については、
今回の記事で最終回になります。
まず、前回の記事を振り返りますと、
塗装工事のまさに本番といえる
<屋根塗装・外壁塗装>
についてお伝えしました。
(↑外壁の下塗り)
屋根・外壁塗装では、
しっかりとした下地処理
(高圧洗浄→コーキング工事→全体養生)を行うところから
「塗装」が始まっており、
3回塗りが基本になるということでしたね。
塗料の機能を十分に発揮させて、
お客様に長く安心してお住まい頂けるようにするためには、
下地処理の段階から丁寧で繊細な職人仕事が必要だからです。
さて、今回の現場日誌では、
<塗装工事完工後>
についてお伝えして参ります。
プロの塗装職人が丹精を込めて
塗装させて頂いた各部位をご覧ください。
まずは、外壁と付帯部です。
↑上の写真のように外壁に管のような付帯部分が
ついている場合には、
全体的に違和感なく塗り上げるために、
細かく繊細な配慮が必要になります。
↑外壁に取り付けられたライトの部分とその周囲も
綺麗に仕上がっていますね。
外壁に塗る塗料が飛び散って付帯部につかないように、
しっかりとした養生を行ってから塗装をします。
↑足場解体直前の外壁部分です。
窓枠の周りも均一な塗装がなされております。
外壁の場合には、東西南北のそれぞれの面で、
日当たりが異なりますから、
それに応じて経年劣化による傷み具合も異なります。
したがって、株式会社雅では、
「10年後を見据えた塗装サービス」を実現するために、
南面などの傷みが早い外壁や付帯部の部分には、
長期間の厳しい外部環境にもお住まいが持ちこたえられるような
手厚い塗装を施すことが多いです。
↑お客様の色のお好みもあり、
上品な印象に仕上がっております。
色のコントラストが良くマッチしていますね。
お色選びは、
もちろんお客様のお好みを最大限反映させて頂きます。
一度塗装しますと、10年以上先まで同じ外観が続くわけですから、
やはり、お色決めは迷われるお客様も多いです。
しかし、株式会社雅は、
担当者がしっかりとサポートさせて頂きますので、
ご心配には及びません。
お気軽にご相談頂ければと思います。
↑こちらも、色のコントラストが良い意味で出ていて、
美しい印象です。
やはり、全体的な統一感がありますと、
お住まいは美しい見栄えになりますね。
全体的な統一感を出すためには、
ある程度までで結構ですので、
お客様の方でおおまかな全体イメージを
持っておいて頂けますと助かります。
塗装工事のプロセスがスムーズに進んでいくからです。
↑足場解体直前の外壁部分です。
先ほどの外壁部分とは別の面になります。
こうやって見ますと、
建物の外壁には
排気口や窓、電灯、電気関係の制御盤などなど、
色々と付帯物がついているのが
お分かり頂けるかと思います。
こういう場合には、
付帯物に塗料が飛散してつかないように、
しっかりとした養生を行って塗装する必要があります。
美しく仕上げるための塗装工事というものは、
全体養生を含んだ、
しっかりとした下地処理から始まっていることが
よく分かりますね。
↑軒天部分です。
普段目立たない部分であり、
しかも、ここの場合は狭い空間ですが、
なんとか頑張って塗装します(笑)。
身体が入らない極小空間の塗装では、
長い棒の先にローラーや刷毛(はけ)を括り付けて
塗る箇所の予測をつけながら塗っていく場合もあります。
塗った後に目視できるところまで移動して確認します。
塗りムラが出ないように注意しながら、
しっかりと塗れていないところを再度塗っていきます。
やはり、塗るのが困難な部位であったとしても、
いい加減な塗装作業をして
お客様をがっかりさせたくありませんので、
株式会社雅のプロの塗装職人たちは、
「塗れない」を「塗れる」に変えます!
(それでも、どうしても
時と場合によることもありますが(苦笑))。
↑屋根と付帯部である雨樋の完工後です。
この写真ではほとんど見えないとは思いますが、
縁切りのためのタスペーサーが屋根材の適所ごとに
挿し込まれています。
また、屋根に挿し込まれている
タスペーサーとは別の大きなものは、
雪止めです。
文字通り、積雪が屋根から落下して
人に被害が出ないようにするために、
屋根に積もった雪の塊をある程度まで
止めておくものです。
塗装の際には、
この雪止めも一緒に塗ってしまいます。
建物というのは、
そこに住まわれている方を守るために、
色々な機能を持った設備が
取り付けられているものなんですね。
↑外壁とともに、付帯部である竪樋と軒天の塗装後です。
まず、竪樋(縦樋 たてどい)とは、
雨水の排水路としての
地面から縦(垂直)に設置されている樋のことです。
そもそも雨樋は、
主に軒樋(のきどい)・集水器・竪樋というパーツを組み合わせて作られています。
もし竪樋がなく、
地面とほぼ水平になっている樋である軒樋と
集水器だけがある場合、
軒樋(横樋)で集められた雨水が集水器に集められ、
竪樋がないために、
そのまま地面へ滝のように流れることになります。
そうしますと、水圧で地面がエグれてしまい、
ひいては穴を開けてしまいます。
「雨だれ石を穿つ」と昔から言われておりますように、
この状態が数年続きますと、
建物の土台を支えている地盤が傷つき、
後に大きな悪影響を与える恐れがあります。
そのため、竪樋は雨樋の仕組みの中でも
雨水の排水経路を整えて建物の地盤を守る
という重要な役割を担っているものなのです。
したがって、軒樋や竪樋が経年劣化している場合には、
外壁・屋根塗装の際に一緒に交換工事をすることが多いです。
次に、軒天(のきてん)とは、
付帯部と呼ばれる建物の付属物に当たるものです。
外から住宅を見上げた際に
外壁から外側に突き出している屋根部分の裏のことでしたね。
そして、軒天材としてよく使用されているのが、
小さな穴がたくさんあいている「有孔ボード」です。(↑写真)
S様邸の軒天の一部にも有孔ボードが使われていますね。
では、有孔ボードの小さな穴には
どんな役割があるのでしょうか?
有孔ボードの小さな穴には
屋根内部の通気を良くする役割があります。
内部の湿気・カビを防ぎ、
屋根全体を長持ちさせるためです。
ちなみにお値段の方ですが、
有孔タイプではない軒天材に比べ、
有孔タイプの軒天材の方が高くなります。
小さな穴を開けるのに手間がかかっているからですね。
その他にも、「軒裏換気口」を設置することで、
屋根内部にこもった湿気を逃し、
通気性を良くするという方法もあります。
ともあれ、竪樋や軒天などの付帯部の塗装は、
同じ足場を使って一緒に塗装してしまう方が
効率が良く、時間・手間・費用を節約できるため、
屋根や外壁の塗装と
一緒に行うことが多いです。
付帯部の塗装作業を行うタイミングとしましては、
屋根・外壁の塗装とセットで行う場合には、
塗装する部位や塗料の性質などにより、
屋根・外壁塗装の<前>か<後>に行います。
そして、付帯部といった、
専門的な技術力と経験が必要になる細かい部分の塗装は、
熟練の塗装職人が刷毛で丁寧かつ繊細に塗っていきます。
(もっとも、最近では小さなローラーが普及してきたので、
従来は刷毛で塗っていた付帯部の塗装も、
塗装会社によっては、
小型ローラーで塗る現場が多くなってきています。)
↑飾り帯と屋根の塗装後です。
「飾り帯(かざりおび)」とは、
飾り帯・見切り板などと呼ばれ、
建物の外見をよくするための飾りの部分のことです。
飾り帯は、見た目がとてもお洒落で良いのですが、
やはり、経年劣化はしますので、
いずれはメンテナンスが必要になります。
特に、飾り帯の上の部分の経年劣化に
注意が必要でしたね。
飾り帯の上の部分は、窓の廻りなどと同じように、
雨水の浸入を防ぐための
コーキング(シーリング)が施してあります。
しかし、コーキング剤は、経年劣化により、
いずれは性能が落ちたり、
剥がれたり、切れたりしてしまいます。
そうしますと、その部分から、
雨水が浸入し、下地材の腐食につながってしまうからですね。
↑屋根の塗装後です。
ご覧ください! この急勾配な屋根を(笑)!!
職人の安全を守り、そして、
塗装作業の効率と仕上がりを良くするために、
しっかりとした足場を組んでから塗装工事を行っております。
しかし、しっかりした足場を組んでいても、
高所の作業は危険ですし、
急勾配な屋根での作業はなおさらになります。
また、地上では無風状態でも、
屋根の上では風速5~7mある場合もよくありますので、
風に飛ばされないように、
そして、足を滑らさないように、
かなり注意しながらの作業になります。
正直申しまして、
DIYで屋根や外壁の塗装工事をされるのは
あまりお勧めしません。
塗りムラが出てしまいがちになるのと、
何よりも危険だからです。
株式会社雅のようなプロの塗装職人会社に
お気軽にご依頼頂ければと思います。
↑別角度からの屋根の塗装後です。
やはり、お日様が当たると、
塗装後の屋根は美しいですね。
建物の中でも一番厳しい外部環境に曝され続けている
部位でありながら、
普段なかなか直に様子を目にすることがない屋根ですけれども、
お住まいになられている方々の生活を守るために、
厳しい日光や風雪に耐え忍んでくれています。
長く安心してお住まいになられるためにも、
時折、屋根のことも気にかけてあげてくださると
ありがたいです。
↑バルコニー部分の外壁の塗装後です。
バルコニーの外壁は、
建物全体を外から見た時に
比較的大きな面積を占めておりますし、
外側に張り出しているため、
目立つ部位になります。
建物の外観を左右するものであるため、
バルコニー部分の外壁も
しっかりと塗装させて頂きます。
ちなみに、バルコニーとベランダ、
そしてテラスの違いってご存知でしょうか?
バルコニーというのは、
建物の外面に張り出した屋根の無い平らなスペースで、
2階以上にあるものをいいます。
他方、ベランダとは、建物から張り出した縁で、
庇のあるものをいいます。
最後に、テラスというのは、
建物から床と同じ高さの庭や街路に向けて張り出した部分で、
リビングやダイニングと連携するように設けられた、
主に屋根のないもののことです。
ちょっとした豆知識でした(笑)。
↑足場解体直前の外壁の塗装後です。
しっかりとした足場を組んでの塗装工事とはいえ、
写真でご覧いただくよりも実際は狭い空間での作業になり、
安全性と効率性の両方が求められます。
また、作業道具などをぶつけて建物を傷つけてしまわないよう、
細心の注意を払いながら塗装作業に取り組んでおります。
↑飾り帯のお色と外壁のお色との
コントラストが美しいですね。
施主様であるS様のセンスの良さが光ります。
↑エアコンのドレンホースです。
ドレンホースは、室外の厳しい環境(日光、雨、風雪)に
曝され続けている部位のため、
経年劣化が激しいです。
そのため、外壁塗装の際には、
他の付帯部の補修工事と一緒に
しっかりと補修しておきます。
↑リボール式防水によって蘇ったバルコニーの床面です。
バルコニーは、
前述のように、庇によって守られていないため、
日光や雨、風雪といった厳しい外部環境に
曝され続けている部位になります。
そのため、意外にも経年劣化が進みがちです。
そして、経年劣化により、
バルコニーの防水性が低下してしまいますと、
雨漏りの原因になってしまいます。
そう!
雨漏りって、屋根からのものと思われがちですが、
バルコニーやベランダ、そして、外壁からも
発生することがあるのでしたね。
そのため、
<屋根とバルコニー・ベランダの防水工事は、
妥協してはいけない!>
という鉄則がありました。
したがって、外壁・屋根塗装の際に、
バルコニーの床面も一緒に防水性を復活させておくのが
よいでしょう。
↑飾り帯の別角度からの塗装後の様子です。
足場が完全に解体されたら、
美しく復活したお住まいがその全貌を現すことでしょう。
↑この写真からも、足場の上というのは、
塗装作業のための空間が狭いことが
お分かり頂けるのではないかと思います。
↑鼻隠しも美しく仕上げることができました。
付帯部と言いますと、
確かに建物の付属物という位置づけですが、
ここをしっかりと塗装しておかないと、
かえって目立ってしまい、
建物全体の美観を損ねてしまうことになります。
ですから、全体的な美観を調和させるためにも、
付帯物の塗装作業は、
熟練の職人が専門的な知識・技術・経験をもって
しっかりと塗装させて頂いております。
なお、実は、こちらのS様邸では、
塗装工事と一緒にこんな工事も承っておりました!
株式会社雅は、玄関ドアカバー工事(↓)もご提供できます!
ただの塗装屋ではございません(笑)。
大工職人がいる塗装屋なのです!!
施工前の玄関ドアも、
品のある印象のもので良かったのですが(↓)、
S様からのご要望により、
屋根・外壁塗装工事を機に、
玄関ドアもリニューアルされることになりました。
その施工後がこちらです(↓)!
以前のものとはまた違った、
雰囲気のあるドアに仕上がりましたね。
株式会社雅は、
塗装業をそもそものアイデンティティとして、
プロの塗装職人である社長・曽我部慎吾が
たった一人で起こした塗装会社です。
地道に地域の皆様のご期待に添えるように
「お住まいを守る」ための塗装職人仕事をさせて頂くうちに、
少しずつ支持して下さる方が増えてきました。
また、塗装工事以外のお住まいについての
お悩みを相談して下さる方も増えてきましたので、
株式会社雅は今や
社長・曽我部が見込んだ大工職人、水回り・内装工事職人、
ハウスクリーニング職人を正社員として、
そして、大切な仲間として抱えるまでになってきました。
それもこれも、地域の皆様が応援して下さるお陰です。
また、「塗装サービスを核として、
地域の皆様のお住まいについてのお悩みを
出来る限り株式会社雅が解決して差し上げたい!」
という、社長・曽我部の熱い想いが
多くの職人仲間を集めてきたからでもあります。
これからも、地域の皆様が長く安心して
今のお住まいで生活を続けて頂けるように、
塗装工事を核として
様々なご要望にお応えして参りたいと思います。
以上、S様邸の塗装工事を振り返りながら、
塗装後の様子をご説明してきました。
そして、いよいよ、
より美しい姿に復活したS様邸がその全貌を現します。
↓S様邸・before(施工前の全景1)
↓S様邸・after(施工後の全景1)
↓S様邸・before(施工前の全景2)
↓S様邸・after(施工後の全景2)
見違えるような外観に仕上がりました。
それもこれもS様が
株式会社雅の丁寧で繊細な職人仕事のポリシーを
よくご理解下さり、ご協力して頂けたからだと思います。
せっかく株式会社雅に期待してご依頼頂けたのですから、
私たちは全力でそのご期待にお応えしたい。
そんな想いで、塗装サービスをご提供させて頂きました。
お世話になりましたS様には
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
より美しく復活したお住まいで、
S様ご家族がまた新たな、
温かく幸せなご家族の歴史を紡いでゆかれることを
心より祈念しております。
以上、今回の現場日誌では、
千葉市若葉区千城台南・S様邸(第9回)における
<塗装工事完工後 before / after>
の様子をお伝えしました。
S様邸の現場日誌は、今回が最終回になります。
ここまでお付き合い頂いた読者の皆様、
本当にありがとうございました。
屋根・外壁塗装に興味のある方は、
次回の記事もぜひ楽しみにしていて下さい。
株式会社雅は、
「<愛・信頼・絆>
誠実な思考と確かな技術で地域社会に貢献する」
ことを経営理念として掲げております。
この経営理念の下、
<地域密着100年企業>を目指し、
塗装サービスを通して
地域の皆様から長期的な信頼を寄せて頂くことを
経営目標としております。
<30年後も愛される塗装会社>であるために、
地域の皆様へ提供する価値を塗装工事ではなく、
「塗装サービス」ととらえ直し、
ただ染める塗装ではなく、
「家を守る塗装」を常に意識しております。
プロの塗装職人としてのプライドを胸に刻み、
地域の皆様に<お住まいへの安心感>を持って頂けるように
精進して参ります。
また、塗装とは工事が始まってからがスタートではございません。
工事が終わってからが本当の塗装のスタートだと考えております。
塗装工事はその先10年以上のお付き合いが必要になるものだからです。
そういう意味で、塗装工事が終わってからが本当の塗装のスタートという
ポリシーを大切にして参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
お問い合わせはこちら↓
https://tosou-miyabi.com/contact/
【公式HP】
https://www.tosou-miyabi.com/
【各種SNS】
▶︎Twitter
https://twitter.com/miyabi_tosou818
▶︎YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCOxsucbuh1VEdVyWrHeeong
▶︎Instagram
https://www.instagram.com/miyabi_toso…