外壁塗装と一緒に行いたい工事(part5)-屋根塗装④【千葉市若葉区の外壁屋根塗装・株式会社雅】|千葉で外壁塗装なら【株式会社雅】屋根塗装、防水工事、雨漏り修理他

トピックス 外壁塗装と一緒に行いたい工事(part5)-屋根塗装④【千葉市若葉区の外壁屋根塗装・株式会社雅】

2021.10.16 屋根・外壁ブログ

外壁塗装と一緒に行いたい工事(part5)-屋根塗装④

【千葉市若葉区外壁塗装・株式会社雅】

 

 

 

前回の記事では、

「外壁塗装と一緒に行いたい工事(part4

-屋根塗装③」

として、

スレート屋根の塗装やカバー工法、

そして、屋根塗装の流れなどについて

ご説明しました。

 

 

 

今回の記事でも、

「外壁塗装と一緒に行いたい工事(part5

-屋根塗装④」

として、

主に、スレートとスレートの隙間の続きを

良くするための作業である「縁切り」について

ご説明して参りたいと思います。

 

それではいってみましょう!

 

 

 

塗装工事はただのペンキ塗りではありません。

塗料の機能を発揮させるためには、

適切かつ入念な下地処理を行う必要があります。

 

下地処理を適切に行って塗装するからこそ、

今のお住まいに長く安心して暮らしていける

ようになるわけです。

 

屋根塗装前の必要な下地処理の一環として、

まずは、雨漏りしている箇所や雨漏りしそうな箇所を

補修工事して直しておきます。

さらに入念な下地処理をしましたら、

いよいよ塗装作業を始めます。

 

基本的な手順は、外壁の塗装工事と同様に、

まずは下塗りしてしっかりと乾燥させます。

次に中塗り、上塗りをしていきます。

塗装は3回塗りが基本だからです。

 

もちろん、3回塗りが基本とはいえ、

お住まいの外部環境によって

傷みが激しくなりそうな箇所については、

3回以上塗ることもあります。

ペンキを通常よりも多く塗り重ねて、

塗膜を厚くすることで、

傷みやすい箇所を保護するわけです。

 

 

ただし、屋根塗装が外壁と1つ違うのは

下塗りと中塗りの間で「縁切り」作業が入ることです。

「縁切り」とは、

スレートとスレートの隙間の続きを良くするための作業

のことを言います。

 

そもそも屋根材というのは、

スレートの屋根材の場合、

スレートとスレートが11枚重なり合って、

それが全体として1つの屋根になっています。

 

和瓦の屋根材の場合も同様に、

和瓦と和瓦が1枚1枚重なり合っています。

 

このスレートどうしや和瓦どうしの

重なりの部分には隙間があり、

この隙間があることで

屋根の内部に侵入した雨水が排水できるようになっています。

 

しかし、この隙間を気にすることなく

屋根の塗装をしてしまいますと、

雨水が正しく排水されなくなり、

屋根の内部に水が溜まってしまいます。

 

そうすると、この水が雨漏りの原因になり、

ひいては躯体の腐食やシロアリの発生につながることに

なってしまうのです。

 

そのため、屋根材を塗装するときには、

塗料の厚みで隙間が埋まってしまわないように、

タスペーサーという道具を使って、

必ず、丁寧に縁切りをしなければなりません。

 

縁切りをすることで、

屋根の内部に侵入した雨水が

スムーズに排水できるようになるからです。

 

 

 

このように大切な工程であるにもかかわらず、

中には、経験や知識不足から

縁切りの重要性を理解していない職人が

中にはいるということと、

手抜きしやすい作業であるということ、

などの問題があります。

 

そのため、

せっかく屋根の塗装工事をしたのに

工事後に新たな雨漏りが発生することがあるのです。

 

 

縁切りは、知識・技術・経験が必要な作業になります。

 

スレート屋根は基本的には縁切りをしますが、

屋根材によって縁切りしやすいものと

しにくいものがありますし、

塗料によって縁切りの方法も変わります。

 

そうであるのに、

縁切りのやり方がわからない、

親方から言われたからなんとなくやっている、

縁切りと雨漏りの関連性がわからない、

そもそも縁切りがどういうものかわかってない、

という職人も、中にはいたりします。

 

適正に縁切りするためには専門性が必要なのです。

 

ですから、専門性の高い職人に依頼しましょう。

 

 

 

また、別の問題点としましては、

縁切りは手抜きされやすい工程であることも

あります。

 

そもそも、職人が縁切りの必要性を分かっていなければ

手抜きしている意識すらないですし、

また、適切な縁切りをしていくのは、

地味で手間がかかる作業だからです。

 

さらには、縁切りの手抜き工事をした場合、

実際に影響が出るのは完工の数年後からですし、

施主様が自ら屋根に登ってチェックすることは

ほとんどありませんので、

手抜きをする職人の気持ちとしては、

「どうせばれないだろう。」という心理に

なりやすいのです。

 

 

大切なことですので、

繰り返しをいとわずお伝えしますと、

縁切りが正しく行われないと、屋根の内部に雨水が溜まり、

また、通気も悪くなって湿気も溜まりやすいので、

結露が発生します。

そのため、新たな雨漏りが発生してしまいます。

不適切な工事によって、

かえって家の寿命を短くしてしまうのです。

 

 

普段、ご自分で直接目にしにくい屋根というものは、

状態を見極めたり、対策プランを立てたりするのに

専門的な知識や技術、経験が必要な部分になりますので、

職人経験のある担当者にご相談されるのが良いでしょう。

 

また、信頼できる塗装会社なのかどうかについては、

過去のブログ記事

「安心できる塗装業者選びのポイントとは?」

の中でご説明しておりますので、

ご興味のある方は、

そちらの記事も合わせてご覧下さい。

 

 

 

以上、ここまで屋根塗装について、

深掘りしてご説明して参りました。

屋根塗装の奥深さや、

知っておいて頂くと役に立つ知識などについて

ご理解頂けたのではないかと思います。

 

せっかく外壁塗装をすることを

お考えになられているのでしたら、

合わせて、

外壁以上に大切な屋根の塗装についても

検討してみて頂くことをお勧め致します。

 

 

 

千葉市若葉区の外壁・屋根塗装専門店【株式会社雅】は、

お客様が今のお住まいに安心して長く住み続けられるように、

丁寧なヒアリングや綿密な現地調査に始まり、

着工後には、高圧洗浄やコーキング工事といった下地処理の段階から

プロの塗装職人による丁寧で繊細な外壁・屋根塗装工事を行って参ります。

 

また、足場組立て前のご近隣へのご挨拶回りも、

お客様任せにせず、雅の女性スタッフが幅広く丁寧に行って参ります。

 

「丁寧な説明から始まって、

職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。

雅さんに頼んで本当に良かった。」

 

「これでまた安心して長く住み続けられます。」

 

「外壁・屋根塗装だけでなく、

キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」

 

「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」

 

と言って頂けるように、

 

 

株式会社雅は、

「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」

 

広報担当の今泉でした。

 

 

 

お問い合わせはこちら↓

https://tosou-miyabi.com/contact/

 

 

 

 

 

 

<参考文献>
(1)外壁塗装の苦情・トラブルの種類や件数の推移が分かる統計資料
 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターwebサイト

  「住まいるダイヤル」 

  https://www.chord.or.jp/

 

 ②「大規模修繕工事新聞」webサイト

  https://daikibo.jp.net/archives/11910

 

 

(2) 久保信也著「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」

  (幻冬舎、2021年)

 

 

(3)池田聡著「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」

  (クロスメディア・パブリッシング、2021年)

 

 

 

 

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