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トピックス モルタル外壁のよくあるトラブルと修繕方法

2021.03.31 ブログ

モルタル外壁のよくあるトラブルと修繕方法

モルタル外壁はサイディングが普及する前の主流な外壁材でした。
モルタルはセメントと砂に水を混ぜた素材の外壁材で、漆喰や土壁など自然な風合いを出せる塗壁です。現在では新しく施工することが少なくなってしまったモルタル外壁ですが、住宅に多く採用されていたためリフォームではよく手がけることが多い外壁材になります。ここではモルタル外壁のよくあるトラブルや修繕方法をご紹介していきます。

モルタル外壁のよくあるトラブル

モルタル外壁のトラブルで最も多いケースは以下の4つです。

  • 1.クラック(ひび割れ)
  • 2.モルタルの剥落と浮き
  • 3.エフロレッセンス(白樺現象)
  • 4.塗装の劣化・カビや苔の発生

①クラック(ひび割れ)

クラックとは外壁のひび割れのことで、クラックの程度により損傷の深刻度が違います。0.3mm未満のクラックはヘアークラックと呼ばれていて、名前の通り髪の毛の細さ程度のひび割れになります。0.3mm未満のクラックは軽微な損傷と見られているため、構造的にはそこまで問題はありませんが、水が入ってくるため状態が徐々に悪くなっていく恐れがあります。

0.3mm以上のクラックは構造クラックと呼ばれ、構造部に影響を及ぼす深いひび割れと見られています。クラックから水が侵入し、防水シートまで到達してしまうと防水シートや下地のラス網の腐食を起こす恐れがあります。また、モルタル自体の強度も低下するため、耐震性が落ちる懸念もあります。

◎クラックの修繕方法

モルタル外壁のクラックは前述したひび割れの程度によって補修方法が異なりますが、どちらも水が入ってくる状態であるため補修は必要です。

0.3mm未満のクラックは比較的軽微な損傷なため、クラックのところにシーリングを充填して補修を行います。また、シーリングを使うほどのクラックではない場合は下塗りのフィラーを塗ればクラックの跡は目立たなくなります。

0.3mm以上の構造クラックの場合は、クラックしている箇所をUカットまたはVカットしてから補修を行います。外壁を一部削り取り、その部分を清掃後、シーリングを充填します。また、このままだと補修跡が目立ってしまうため既存外壁の模様に合わせてパターン付けし、再塗装を行います。構造クラックは外壁の一部を削り取るため塗装が必要になりますから、補修を行う際は外壁塗装も一緒にご検討することをおすすめします。

②モルタルの剥落・浮き

壁内の水の侵入はモルタルの強度の低下だけでなく付着力も低下するため、モルタルの剥落や浮きの症状があらわれてくる可能性があります。
モルタルの剥落や浮きは耐震性の低下、雨漏り、構造体の腐食が懸念され、水を含んだ状態のままだとシロアリ被害にもあいやすいです。雨漏りや構造体の腐食、シロアリの被害は修繕する規模も大きくなりやすいため、このような状態になる前にメンテナンスをすることが大切です。

◎モルタルの剥落・浮きの修繕方法

モルタル外壁の剥落または浮きの症状があるか確認するには打診棒という道具を使い外壁を叩いて調査します。モルタルに浮きがあると、外壁を叩いた時に音が振動したり、鈍い音がしたりします。
この調査はモルタル外壁の他にタイル外壁にも行え、不具合があるか見た目ではわからなくても、打診棒で叩いた時の反響で浮きや剥がれなどを判断することができます。
調査によりモルタルの浮き、または剥離の疑いがある箇所を確認したら、そこのところにチョークなどを用いてマーキングします。修繕方法は外壁下地にピンを打ち込みエポキシ樹脂を注入するアンカーピンニング工法があります。
また、損傷のあるモルタル外壁を部分的に解体して、再度防水シートやラス網を張り、モルタルを塗って塗装で仕上げることもでき、どちらの方法で行うかは予算や規模、現場状況によって異なるため、専門業者の判断が必要となります。

③エフロレッセンス(白樺現象)

エフロレッセンスとは白樺現象とも呼ばれており、外壁表面に白い結晶状の物質が付着して白い跡が残る現象のことです。
エフロレッセンスは、浸み込んだ水によりモルタルの水酸化カルシウムが溶けて表面に滲み出し、空気中の炭酸ガスと結合して炭酸カルシウムとなって表面に浮き出ます。白い跡が建物に残りますので美観性が低下し、水が侵入し耐久性が損なわれてしまう恐れがあるためです。
このような症状を確認したら専門家に相談し、状況によっては補修する必要があります。

◎エフロレッセンスの修繕方法

エフロレッセンスの修繕は、まず水の侵入口をふさぐことが重要です。
損傷の程度によりますが、前述したクラックの修繕方法またはアンカーピンニング工法など損傷状態に適した方法を採用して直していきます。外壁に付着した白い跡は洗浄することで洗い流せますので、外壁塗装工事の際に高圧洗浄で落としてもらうことをおすすめします。

④塗装の劣化・カビや苔の発生

モルタル外壁は仕上げとして塗装が施されています。
塗装に使用される塗料の種類によって耐用年数は異なりますが、塗料は太陽の紫外線などが原因して経年劣化を起こしますので、定期的に塗装が必要です。塗装の劣化は外壁表面に白い粉となって現れてくるチョーキング現象や苔、カビなどが発生します。モルタル自体は防水性がなく水を吸う性質があるため、塗装をして保護する必要があります。

◎塗装の劣化や苔・カビ・汚れの修繕方法

モルタル外壁で一番行われる修繕が塗装工事です。塗装は年数により劣化を起こしますので、定期的に塗装を行いましょう。塗装されている塗料によって耐用年数は異なりますが、目安は10年ほどです。塗料はいろいろな機能を有しており、防カビや防藻、汚れを浮かせ洗い流すセルフクリーニング機能(親水機能)などがあります。また、塗料にはアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などがあり、塗料の劣化因子(ラジカル)を防ぐラジカル制御塗料と、種類もたくさんあって耐用年数や費用も異なります。塗装工事を行う際は塗料の選定も重要となってきますので、塗装をご検討されている方は塗装業者に相談してアドバイスをもらうことをおすすめします

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