2022.06.07 現場日誌屋根・外壁ブログ
こんにちは。雅の多能工の田嶋です。
今回はリビング廊下の床張りをやってきました。
工事のきっかっけとしましては 床の沈み込みが気になってきたとの事でした。
既存の床材が根太貼り工法と言い 「根太」と呼ばれる木材の上に直接床材を 貼っているため、どうしても年月が経つと 根太の間の床材が弱くなってきてしまいます。
この様に集成材の層がばらけて強度が保てなくなります。
下地とされている根太の部分が弱くなっているわけでなく 表面の床材だけが痛んでいるケースが多くみられます。
なので今回は既存の根太はそのまま生かし 捨て貼り工法と言い根太の上に下地合板を敷き詰めその上に床材を貼っていく工法にしました。
床全体の強度が取れる他、床下からの冷気を遮断してくれるので 断熱効果も高まります。
(最近の木造住宅では一般的な工法) ちなみに、廊下など敷居の段差なども解消でき バリアフリーになったりすることもあります。
キレイ!強い!安心!で、まさに一石三鳥!
この後、新しく床を貼っていきます。 その様子はまた別の記事で上げていきたいと思います。