2022.07.24 屋根・外壁ブログ
軒天や天井に「シミ」はありませんか?
普段あまり使っていない部屋や、見上げることのない部分の軒天に、気づいたらシミができていたということがあります。そして、その原因は『雨漏り』であることも・・・!
雨漏りが起きている場合、クロスや柱などの木材が腐ってしまう恐れがあるので、シミに気づいたら点検・修理が必要です。
目次
軒天や天井のシミの原因は
雨漏り?
軒天や天井のシミの原因として考えられるのは下記の5つです。
①雨漏り ②雨どいの破損・詰まり ③結露や漏水 |
自分で確認できる部分もあるので、雨漏りが原因なのか、それ以外のことが原因となっているのかチェックしてみましょう。
軒天や天井のシミの原因
①雨漏り
軒天や天井にシミをつくっている原因は雨漏りであることが多いです。その場合、下記のような箇所の劣化や破損が関わっていることがあります。
・屋根(屋根材・棟板金・防水紙など) ・ベランダやバルコニーの防水層 ・外壁(外壁材・シーリング) |
箇所別に詳しい原因についてお伝えしていきます。
屋根(屋根材・棟板金・防水紙など)
屋根は建物の中で1番雨を受け止めている場所なので、劣化している部分があると、そこから雨水が侵入してしまう恐れがあります。主な劣化症状は下記の通りです。
・屋根材の割れや浮き ・棟板金の浮き ・漆喰の崩れ ・防水紙の破れ ・屋根塗料の色褪せ |
鉄壁の守りとして、屋根の下地材には「防水紙(防水シート)」が施工されていますが、ずっと防水紙が雨水から建物を守ってくれるわけではありません。下地材の劣化などによって防水紙自体も劣化してしまうこともあるので、長期間防水紙のみに頼ってしまうのは危険です。
屋根からの雨漏りの原因となっている箇所を修理し、再発を防止しましょう!
ベランダやバルコニーの防水層
雨漏りはベランダやバルコニーの防水層の劣化が原因となっていることもあります。ベランダやバルコニーの床に下記のような症状があるのなら、そこから雨漏りが起きているかもしれません。
・割れ ・剥がれ ・破損 |
防水層の補修や再工事が必要となるので、専門業者に工事を依頼しましょう。千葉市・千葉市近辺であれば当店で対応が可能です。是非一度ご相談ください!
また、排水口が落ち葉などで詰まっている場合は、雨水が床にたまり、劣化箇所から雨水が侵入しやすくなってしまいます。落ち葉は掃除をして取り除き、少しでも排水機能を回復させましょう。
外壁(外壁材・シーリング)
外壁材の割れやシーリングの割れ・剥がれが雨漏りの原因となっていることがあります。
屋根と同様に、外壁の下地材にも防水紙(防水シート)が施工されているため、外壁材やシーリングに割れがあるからといって、すぐに雨漏りが起きるわけではありません。しかし、防水紙も劣化するものなので、雨漏りが起きてしまう可能性はあります。
原因となっている箇所の劣化状況に応じて、外壁工事を行い、雨漏りを改善しましょう。
修理方法 |
|
外壁材に割れがある |
・広範囲で割れがある場合→外壁の張り替え工事 ・割れの範囲が一部〜数カ所→割れている箇所をシーリングで補修 |
シーリングに割れ・剥がれがある |
シーリングの打ち直し |
軒天や天井のシミの原因
②雨どいの破損・詰まり
軒天のシミの原因は、雨漏りの他に「雨どいの破損・詰まり」があります。
・雨の日に雨どいから雨水が漏れている ・落ち葉がたくさん詰まっている ・変な箇所から雨水が漏れている |
目視でこのような状態が確認できたら、雨どいの破損や詰まりが原因で、正常に雨水が排水されず、軒を伝い、軒天に流れているのかもしれません。
軒天のシミの他、外壁や基礎への泥はねなどのトラブルが起きることもあるので、問題がある雨どいは交換・補修を行いましょう。
軒天や天井のシミの原因
③結露や漏水
天井のシミは、雨漏り以外に「結露や漏水」が原因となっていることがあります。
対処方法 |
|
部屋の湿度が高い、窓に水滴がついている |
・湿度を下げる(除湿機を使う、加湿器の使用をやめる等) ・クロスなど仕上げ材にカビが生えている場合は、交換が必要 |
シミがある部分に配管が通っている |
・水道配管の図面があれば確認 ・建物の止水栓を全て止めた状態で水道メーターが回っていないか確認→漏水であればすぐに水道業者へ ・クロスなど仕上げ材にカビが生えている場合は、交換が必要 |
どちらの場合においても、根本的な原因を突き止め、修理を行った後は「クロスなどの仕上げ材の交換」が必要です。
カビが生え、胞子が飛んでアレルギーの原因となる恐れもあるので、あまり放置しない方が良いでしょう。
雨漏りが原因の場合は
どうすればいい?
もし、軒天や天井にあるシミの原因が雨漏りだった場合は、下記の2つを行う必要があります。
①住宅のプロに点検をしてもらう ②考えられる原因に対する修理 |
普段あまり行かない部屋や、玄関と反対方向の軒天部分などは定期的に状態を目視でチェックし、異常がないか確認しておくことが大切です。
軒天や天井のシミの原因が雨漏りだった場合
①住宅のプロに点検をしてもらう
雨漏りが原因であった場合は、まず「住宅のプロに点検をしてもらう」ことが必要です。
住宅の工事は複雑であり、雨漏りの影響がどこまで及んでいるかわかりません。住宅を知り尽くしたプロに確認してもらうことで、後々のトラブルを防ぐことができます。
軒天や天井のシミの原因が雨漏りだった場合
②考えられる原因に対する修理
住宅のプロに点検をしてもらった後は、原因となっている箇所の修理が必要です。また、原因となっている箇所の他に、仕上げ材が濡れてしまっているのなら、そちらの交換・補修作業も必要になります。
例えば、軒天であれば修理方法は3種類あり「張り替え・塗装・重ね張り」の中から、最適な方法を選びます。こちらは、点検や修理を行ってもらう住宅のプロが最適なものを提案してくれるので、ご安心ください。
雨漏り予防には
無料点検がおすすめです!
軒天や天井のシミの原因となる雨漏りを予防するには「経年劣化を早めに見つけること」が大切ですので、無料点検を活用しましょう!
当店では「屋根・外壁無料点検」を行っています。お客様が一目でわかる診断書の作成もいたしますので、無料ですが詳しく屋根や外壁の「今の状態」をチェックすることができます。
雨漏りが軒天や天井のシミとなったり、柱などの木材を腐敗させてしまったりする前に、人間と同様「健康診断」を定期的に行って、雨漏りによるトラブルを回避しましょう。
【千葉市】雨漏りが起きたら当店にお任せください!
今回は軒天や天井のシミと雨漏りの関係や雨漏りであった場合の対処法について詳しくお伝えしてきました。
全てのシミが雨漏りなのではなく、雨どいの破損や漏水が関係していることもあります。
【軒天や天井のシミの原因】 ①雨漏り ②雨どいの破損・詰まり ③結露や漏水 |
これらの原因を特定するには「住宅のプロによる点検と診断」が必要です。千葉市や千葉市のお近くにお住まいであれば、当店で対応することができます。是非お気軽にご相談ください。
また、お客様が加入している火災保険の内容によっては、火災保険を活用してお得に工事をすることができるかもしれません。こちらについても、当店で対応ができますので、お気軽にご相談ください。
-Ku-