トイレ・洗面所 リフォーム工事!
こんにちは!藤乗です☆彡
現在、雅大工の田嶋さんをヒットーに
花見川区にてまたまたすごーいリフォーム工事を
行っていたのでそちらの紹介を
させていただきます😍
【トイレ・洗面所 リフォーム工事】
⇓ 施工前 写真 ⇓
既存の便器やタイル、壁紙のクロスや床材を解体し、
壁の下地から新しいものへとリフォームです!
⇓ 床下給排水設備 取り回し工事中
( 大事な部分なので、田嶋大工も真剣な眼差し・・・ ( ゚ ゚) )
⇓ 壁面解体中
そして下地となる部分の施工をし、
壁紙のクロスと床材を丁寧に貼り・・・
⇓クロス、照明器具・ 分電盤交換
⇓便器、洗面台などを取付け中(キレイなお花柄(⋈◍>◡<◍)。✧♡)
⇓ CF(クッションフロア)貼り
⇓ 端部シール打ち(テープ貼)
⇓ TOTOネオレストハイブリットシリーズ手洗い器付
⇓ 洗面化粧台 TOTOサクア(キレイ除菌水)
扉や巾木を取付です\(◎o◎)/✨
⇓ 洗面化粧台横に棚を設置
とても素敵な洗面所へ変貌をとげました!!!!!!
今回は限られたスペースの中でのリフォーム工事でしたので
お客様と綿密に打合せし工事を進めました!
T様、工事期間中ご協力ありがとうございましたm(__)m
皆さんにも是非こちらの風景を見て頂きたく
今回記事に書かせて頂きました✨
リフォームをご検討されている方、
是非お気軽にご相談くださいませ(*´▽`*)👍
屋根塗装・外壁塗装の事
ご自宅のことでお困りの際は
是非❗️ 雅へお気軽にご相談ください❗️
✅ 話しを聞くだけでもOK👌🏻
✅ お見積もりだけでもOK👌🏻
まずは無料診断から❗️
お待ちしております🌟
[ウッドデッキの塗装 腐食部交換
こんにちは。雅の田嶋です。 今回はウッドデッキの部分交換・塗装工事に行ってきました。
まず、腐食の進んでしまった部分をチェックしていきます。
外した所に新しく入れていく材木に防腐処理を行っていきます。
今回は下塗りに木部専用塗料(防腐剤)使いました。 こちらの塗料は塗るというより染み込ませていきます。 表面でなく内側から守るようなイメージです。 特に切り口の小口と言われる部分。
こちらから腐食しはじめる為、言わば木材の弱点と なる箇所だったりします。のでより重点的に防腐剤を吸わせていきます。 そうして準備した材料を新たにはめ込んでいくと、
いい感じです♪
木工事としては以上で ここから先は塗装作業に移っていきます。
なにはともあれまずは下地処理。
仕上がりが隠れてしまう様なこの作業が 実は一番重要だったりします! ここでのこだわりが仕上げた時 または数年後の美観に影響が出てきます。
「塗装は塗るもんじゃねぇ、 守るもんなんだ」 雅 松川部長
と、熱い言葉を受け止め、心が震えたところで
まずは中塗りから。
松川部長の流れるようローラー捌き、目の行き届かないところまでしっかりと
中塗りは完了!こちらは下塗りとは逆に、 木材に水を染み込ませない為のものです。 中塗りの色は仕上げに使う色を考え キレイに仕上がる色をチョイスしています。 乾くまで時間をとってから 仕上げに上塗りを塗っていき
見違えるようになりました。作業した自分たちが きれいになったねー!なんて喜んでいたりします。 それ以上にお客様には喜んでいただける仕事を 雅ではこれからもやっていきますので
どんな相談事もぜひ雅にご依頼ください。 楽しみにして待っています。
【内装リフォーム】リビング廊下の床張りの様子をご紹介します
こんにちは。雅の多能工の田嶋です。
今回はリビング廊下の床張りをやってきました。
工事のきっかっけとしましては 床の沈み込みが気になってきたとの事でした。
既存の床材が根太貼り工法と言い 「根太」と呼ばれる木材の上に直接床材を 貼っているため、どうしても年月が経つと 根太の間の床材が弱くなってきてしまいます。
この様に集成材の層がばらけて強度が保てなくなります。
下地とされている根太の部分が弱くなっているわけでなく 表面の床材だけが痛んでいるケースが多くみられます。
なので今回は既存の根太はそのまま生かし 捨て貼り工法と言い根太の上に下地合板を敷き詰めその上に床材を貼っていく工法にしました。
床全体の強度が取れる他、床下からの冷気を遮断してくれるので 断熱効果も高まります。
(最近の木造住宅では一般的な工法) ちなみに、廊下など敷居の段差なども解消でき バリアフリーになったりすることもあります。
キレイ!強い!安心!で、まさに一石三鳥!
この後、新しく床を貼っていきます。 その様子はまた別の記事で上げていきたいと思います。
[バルコニーの手摺塗装]の様子をご紹介します
こんにちは 雅の多能工 田嶋です
今回はバルコニー手摺の塗装依頼でやってきました
だいぶ香ばしいことになってますね。。。
まずは削っちゃいますね。(ケレン三種) ※サビによる腐食。旧塗膜の劣化を取り除いていく作業
そして擦っちゃいますね。(目粗し) 塗料の密着性を高めるための作業
さぁキレイになりましたところで、
素肌に馴染ますように錆止めをしっかりと
その上に今回は黒できれいにメイクアップ♪
そして生まれ変わった。まさに自信作。 今回は下地処理にこだわりもって仕上げました。 ※それでも鉄部の塗装は別物で耐用年数は3~5年 塗り替えの目安としては5年といわれております。
<塗装現場日誌>千葉市中央区川戸町・K様邸(第4回)~コーキング(シーリング)工事~【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】
<塗装現場日誌>千葉市中央区川戸町・K様邸(第4回)
~コーキング(シーリング)工事~
【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】
前回の記事では、
塗装作業前の大切な下地処理の1つである<高圧洗浄>についてご紹介しました。
(↑ 別のお住まいの現場ですが、こちらが高圧洗浄機です。)
(↑ こちらも別のお住まいの現場ですが、高圧洗浄作業の様子です。)
塗装面の汚れを高圧力の水でキレイに洗い流して、
塗装に適した状態に整えるための作業でした。
汚れをそのままにした状態で塗装作業をしても、
塗料が塗装面に上手くなじまず、その機能を十分に発揮できません。
そのため、塗装作業前にお住まいを丸ごと洗い流すという、
<高圧洗浄>をする必要があるのです。
もっとも、大切な下地処理作業はこれだけではありません。
サイディング壁材(サイディングボード)の戸建て住宅の場合、
温度変化や地震などによって壁材どうしが動くことがあります。
そのため、壁材どうしが摩耗してしまわないように、
壁材どうしの間に緩衝材を入れる必要があります。
また、壁材と壁材の間には、
「目地(めじ)」あるいは「板間(ばんかん)」と呼ばれる隙間があります。
この隙間を埋めておかないと、
経年劣化によって雨水が浸み込み、
雨漏りの原因になってしまいます。
(雨漏りって、実は、屋根からだけでなく、外壁からのものもあるんですよ!)
さらには、モルタル外壁にひび割れ(クラック)がある場合には、
そこから雨漏りしないようにするため、
ひび割れ部分を埋める補修工事が必要になります。
そこで、目地や板間といった隙間を埋めるための充填材を施しておく必要があります。
この充填材のことを「コーキング(またはシーリング)」と言います。
そして、コーキングを打ち込んでいく工事を「コーキング工事」と言っています。
*モルタルのひび割れについては「スムースエポ」という充填材を注入します。↓
(モルタル壁のひび割れ(クラック)にスムースエポを注入しています。↑)
(スムースエポ注入後。↑)
ということで、第4回目の今回は、
塗装工事の大切な下地処理の1つである<コーキング(シーリング)工事>について、
<千葉市中央区川戸町・K様邸(第4回)>
の模様にからめながらご説明していきます。
(<塗装現場日誌>は、シリーズものの連載記事になります。)
これまでに連載しました塗装現場日誌はこちら↓
「<塗装現場日誌>千葉市中央区川戸町・K様邸(第1回)~玄関タイル補修工事~」
https://tosou-miyabi.com/topics/k-samas-residence-in-kawado-cho-chuo-ku-chiba-1st-entrance-tile-repair-work/
「<塗装現場日誌>千葉市中央区川戸町・K様邸(第2回)~ドレンホース補修工事~」
https://tosou-miyabi.com/topics/k-samas-residence-in-kawado-cho-chuo-ku-chiba-2nd-drain-hose-repair-work/
「<塗装現場日誌>千葉市中央区川戸町・K様邸(第3回)~高圧洗浄~」
https://tosou-miyabi.com/topics/k-samas-residence-in-kawado-cho-chuo-ku-chiba-3rd-high-pressure-cleaning/
「<現場日誌>千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第1回)~足場組立・高圧洗浄・コーキング~」
https://tosou-miyabi.com/topics/mitsuwadai-wakaba-ku-chiba-initial-s-samas-residence-1st/
「<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第1回)~竪樋一部交換工事・屋根・外壁・他部位の高圧洗浄~」
https://tosou-miyabi.com/topics/s-samas-residence-in-chishirodaiminami-wakaba-ku-chiba-1st/
外壁・屋根塗装と一緒に考えてみたい修繕工事はこちら↓
「外壁塗装と一緒に行いたい工事(part1)」
https://tosou-miyabi.com/topics/construction-that-you-want-to-do-with-exterior-wall-painting-part1/
「雨どいも修理・交換対応します」
https://tosou-miyabi.com/topics/drainpipe/
「瓦屋根の漆喰補修、割れの補修」
https://tosou-miyabi.com/topics/tile_roof/
まずは、古くなったコーキング材を撤去します。↑
コーキングには、
①壁材どうしの緩衝材の役割
②目地・板間といった隙間から雨水の浸入を防ぐ防水の役割
といった2つの役割があります。
もっとも、日光(熱)・雨・風・急激な温度変化・地震の揺れなどにより、
コーキングも経年劣化していきます。
そうなってしまいますと、
本来の役割を果たさなくなるため、古いコーキングを取り除き、
新しくコーキングを打ち直すことにします。
ちなみに、撤去した後は、
カッターで小口をさらにキレイにカットしたり、
溶剤等を使って目地の中をきれいに掃除します。
次に、目地の状況に応じて、
ねじれや段差等がないように適切なバックアップ材を充填して、
目地内部のサイズを整えます。
これによってコーキングの工事がキレイに仕上がります。
そして、ボンドブレーカーを貼り付けます。↑
これは目地底にコーキング材を直接接着させないようにするためのものです。
いきなりコーキングを目地に打ち込んだりはしません。
なぜでしょうか?
地震や温度変化によって外壁材どうしが動きやすい戸建て住宅の場合は、
コーキング材は2面接着で打ち込むのが基本だからです。
簡単に言ってしまいますと、
3面接着させてしまいますと、
外壁材どうしの動きにコーキング材がついてこれず、
切れてしまうなどの破損が起こりやすくなるためです。
このあたりの詳しい理由や仕組みについての解説はこちら。↓
「<現場日誌>千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第1回)~足場組立・高圧洗浄・コーキング工事~」
https://tosou-miyabi.com/topics/mitsuwadai-wakaba-ku-chiba-initial-s-samas-residence-1st/
ボンドブレーカーを貼り付けたら、
周辺を汚さないようにするために養生テープで養生(保護)し、
小さな目地刷毛(めじばけ)を使って目地にプライマーを塗っていきます。
プライマーというのは、
英語のprimary(最初の)から来ている言葉で、
下地処理剤や表面処理剤としての効果を持つ「最初に塗る塗料」です。
これは無色透明の液体で、
塗ったばかりの表面は光沢があります(光の加減によります)。
その役割を一言で言ってしまいますと、
<結合力を補強する役割>になります。
つまり、目地の表面とコーキング材との密着性を高め、なじみを良くするのです。
ちなみに、20年くらい前までは、
プライマーを塗布せずにコーキングを打ち込む現場が普通にあったと聞きます。
現在では、塗料の質が進化するとともに、
塗装工事のやり方も進化しておりますので、
ボンドブレーカーの貼り付けやプライマーの塗布という工程は、
当たり前になっています。
ここまででコーキング打ち込みのための下準備が整いましたので、
コーキング・ガンを使って、新しいコーキング材を目地の中に打ち込み(充填)していきます。
これは目地に塗布したプライマーが乾かないうちに素早く行います。
新しいコーキング材を打ち込んだら、
目地の幅に合ったヘラを使い、
コーキング材をしっかり押さえ、それをならして平らにしていきます。
周辺のパターンに合わせてコーキング材を平らで滑らかな状態になるように、
ヘラで丁寧に仕上げます(ヘラ仕上げ)。
この後は、速やかに養生テープを剥がして撤去します。
空になったコーキング材の容器に巻き付ける形で、
不要になった養生テープを撤去していきます。
「速やかに」というのは、
コーキング材が乾かないうちに、ということです。
乾いてしまってから養生テープを剥がそうとしますと、
養生テープにはみ出たコーキング材と目地に打ち込んだコーキング材とがくっついてしまい、
目地のコーキング材も養生テープと一緒に剥がれてしまうからです。
(↑ 養生テープの貼り方を説明して下さる松川工事部長。塗装職人歴20年のベテランです。)
ここでちょっと、養生テープの貼り方・剥がし方について、
深掘りして見ていきましょう。
養生テープは、足場の高さごとにエリアを区切って貼っていきます。
これは、コーキング材が乾かないうちに養生テープを剥がさなければならないという、
スピード勝負な作業のため、
一度に作業できる範囲を区切りながらコーキングの打ち込みをやっていく必要があるからです。
また、養生テープは下から上に向かって貼っていきます。
これはコーキングを打ち込み終えた後、
養生テープを上から下へと剝がしやすいようにするためです。
つまり、高さの階層ごとに3つのエリアに区切ったとしたら、
一番下のエリアから上に向かって養生テープを貼っていくのです。
この順番を間違えてはいけません。
養生テープは下から上に向かって貼り、
コーキングは上から下に向かって打ち込んでいくのが基本中の基本になります。
そして、上から下に向かって養生テープを剥がしやすいように、
あらかじめテープの端っこを折っておきます。
セロハンテープを使った工作でも、端っこを折って剥がしやすいようにしますよね。
あれと同じです。
(↑ エリアごとに区切って、下から養生テープを貼っていくモデルです。端っこを折ります。)
一番上のエリアから下に向かってコーキングの打ち込みをし、ヘラでならしをした後、
コーキング材が乾かないうちに養生テープを上から下に向かって剥がしていきます。
乾く順番が早い上の部分から養生テープを剥がしていかねばならないからです。
これを逆に、下から上に向かって養生テープを剥がしてしまいますと、
下のテープとつながっている上のテープまでくっついて剥がれてしまいます。
その際に、剥がした養生テープにはみ出たコーキングにくっついて、
目地に打ち込んだコーキングまで剝がれてしまいますので、
工事やり直しになってしまいます(泣)。
ですので、養生テープを貼る順番は基本中の基本になるわけです。
(回収した養生テープです。↑)
回収し終わった養生テープは、
産業廃棄物になりますので、専門のごみ収集業者さんに持っていってもらいます。
洗面所の防水のためにコーキング工事をすることもあります。↓
「<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・K様邸(第1回)~2階洗面所の防水化粧板設置・蛇口交換・コーキング工事~」
https://tosou-miyabi.com/topics/4-chome-takanodai-yotsukaido-city-chiba-prefecture-k-samas-residence-1st-installation-of-waterproof-veneer-on-the-2nd-floor-washroom-faucet-replacement-caulking-work/
以上、今回の塗装現場日誌では、
「千葉市中央区川戸町・K様邸(第4回)~コーキング(シーリング)工事~」
の様子をお伝えしました。
塗装工事の成否は、どれだけ丁寧に<下地処理>をやれるかにかかっています。
その分、時間も費用もかかります。
費用とは、職人さんの人件費(腕の良い職人さんほど人件費が高い)、
施工管理費、事務スタッフによる現場管理サポート費などなどです。
着工前のご近隣挨拶、足場組立てから始まる塗装工事は、
10年以上もつクオリティを保つために様々な人が関わることではじめて、
安全かつ効率的に進んでいくものです。
もちろん、どこの業界であっても、
お客様を騙して暴利をむさぼるようなことは決して許されません。
不要・不急な工事であるにもかかわらず、
お客様の不安を煽って契約させ、不当に高額な請求をするなどもってのほかです。
他方で、残念ながら、塗装業界は「安かろう、悪かろう」が普通にある業界です。
ですので、塗装業界では特に、<価格=品質>とお考え頂いて差し支えないと思います。
株式会社雅は、お客様の大切なお住まいをお守りするために、
丁寧で繊細な職人仕事により、
<下地処理>からじっくりと行って参ります。
次回の現場日誌では、
全体養生といった<下地処理>の続きをお伝えします。
屋根・外壁塗装に興味のある方は、ぜひ楽しみにお待ち下さい。
お問い合わせはこちら↓
https://tosou-miyabi.com/contact/
「悪質な塗装業者のよくある営業トーク」
https://tosou-miyabi.com/topics/common-sales-talks-of-malicious-painters/
「良い塗装業者を選ぶポイント(前編)」
https://tosou-miyabi.com/topics/points-for-choosing-a-good-painter-part-1/
「良い塗装業者を選ぶポイント(後編)」
https://tosou-miyabi.com/topics/points-for-choosing-a-good-painter-part-2/
「外壁・屋根塗装ってDIYで出来ますか?(前編)」
https://tosou-miyabi.com/topics/is-it-possible-to-paint-the-exterior-walls-and-roof-with-diy-part-1/
「外壁・屋根塗装ってDIYで出来ますか?(後編)」
https://tosou-miyabi.com/topics/is-it-possible-to-paint-the-exterior-walls-and-roof-with-diy-part-2/
株式会社雅は、
「<愛・信頼・絆>
誠実な思考と確かな技術で地域社会に貢献する」
ことを経営理念として掲げております。
この経営理念の下、
<地域密着100年企業>を目指し、
塗装サービスを通して
地域の皆様から長期的な信頼を寄せて頂くことを
経営目標としております。
<30年後も愛される塗装会社>であるために、
地域の皆様へ提供する価値を塗装工事ではなく、
「塗装サービス」ととらえ直し、
ただ染める塗装ではなく、
「家を守る塗装」を常に意識しております。
プロの塗装職人としてのプライドを胸に刻み、
地域の皆様に<お住まいへの安心感>を持って頂けるように
精進して参ります。
また、塗装とは工事が始まってからがスタートではございません。
工事が終わってからが本当の塗装のスタートだと考えております。
塗装工事はその先10年以上のお付き合いが必要になるものだからです。
そういう意味で、塗装工事が終わってからが本当の塗装のスタートという
ポリシーを大切にして参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
【公式HP】
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【各種SNS】
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<参考文献・引用元>
(1)外壁塗装の苦情・トラブルの種類や件数の推移が分かる統計資料
①公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター
「住まいるダイヤル」
https://www.chord.or.jp/
②「大規模修繕工事新聞」
https://daikibo.jp.net/archives/11910
(2) 久保信也著「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」
(幻冬舎、2021年)
https://www.amazon.co.jp/%E5%AE%B6%E3%81%AE%E5%AF%BF%E5%91%BD%E3%82%9220%E5%B9%B4%E5%BB%B6%E3%81%B0%E3%81%99-%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%A4%96%E5%A3%81%E5%A1%97%E8%A3%85-%E4%B9%85%E4%BF%9D-%E4%BF%A1%E4%B9%9F/dp/4344932331/ref=asc_df_4344932331/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=342521554485&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=7953459723177779449&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=9053420&hvtargid=pla-1204195466537&psc=1&th=1&psc=1
(3)池田聡著「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」
(クロスメディア・パブリッシング、2021年)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%A7%E4%B8%80%E7%95%AA%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E5%A4%96%E5%A3%81%E5%A1%97%E8%A3%85%E3%81%A7%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E6%96%B9%E6%B3%95-%E6%B1%A0%E7%94%B0-%E8%81%A1/dp/4295405108/ref=pd_rhf_se_s_pd_crcd_1/355-3169928-7051302?pd_rd_w=8CUNw&pf_rd_p=6bd17f5e-1bac-4f3b-97c7-064c882625e5&pf_rd_r=PY6P7NZRE7VJYXJGWPGP&pd_rd_r=a6cfc67c-066e-4d9a-9854-f96a5f53386e&pd_rd_wg=4Di4b&pd_rd_i=4295405108&psc=1
Paint Navi
https://www.tosou-navi.com/blog/?p=322
シャープ化学工業株式会社
https://www.sharpchem.co.jp/caulking/Seven-tips-of-caulking.html
<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第4回)~全体養生とその後片付け~【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】
<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第4回)
~全体養生とその後片付け~
【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】
こんにちは。広報担当の今泉です。
O様邸について、前回までの鉄部下塗り・コーキング工事に引き続き、
塗装現場のレポートをお届けします。
これから外壁・屋根の塗装工事を検討してみようという方に、
塗装工事現場のリアルをお伝えして参ります。
前回の記事はこちら。↓
「<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第3回)~鉄部下塗りその2(屋根板金、塗料づくり)とコーキング工事~【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】」
https://tosou-miyabi.com/topics/4-chome-takanodai-yotsukaido-city-chiba-prefecture-o-samas-residence-3rd-iron-part-undercoating-2-roof-sheet-metal-paint-making-and-caulking-work/
O様邸第4回目のテーマは、
「全体養生とその後片付け」です。
写真と文章を使ってできるだけ臨場感をもってお伝えして参りますので、
塗装現場のリアルな風景と職人さんたちのこだわりをご覧頂けましたら幸いです。
(<塗装現場日誌>は、シリーズものの連載記事になります。)
これまでに連載しました塗装現場日誌はこちら↓
「<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第1回)~高圧洗浄~」
https://tosou-miyabi.com/topics/o-samas-residence-1st-takanodai-4-chome-yotsukaido-shi-chiba-high-pressure-washing/
「<塗装現場日誌>千葉市中央区川戸町・K様邸(第1回)~玄関タイル補修工事~」
https://tosou-miyabi.com/topics/k-samas-residence-in-kawado-cho-chuo-ku-chiba-1st-entrance-tile-repair-work/
「<現場日誌>千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第1回)~足場組立・高圧洗浄・コーキング~」
https://tosou-miyabi.com/topics/mitsuwadai-wakaba-ku-chiba-initial-s-samas-residence-1st/
「<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第1回)~竪樋一部交換工事・屋根・外壁・他部位の高圧洗浄~」
https://tosou-miyabi.com/topics/s-samas-residence-in-chishirodaiminami-wakaba-ku-chiba-1st/
外壁・屋根塗装と一緒に考えてみたい修繕工事はこちら↓
「外壁塗装と一緒に行いたい工事(part1)」
https://tosou-miyabi.com/topics/construction-that-you-want-to-do-with-exterior-wall-painting-part1/
「雨どいも修理・交換対応します」
https://tosou-miyabi.com/topics/drainpipe/
それでは、いってみましょう!
まず、そもそも塗装工事における「養生(ようじょう)」とは、
どういう意味の言葉だと思われますか?
一般的には、「養生」と聞きますと、
「医者の不養生」という言葉があるように、
健康になるように務めることや、病気の回復に務めること、
などという意味を思い浮かべる方が多いと思います。
こちらの方が一般の方には馴染みがあるでしょう。
しかし、塗装工事現場や建築現場などでの「養生」とは、
塗装作業や資材の運搬時に、
物自体やその周囲に汚れや塗料、傷などが付いてしまわないように
<保護する>ことを言います。
つまり、塗装を行わない場所であり、
高圧洗浄時の汚水や塗装時の塗料などを飛散させてはいけない場所を「養生する」ことで、
<保護する>という意味です。
そのため、塗装工事現場における「養生」には、
①汚水や塗料の飛散などから周辺部を保護すること
②きれいに塗装して、全体の仕上がりを良くすること
という2つの役割が生まれてきます。
この養生の役割について、ちょっと深掘りしてご説明しましょう。
<養生の役割:①汚水や塗料の飛散などから周辺部を保護すること>
建物や、周囲のもの(例えば、車や近隣のお家や植木など)に対して、
塗料が飛び散ったりして汚してしまっては、
せっかく塗装でお住まいを美しく蘇らせるはずの工事が台無しになってしまうため、
そうならないように保護することです。
確かに、外壁塗装を行う際には、
メッシュ・シート(飛散防止ネット)で施工現場のお住まい全体を覆うことになります。
これは、近隣のお住まいに汚水や塗料が飛散しないようにするためのものです。
しかし、近隣のお住まい以外にも汚してはいけない箇所は多くあります。
例えば、窓ガラスや自家用車、植木、土間、エアコンの室外機やベランダなどです。
そのため、こういった塗装工事の際に汚してはいけない箇所には、
事前に念入りに「養生」をして保護するようにします。
<養生の役割:②きれいに塗装して、全体の仕上がりを良くすること>
養生がしっかりなされていないと、
隙間から塗料が入ってしまったりして、
仕上がりにムラができるだけでなく、
塗装面の端っこが汚くなってしまうためです。
また、養生をしっかり行っておくことで、
塗装面への塗装作業に集中することができ、
塗りムラや塗り残しなどがなくなり、かつ、作業効率も良く、
全体の仕上がりが良くなります。
したがって、腕の良い塗装職人さんほど、
塗装作業前の大切な<下地処理>の一つとして、
「養生」を丁寧に行います。
雑に養生作業をすることはありません。
養生の仕方を見れば、
その職人さんの腕の良し悪しが分かるとも言われております。
塗装工事における<下地処理>の大切さについてはこちら。↓
「塗装屋の下地処理作業の風景」
https://tosou-miyabi.com/topics/scenery-of-groundwork/
なお、同じく大切な<下地処理>の一つに、
「コーキング工事」(=隙間や穴にコーキング材を充填して埋める工事)がありますが、
この際に行う部分的な養生も「(コーキング)養生」と言っています。
コーキング工事・コーキング養生についてはこちら。↓
「<現場日誌>千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第1回)~足場組立・高圧洗浄・コーキング工事~」
https://tosou-miyabi.com/topics/mitsuwadai-wakaba-ku-chiba-initial-s-samas-residence-1st/
「<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第3回)~鉄部下塗りその2(屋根板金、塗料づくり)とコーキング工事~【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】」
https://tosou-miyabi.com/topics/4-chome-takanodai-yotsukaido-city-chiba-prefecture-o-samas-residence-3rd-iron-part-undercoating-2-roof-sheet-metal-paint-making-and-caulking-work/
それに対して、
窓ガラスや自家用車、植木、土間、エアコンの室外機やベランダなど、
お住まい全体の汚してはいけない箇所の全てを保護するための養生も、
「(全体)養生」(または「マスキング養生」)と言っています。
「養生」という言葉を聞いたら、
どの部分の保護をすることなのかに注意する必要がありますね。
外壁塗装の際には、
塗料(ペンキ)がかかって汚さないようにするために、
養生用ポリシートとマスキングテープを使って、
竪樋(雨水を排水口に流す管)を覆ってしまいます。↑
ここで、「養生用ポリシート」というのは、
通常、マスキングテープとセットで使用されるビニール製の養生シートのことで、
窓などに塗料が付着しないように防止するために使用するものです。↓
(養生用ポリシート 引用元:https://www.monotaro.com/g/04237046/)
他方、「マスキングテープ」というのは、
養生用シートを貼る時に使用するテープのことで、
剥がす時に接着面が汚れないようにするために、粘着力が弱くなっています。↓
緑色のマスキングテープが入っていますね。↑
隙間から塗料やその他の汚れが入り込まないように、
隙間無く、竪樋全体を養生用ポリシートで覆い、マスキングテープでとめていきます。
色々な配線がある部分は作業がしにくいところではありますが、
ここで変に妥協して手を抜いてしまいますと、
保護すべき箇所に塗料その他の汚れがついてしまい、
意味がありません。
そのため、細部にも目を光らせて、丁寧に養生していきます。
今回もプロの塗装職人歴20年超のベテラン、
杉本さんの丁寧な仕事ぶりが光ります。
塗装職人歴20年超で代表・曽我部とも長年の親交がある杉本さん。↑
現状のレベルに満足せず、常に腕を磨き続ける塗装職人さんです。
スタッフ紹介
https://tosou-miyabi.com/staff/
作業中の足元をパシャリ! いわゆる「養生テープ」と総称されているものたちです。↑
ここで、「養生」するために使われている他の道具たちもご紹介しておきます。
まず、ちょっと面白い道具として、
「マスカー」というものがあります。
マスカーは、養生用ビニルシートとマスキングテープが一緒になったものです。
雅の工事部長・松川さんに目の前で実演してもらった時には、
「こんな便利なものが世の中にあるんだぁ!」
と、私・今泉、素直に感動しました(笑)。
別の現場での写真ですが、マスカーを使って養生した場面です。↑
なお、塗装職人歴25年超の中村さんがマスカーを使って窓枠を養生するシーン(動画)はこちら。↓
https://www.youtube.com/watch?v=EBLQLRKeO4E
次にご紹介するのは、「ブルーシート」です。
実際にブルーシートを足元に敷くことで、
塗料や汚れが床面につかないようにします。
どんなにベテランの塗装職人さんであっても、
塗っている最中に塗料が下に垂れてしまうことはありますので、
床面(土間)もブルーシートなどで養生しておく必要があるのです。
(ブルーシート 引用元:https://www.monotaro.com/)
さらに、「カー・カバー」という養生道具もあります。
これは、車やバイクを丸々覆ってしまうことで養生するものです。↓
(カー・カバー(不織布) 引用元:https://item.rakuten.co.jp/)
最後に、お住まいの外にある比較的大きな機材としては、
エアコンの室外機があります。
こちらも汚れが付かないように、あらかじめ養生しておかねばなりません。
そこで、「室外機用シート」を使って養生します。↓
(エアコン室外機カバー 引用元:https://www.monotaro.com/g/05238829/#)
ただ、エアコン室外機カバーを使わずとも、
養生用ポリシートとマスキングテープを使うことにより、
室外機全体をカバーしてしまうこともできます。
お客様に知っておいて頂きたい養生の別の役割としましては、
養生をしっかりと行ってから塗装作業に入るというのは、
塗料や汚れが飛散してはいけない箇所を保護するためだけでなく、
<工事後のトラブル防止>のためでもあります。
塗装工事後にチェックしてみたら、
色々なところに塗料や汚れがついていたというのでは、
お客様としてはがっかりするどころか、
お怒りが湧いてこられることでしょう。
あらかじめしっかりと養生してある様子をご覧頂くことで、
塗装工事前までにはなかった汚れがつく心配をされることなく、
安心して塗装職人に仕事を任せられるのではないでしょうか。
お客様
「塗料や汚れをつけたでしょ!?」
担当職人・営業マン
「いいえ、これは塗装工事前からあった汚れで、
我々(塗装会社)の責任ではありません!」
などというやり取りは、誰も経験したくないはずです。
せっかく、新しく塗り替えられたお住まいで、
気持ち良く生活をしていきたいと願っていたにもかかわらず、
こんな不毛で不愉快なトラブルを抱え込んだりしたら、
良い気分も台無しですよね。
そのため、後日のトラブル防止の観点からも、
腕の良い塗装職人さんほど、
下地処理の一つである<養生>の段階から
丁寧かつ繊細な仕事ぶりを心掛けているのです。
竪樋部分の養生作業の風景をちょっと離れた場所から撮ってみました。↑
こう見ますと、けっこう狭い空間での作業であることをご理解頂けるかと思います。
ちなみに、仮設足場の天板の上に膝立ちするのは、けっこう痛いです(笑)。
全国の塗装職人の皆様、いつも本当にお疲れ様です。
こちらは、窓枠(サッシ)周りの養生の様子です。↑
職人さんによって流儀といいますか、やり方が違うこともあるそうですが、
杉本さんの場合、まずは、
窓枠の下辺部分にマスカー(養生用ビニルシートとマスキングテープが一緒になったもの)を
貼ります。
次に、窓枠の上辺部分に紫色のマスキングテープを貼ります。
この時、全部をベタっと貼り付けるのではなく、
マスキングテープの幅の半分くらいのところまで、
手前の部分をあえて浮かせておきます。
そして、下辺に取り付けたマスカーに収容されている養生用ビニルシートを引っ張り出します。
このビニルシートを上辺まで伸ばしていき、
上辺のマスキングテープの手前の浮かしてある部分に挿し込んでとめます。
ビニルシートを上辺のマスキングテープの手前半分に挿し込んでとめたら、
あとはテープを指で押さえて、しっかりと接着させていきます。
なぜ、こういうやり方でやるのかを杉本さんに伺いましたところ、
「養生漏れの箇所がないかどうかについて、
上からの見やすい位置でしっかりと確認しながら作業を進められるから」
とのことでした。
一つひとつのやり方にちゃんとした理由があり、
しかも、それを人から聞かれた時にすぐに分かりやすく説明できることも、
腕の良い塗装職人さんの条件なんだなぁ、と感心しました。
杉本さん、どうりでお客様たちからの人気が高いわけですね。
養生作業の合間に杉本さんがはめている軍手(作業用の手袋)を見せてもらいました。↑
前回の記事でもご紹介しましたが(↓)、
「<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第3回)~鉄部下塗りその2(屋根板金、塗料づくり)とコーキング工事~【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】」
https://tosou-miyabi.com/topics/4-chome-takanodai-yotsukaido-city-chiba-prefecture-o-samas-residence-3rd-iron-part-undercoating-2-roof-sheet-metal-paint-making-and-caulking-work/
杉本さんはあえて、親指と人差し指のところだけ自分でカットしたものを使っています。
この方が養生作業を含めた塗装工事全般の作業がやりやすいからだそうです。
使う道具の工夫はそれぞれの職人さんによって違うようですが、
こういったちょっとした工夫を見ますと、
作業を安全かつ効率的に進めて、
良い仕事をしようという職人魂を感じます。
こちらは(↑)、杉本さんが私・今泉に説明するために、
マスキングテープの貼り方を実演してくれたものです。
竪樋とエアコン室外機への養生が完了しました! ↑
これで外壁の塗装面への塗装作業をスムーズにできますね。
最後に、全体養生についてお客様からよく聞かれることを中心に、
事前に知っておいて頂きたい点などをご紹介します。
〇 窓を開けられず換気ができないの?
外壁塗装の作業前に窓(サッシ)やエアコンの室外機などをすべて、
養生用ビニルシートなどで覆ってしまいますので、
「窓を開けて換気できないの?」ですとか、
「エアコンそのものが使用できないの?」、
という質問がお客様から寄せられます。
ごもっともな疑問だと思います。
しかし、ご心配には及びません。
株式会社雅では、
窓を開けて換気したいお客様のご要望にお応えして、
養生用ビニルシートの真ん中をカッターなどで切ることにより、
換気できるようにしたり、
塗装直前に養生し直したり、
はたまた、「(夏の)夜は窓を開けて過ごしたい」というお客様のために、
1日の作業終わりに毎回養生を外しておくようにしたり、などなど、
なるべくお客様の生活にご不便がないように配慮して養生をさせて頂いております。
また、換気扇やエアコンの室外機を養生する場合には、
排気口から空気の出入りができるように、
メッシュ生地の養生シートをかぶせるなどしております。
ですので、夏の暑い日にクーラー(エアコン)が使えなくて、
ご家族が熱中症になるのではないかというご心配は、
なさらなくても大丈夫です。
また、「〇時~△時の間は窓を開けたい」というご要望がある場合には、
その時間帯は養生を外して、別の外壁面を先に塗装してしまうなど、
塗装する順番を柔軟に変更することにより対処しております。
なるべくお客様の生活に寄り添って、
融通をきかせられる塗装サービスをご提供して参ります。
(もっとも、やれることと、やれないことというのは、
どうしてもございますので、
プロの目から見ましても無理なご注文の場合には、
「できません」と正直にお伝えします(笑)。
その時は、何卒ご容赦くださいませ。)
〇 植木などを養生してしまうと枯れてしまわないの?
庭などに植木や植物の鉢などがある場合には、
それらにも養生をすることになりますが、
「そんなことをしたら枯れてしまうのではないか?」
とご心配される方もいらっしゃいます。
植木や鉢植え植物などは生き物ですから、
当然呼吸しながら生きています。
そのため、植木をメッシュ生地のシートでまるごと覆ったり、
また、小さな鉢植えなどは養生用ビニルシートで覆ってから、
カッターなどでいくつもの空気穴を開けたりして対応しています。
なんとか植木や鉢植えを汚さずに、
しかも、枯らさないように配慮しながら、
養生作業をさせて頂いております。
〇 自家用車に養生シートがかかっている時は乗れないの?
自家用車にも養生シートを被せて汚れや塗料がつかないようにします。
その場合、乗降車時にはシートを被せたり取ったりする作業が必要になってきますので、
あらかじめお客様に養生シートを被せる時間帯をお伝えしております。
また、お隣にお住まいでお車をお持ちの方々にも、
あらかじめご説明し、ご理解とご協力を頂けるようにお願いしております。
乗降時には、現場担当の職人にお伝え頂ければ、
すぐにお車の養生シートを外しますので、
遠慮なくお声かけくださいませ。
さて、全体養生が無事に終わりましたら、
後は片付けに入ります。
こちら(↑)は、前回の鉄部下塗り・コーキング工事の際に出た養生テープです。
使い終わったコーキングの缶に巻き付けて、
綿菓子のような感じで不要になった養生テープを回収します。
土間を養生していたビニルシートを剥がして、
それにくるみます。↑
しっかりと養生用ビニルシートでくるみます。↑
社用車に積み込む寸前のネタ場の様子です。↑
株式会社雅の代表・曽我部の方針で、
「来た時よりもキレイにしてから帰る!」
という姿勢を徹底しております。
いよいよ社用車に廃材と道具を積み込む準備が整いました。↑
1日の作業終わりに、
現場に設置させて頂いているホワイト・ボードに
今日作業したことと、明日の作業予定を書き込みます。
施主様やご近隣の皆様に今後の塗装工事の流れをお伝えするためです。
職人さんのお仕事は、
日が昇ってから沈むまでの間に行われます。
安全に塗装工事を進めるためです。
いよいよ日が沈んでいきますね。↑
現場担当職人の皆さん、今日も一日お疲れ様でした。
今回の塗装現場日誌はここまでです。
お読み頂いた方、どうもありがとうございました。
次回からは、鷹の台4丁目・O様邸における塗装工事の模様について
ダイジェスト版でお伝えして参ります。
塗装工事全体の流れがイメージしやすいように、
ご説明して参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。
外壁・屋根塗装現場のリアルを知りたい方は、
次回もぜひお楽しみにしていてください。
お問い合わせはこちら↓
https://tosou-miyabi.com/contact/
「外壁塗装は家の定期健診・ケアの機会!」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/painting-the-exterior-walls-is-an-opportunity-for-regular-home-medical-examinations-and-care/
「外壁塗装工事のタイミングと判断の決め手」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/the-deciding-factor-for-the-timing-and-judgment-of-exterior-wall-painting-work/
「良い塗装業者を選ぶポイント(前編)」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/points-for-choosing-a-good-painter-part-1/
「良い塗装業者を探す方法(前編)」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/how-to-find-a-good-painter-part-1/
「相談から完工までの7つのステップ(part1)-1.相談・現地調査」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/7-steps-from-consultation-to-completion-part1-1-consultation-field-survey/
株式会社雅は、
「<愛・信頼・絆>
誠実な思考と確かな技術で地域社会に貢献する」
ことを経営理念として掲げております。
この経営理念の下、
<地域密着100年企業>を目指し、
塗装サービスを通して
地域の皆様から長期的な信頼を寄せて頂くことを
経営目標としております。
<30年後も愛される塗装会社>であるために、
地域の皆様へ提供する価値を塗装工事ではなく、
「塗装サービス」ととらえ直し、
ただ染める塗装ではなく、
「家を守る塗装」を常に意識しております。
プロの塗装職人としてのプライドを胸に刻み、
地域の皆様に<お住まいへの安心感>を持って頂けるように
精進して参ります。
また、塗装とは工事が始まってからがスタートではございません。
工事が終わってからが本当の塗装のスタートだと考えております。
塗装工事はその先10年以上のお付き合いが必要になるものだからです。
そういう意味で、塗装工事が終わってからが本当の塗装のスタートという
ポリシーを大切にして参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
【公式HP】
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【各種SNS】
▶︎Twitter
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<参考文献・引用元>
(1)外壁塗装の苦情・トラブルの種類や件数の推移が分かる統計資料
①公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター
「住まいるダイヤル」
https://www.chord.or.jp/
②「大規模修繕工事新聞」
https://daikibo.jp.net/archives/11910
(2) 久保信也著「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」
(幻冬舎、2021年)
https://www.amazon.co.jp/%E5%AE%B6%E3%81%AE%E5%AF%BF%E5%91%BD%E3%82%9220%E5%B9%B4%E5%BB%B6%E3%81%B0%E3%81%99-%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%A4%96%E5%A3%81%E5%A1%97%E8%A3%85-%E4%B9%85%E4%BF%9D-%E4%BF%A1%E4%B9%9F/dp/4344932331/ref=asc_df_4344932331/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=342521554485&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=7953459723177779449&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=9053420&hvtargid=pla-1204195466537&psc=1&th=1&psc=1
(3)池田聡著「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」
(クロスメディア・パブリッシング、2021年)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%A7%E4%B8%80%E7%95%AA%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E5%A4%96%E5%A3%81%E5%A1%97%E8%A3%85%E3%81%A7%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E6%96%B9%E6%B3%95-%E6%B1%A0%E7%94%B0-%E8%81%A1/dp/4295405108/ref=pd_rhf_se_s_pd_crcd_1/355-3169928-7051302?pd_rd_w=8CUNw&pf_rd_p=6bd17f5e-1bac-4f3b-97c7-064c882625e5&pf_rd_r=PY6P7NZRE7VJYXJGWPGP&pd_rd_r=a6cfc67c-066e-4d9a-9854-f96a5f53386e&pd_rd_wg=4Di4b&pd_rd_i=4295405108&psc=1
<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第3回)~鉄部下塗りその2(屋根板金、塗料づくり)とコーキング工事~【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】
<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第3回)
~鉄部下塗りその2(屋根板金、塗料づくり)とコーキング工事~
【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】
こんにちは。広報担当の今泉です。
O様邸について引き続き、塗装現場のレポートをお届けします。
これから外壁・屋根の塗装工事を検討してみようという方に、
塗装工事現場のリアルをお伝えして参ります。
前回の記事はこちら。↓
「<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第2回)~事前準備・鉄部下塗りその1(バルコニー、霧除け)~」
https://tosou-miyabi.com/topics/4-chome-takanodai-yotsukaido-shi-chiba-o-samas-residence-2nd-preparation-iron-part-undercoat-1-balcony-fog-shield/
O様邸第3回目のテーマは、
「鉄部下塗りその2(屋根板金、塗料づくり)とコーキング工事」です。
写真と文章による紙芝居形式でご説明して参りますので、
塗装現場のリアルな風景と職人さんたちのこだわりをお伝えできれば幸いです。
(<塗装現場日誌>は、シリーズものの連載記事になります。)
これまでに連載しました塗装現場日誌はこちら↓
「<塗装現場日誌>千葉市中央区川戸町・K様邸(第1回)~玄関タイル補修工事~」
https://tosou-miyabi.com/topics/k-samas-residence-in-kawado-cho-chuo-ku-chiba-1st-entrance-tile-repair-work/
「<現場日誌>千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第1回)~足場組立・高圧洗浄・コーキング~」
https://tosou-miyabi.com/topics/mitsuwadai-wakaba-ku-chiba-initial-s-samas-residence-1st/
「<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第1回)~竪樋一部交換工事・屋根・外壁・他部位の高圧洗浄~」
https://tosou-miyabi.com/topics/s-samas-residence-in-chishirodaiminami-wakaba-ku-chiba-1st/
外壁・屋根塗装と一緒に考えてみたい修繕工事はこちら↓
「外壁塗装と一緒に行いたい工事(part1)」
https://tosou-miyabi.com/topics/construction-that-you-want-to-do-with-exterior-wall-painting-part1/
「雨どいも修理・交換対応します」
https://tosou-miyabi.com/topics/drainpipe/
それでは、いってみましょう!
前回のバルコニー及び霧除けの鉄部の下塗り(錆止め塗布)を終えたら、
今度は屋根に登って、屋根の板金(←ここも「鉄部」です)について、
ケレン作業(金属たわしなどで塗装面を整える作業)をしてから
下塗りしていきます。
下塗りする前の屋根の状態です。↑
屋根の板金も細かい部分は刷毛で塗り、
それ以外の広い塗装面はローラーで塗っていくというように、
塗る道具を使い分けながら進めていきます。
プロの塗装職人歴20年超の杉本さんが、
屋根の板金部分をローラーで塗っていきます。
杉本さんはこちら。↓
スタッフ紹介
https://tosou-miyabi.com/staff/
こちらは板金の側面部分を塗っているところです。↑
板金の天板部分と同じように、
側面部分も塗りムラや塗り残しがないように注意しながら、
手際良く塗っていく杉本さん。
側面部分は本来、刷毛で塗っていくことが多いのですが、
杉本さんの場合、器用すぎるため、
ローラーで塗れてしまいます(笑)。
あっと言う間に屋根の板金部分の下塗り(錆止め塗布)が完了しました! ↑
こうして見てみますと、
やっぱり塗る前までとは見違えますよね。
ビフォー・アフターの違いが分かりやすいです。
ただ、ほとんどの施主様は屋根まで登って、
ご自身で塗装工事のビフォー・アフターをご覧になられる方は少ないですので、
株式会社雅では塗装工事の完工後に「工事写真集」を贈呈させて頂いております。↓
屋根の上のビフォー・アフターも写真で分かりやすく掲載しています。
この「工事写真集」ですが、地域のお客様からけっこうお喜び頂いております(笑)。
足場組立前のご近隣挨拶やその他諸々を担当している伊藤さんが、
「工事写真集」を作ってくれています。
伊藤さんはこちら。↓
スタッフ紹介
https://tosou-miyabi.com/staff/
「<塗装現場日誌>千葉市若葉区御成台3丁目・Y様邸(第1回)~足場組立てと高圧洗浄前のご近隣挨拶~」
https://tosou-miyabi.com/topics/y-samas-residence-3-chome-onaridai-wakaba-ku-chiba-1st-scaffold-assembly-and-greetings-from-the-neighborhood-before-high-pressure-washing/
下塗り後の屋根板金部分を別角度からもう1枚。↑
(足場の鉄柱の影が映りこんでいますね。)
丁寧な高圧洗浄やケレン作業といった「下地処理」のお陰で、
塗装面が均一で、しかもなめらかな状態になっていますね。
逆に、下地処理がしっかりとなされていないと、
どんなに「塗る」のが上手な職人さんでも、
塗装面がきれいな仕上がりにはなりません。
まさに「塗装」工事というのは、「塗る」のが本番であるものの、
その前のしっかりとした「下地処理」を行うことから
すでに始まっているんですね。
いわゆる「下屋根」と呼ばれる、1階と2階の間にある小さな屋根の板金部分にも、
下塗り(鉄部錆止めの塗布)をしていきます。↑
比較的狭い場所であり、足場の鉄筋もある中で、
柔軟に姿勢を変えながら塗っていきます。
杉本さんはベテランの職人さんですので、
こういった場所でもスイスイと塗り進めてましたが、
一般の方がDIYでやろうとするのは正直お勧めしません(笑)。
下屋根の高さとは言え、やはり危ないですし、
慣れがない分だけ効率も良くないだろうからです。
安全性と効率性の両方を考えた時、
費用はかかっても、プロの塗装職人さんにご依頼されることをお勧めします。
その方が長い目で見た時にも、
かえってコスト・パフォーマンスが高いと思いますから。
ここでもやはり、細かい部分の塗装は、
ローラーではなく、刷毛で丁寧に塗っていきます。↑
各塗装面の違いを考えずに、
何でもかんでもローラーを使って一気に塗ればよい、
というものではありません。
人に「適材適所」という言葉がありますように、
塗装道具であるローラーや刷毛にも「適材適所」があります。
もっと細かいことをお話しますと、
実は、「刷毛」にも色々なタイプがあるんですよ。↓
このように色々なタイプの刷毛があって(↑)、
塗る箇所によって刷毛を使い分けていきます。
塗装職人歴20年超の雅・工事部長の松川さんから伺ったところでは、
塗る箇所に対してよりいっそう適合するように、
刷毛自体を現場でカットしたりして加工して使うこともあるそうです。
松川さんの活躍ぶりを知りたい方はこちら。↓
「スタッフ紹介」
https://tosou-miyabi.com/staff/
「<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・K様邸(第1回)~2階洗面所の防水化粧板設置・蛇口交換・コーキング工事~」
https://tosou-miyabi.com/topics/4-chome-takanodai-yotsukaido-city-chiba-prefecture-k-samas-residence-1st-installation-of-waterproof-veneer-on-the-2nd-floor-washroom-faucet-replacement-caulking-work/
「<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第2回)~事前準備・鉄部下塗りその1(バルコニー、霧除け)~」
https://tosou-miyabi.com/topics/4-chome-takanodai-yotsukaido-shi-chiba-o-samas-residence-2nd-preparation-iron-part-undercoat-1-balcony-fog-shield/
刷毛で細かい部分を塗った後は、
ローラーで一気に塗り進めていきます。
もちろん、塗りムラや塗り残しはしません。
屋根は傾斜がついているものが多いので(雨水の排水のため)、
片膝を立てるなど、安定した姿勢を確保して作業を進めていきます。
右手には今塗るのに使っている刷毛を、
左手には塗料(ペンキ)が入っているバケツを持ちながら、
ローラーも持っていますね。↑
塗る箇所によって器用に刷毛とローラーを持ち替えながら、
丁寧に、かつ、繊細なタッチで塗装面を塗っていきます。
こういう作業風景を見ておりますと、
物事を雑にやってしまうタイプの方は、
塗装職人さんには向かないかもしれないなぁと思ってしまいます。
私も人のことを偉そうに言えたものではないのですが・・・(笑)。
塗装工事現場の取材を重ねれば重ねるほど、
誰も見ていなくても、
プロの塗装職人としての自らのプライドにかけて、
丁寧な仕事ができる人の方が向いていると感じるからです。
塗装職人さんだからこそ丁寧な姿勢になるのか、
逆に、丁寧な姿勢の人だから塗装職人さんになれるのか。
私は<丁寧な姿勢の人だから塗装職人さんになれる>という方が
正解なのではないかと思います。
少なくとも、うちの職人さんたちの仕事ぶりを取材してみますと、
生き残っていけるタイプの職人さんは皆、丁寧な姿勢の方ばかりだからです。
どこの世界でも<根が真面目で丁寧な人>でないと、
成功するのは難しいと言われていることは、
職人さんの世界でもそのまま当てはまるのでしょうね。
(↑こちらは作業前の準備中の写真です。)
手持ちのバケツに入っている塗料がなくなったら、
ネタ場(職人さんのための資材置き場)に戻ってきて、
塗料を調合して作ります。
ご存知でしたか?
塗料(ペンキ)って、現場で調合して作るんですよ!
塗料の原料となるA液(主剤)に対して、
B液(硬化剤)と塗料用シンナーを混ぜ合わせて作ります。
ここで、塗料用シンナーというのは、
弱溶剤の塗料を薄めるためのシンナーのことです。
主に一般の戸建て住宅の塗装で使われるものです。
うちでは、略して「トシン」と呼んでいます。
(なお、強溶剤の方は、
橋や大型建築物などの高い耐久性が求められる塗装に使われています。)
もちろん、混ぜ合わせる量は割合的に決まっていますので、
重さを秤(はかり)で正確に量ってから混ぜ合わせていきます。
例えば、A液(主剤)10㎏に対して、
B液(硬化剤)は1㎏という感じです。
塗料の配合割合を間違えてしまいますと、
硬化不良を引き起こしてしまったり、
カタログ記載通りの機能を発揮させることができなかったりしてしまいます。
そのため、目分量ではなく、
重さを正確に測りながら塗料の調合ができるようにするために、
現場には秤を持って行っています。↑
塗料を作るついでに、
ローラーや刷毛についた塗料をラッカーシンナーで洗い流し、
ローラーの柄の部分などを磨いたりして、
次の作業に備えます。↑
「物事の成否は事前の準備で7割が決まる」などと言われたりしますが、
塗装職人さんも常にネタ場をキレイに整理整頓し、
道具の手入れも丁寧にやってますね。
塗装現場での正確かつ手際の良い仕事ぶりは、
事前準備の丁寧さから来ているのだと、
取材していて思いました。
ちなみに、ローラーや刷毛についた塗料は、
水で洗い流すことはできません。
必ずラッカーシンナーで洗い流します。
(ちなみに、うちでは、略して「ラシン」と呼んでいます。)
仮に水で洗い流すことができるような塗料でしたら、
それを屋根や外壁に塗ったところで、
雨が降ったらすぐに洗い流されてしまい、
塗装の意味がないですからね(笑)。
この時、松川さんと杉本さんは、
古い付き合いで気心が知れているからなのか、
時折冗談を言い合って、笑っていました。
高所での作業といった危険を伴う現場だからこそ、
ネタ場では冗談を言い合って、
お互いに気軽に声をかけやすい関係性を作っておくことも大事なのでしょう。
それが現場での事故を防ぎ、安全に工事を進めるための下地になるからです。
刷毛つぼと呼ばれている専用の容器の中に、
洗い終わった刷毛を保管していきます。↑
刷毛つぼの中には、
溶剤(=刷毛についた塗料を洗い流すための溶剤。またはボイル油)が入っており、
刷毛の毛の高さまで満たされています。
そこに毛の部分が浸かるようにして、
吊るしておくことができるものです。
溶剤(またはボイル油)に浸けておかないと、
塗料で毛の部分が固まってしまうのです。
塗料まみれになっていますが、台秤(だいはかり)が置いてありますね。↑
前述のように、プロの塗装職人さんは、
塗料の調合をする時、目分量で量ったりなどはしません。
塗料の性能を十分に発揮させてお住まいをお守りするために、
きちんと秤で重さを量りながら調合していきます。
手抜き工事の問題が世の中を騒がせたりして残念な思いをすることがあります。
しかし、雅の職人さんたちは、
仮にお客様が直接ご覧になられていなくても、
「お天道様は必ず見ているぞ!」
という気持ちで、細かいところもこだわりを持って仕事をしています。
それが10年先まで大切なお住まいを守り続けるための職人魂なのでしょう。
代表の曽我部自身が16歳の頃から職人一筋で突っ走ってきて、
お客様のための強いこだわりを持ち続けていることも影響していると思われます。
新しく調合した塗料ができました。↑
次は、屋根板金のコーキング工事にかかります。
これも塗装作業前(中塗り・上塗り前)の大切な下地処理になります。
そもそもコーキングとは、
サイディング壁材どうしの間の隙間
(「目地(めじ)」、もしくは、「板間(ばんかん)」)があるところや、
モルタル壁のクラック(ひび割れ)などを埋める充填材のことです。
屋根の場合には、板金どうしの隙間やネジの部分を埋めるための充填材になります。
コーキング材は樹脂性の物(ゴム状の物)がチューブ容器に入っており、
専用の押出し機であるコーキング・ガン(caulking gun)を使って、
隙間(目地)に注入していきます。
コーキング材の役割としましては、
サイディング壁材(サイディングボード)の戸建て住宅では、
地震や温度変化などによって壁材どうしが動くので、
そのための<緩衝材としての役割>と、
隙間から雨水などの水を浸み込ませないようにするための
<防水の役割>といったものが挙げられます。
これは屋根板金の場合でも同じです。
そして、コーキング工事の準備段階として、
コーキング材が目地以外の余計な部分にはみ出て汚さないように保護するために、
目地の周りの部分に養生テープを貼っていきます。↑
コーキング材が養生テープの隙間から浸入しないように(さしこまないように)、
接着面を指で丁寧に押しながら貼っていき、しっかりと接着させます。↑
これをしっかりとやらないと、
養生テープを剥がした時に、
テープの隙間からさしこんだコーキング材で
仕上がりが汚くなってしまいますから。
コーキング材を充填する隙間の反対側にも養生テープを貼っていきます。↑
こうすることで、反対側の部分もコーキング材がはみ出ないようになりますし、
また、コーキング材を充填しなければならない部分がはっきりして、
作業がしやすくなるのです。
一つの隙間に対して、その両側に養生テープを貼り終わりました。↑
ちなみに、それぞれの養生テープの端っこは、
コーキング材を充填し終わった後に剥がしやすいように、
2つ折りに折ってあります。
養生テープを剥がす時には、折ってある部分を持って、
手際良く剥がしていきます。
縦に段差がある部分の隙間にもコーキング材を充填していきますので、
やはりここも養生テープを貼って保護しておきます。↑
日が傾いてきていますが、
杉本さんは慎重でありながらもスピード感を持って、
養生テープを貼っていっていました。↑
こうしてみますと、
なんだかキレイですね。↑
コーキング材を充填していくべき部分が、
かなりはっきりと浮かび上がって見えますね。
縦に段差がついている部分の養生テープ貼りも完成です。↑
養生テープ貼りが終わったら、
次は小さな目地刷毛(めじばけ)を使って、
隙間の部分やネジの頭の部分に対して
プライマー(コーキングのための下塗り材)を塗っていきます。
プライマーというのは、
下地処理剤や表面処理剤としての効果を持つ「最初に塗る塗料」として、
主に下塗り塗料を総称したものです。
語源としては、英語のprimary(最初の)から来ています。
プライマーの役割は、
結合力を補強するための接着剤です。
プライマーを塗らずにコーキング材を充填しても、
下地材への接着が悪く、
また、コーキング材が硬化不良を起こしてしまい、
その機能を十分に発揮できません。
ですので、コーキング材を充填する前の大切な下準備として、
プライマーの塗布を行うのです。
プライマーを十分に塗ったら、
いよいよコーキング・ガンを使って、
コーキング材を隙間の部分に充填していきます。
これを「コーキングの打ち込み」と言ったりします。
コーキング工事の最後は、目地の幅に合ったヘラを使って、
目地からはみ出ているコーキング材をしっかりと押さえていきます。↑
そして、コーキング剤の表面を周辺のパターンに合わせて
平らで滑らかになるように、ヘラを使って速やかにならしていきます。
コーキング材のならし(ヘラ仕上げ)を終えたら、
この後は、後片付けとして、
速やかに養生テープを剥がして撤去します。
これにてコーキング工事が終了です。
ちなみに、屋根板金をとめているネジの頭の部分にも、
念入りにコーキング材を充填しておきます。
経年劣化や地震などの揺れによって、
ネジと板金の間に隙間ができて、
そこから雨水が浸入することを防ぐためです。
屋根の構造によっては排水を良くするために、
塞いではいけない隙間もありますが、
それ以外の隙間はコーキング工事によってきちんと埋めておく必要があるのです。
キレイな夕日でしたので、思わずパシャリ!
松川さんもサボっているわけではありません(笑)。
次の作業のためのちょっとした準備をしてくれております。
養生テープを剥がした後の、充填されたコーキング材です。↑
キレイに隙間が埋められていますね。
あとはネジの頭や隙間の部分にコーキング材を打ち込みます。
ネジの部分にプライマーが塗布されているのが見えます。↑
そこまでやって、屋根板金のコーキング工事は終了です。
次に杉本さんが取り掛かったのは、
玄関ドア周りのコーキング工事です。
やはり、コーキング材を充填していく隙間の両側に養生テープを貼っていきます。↑
貼った養生テープの接着面に隙間が生じないように、
指で丁寧になぞって塞いでいきます。
杉本さんの作業用軍手は、わざと親指と人差し指の部分をカットして、
指が出るようにしてあります。
杉本さんいわく、
「道具の工夫は職人によってそれぞれ違いますが、
自分はこれが一番作業をやりやすいので、こうしていますね。」
とのことです。
ちょっとしたことのように思えますが、
これもひいてはお客様のために、
作業を少しでも効率良く進めていくための
<こだわり>なんだと思いました。
こちらは養生テープを下から上に貼っていっている場面です。
「なぜ、上から下に貼っていかないのですか?」
と聞いてみましたところ、
そうやってしまうと、
一番下の部分のおさまりが悪くなってしまうからだそうです。
やはり、プロの塗装職人歴20年超のベテランの方は、
作業一つひとつにきちんと意味があり、
合理的にお仕事をされていることに感心させられました。
養生テープの一番下の部分のおさまりが良い状態。↑
後で剥がしやすいように、端っこを二つ折りにしてあります。
養生テープをキレイに貼り付け終わりました。↑
これでコーキング材がはみ出してはいけない部分の保護はバッチリですね。
屋根板金の時と同じように、
コーキング材を充填していく部分にプライマーを塗布していきます。↑
接着剤の役割を果たすプライマーを塗り終わったら、
いよいよ隙間の部分にコーキング材を打ち込んでいきます。↑
これで雨水や湿気などが玄関ドアの内側に浸入できないようにします。
コーキング材を打ち込み終わったら、
専用のヘラでならしていきます。↑
コーキング材の表面がなめらかで均一な仕上がりになるようにします。
今度は下から上にすくい上げるように、ヘラでならしていきます。↑
最後にもう一度、上から下へならしていって完成です。↑
コーキング材の表面が乾いたら(硬化したら)、
空になったコーキング・ガンに巻き付けていく形で、
養生テープを剥がしていきます。
後で松川さんに、
「綿菓子みたいですね~♪」
と言ったら、笑われました(笑)。
不要になった養生テープの塊は、
資材置き場にあるゴミ捨て場へ。
産廃業者さんに依頼して回収してもらっています。
コーキング材がキレイに玄関ドアと壁の間の隙間を埋めており、
美しい仕上がりになっていますね。↑
玄関ドアのコーキング工事が終わると、
日が暮れかけていることもあって、
杉本さんは休む間もなく、
その他の細かい付帯部のコーキング工事を始めます。↑
付帯部のような細かい部分といえど、
いい加減な工事をしたらそこから雨水が浸入して、
お住まいを傷めてしまうことになります。
通気口などの塞いではいけない穴や隙間以外の隙間は、
きちんと見落とさずにコーキング工事によって埋めておく必要があるのです。
打ち込んだコーキング材をヘラでしっかりとならしていきます。↑
以上、今回の塗装現場日誌は、
「四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第3回)
~鉄部下塗りその2(屋根板金、塗料づくり)とコーキング工事~」
の模様をお伝えしました。
今回の最後に、先日インタビューした際の杉本さんの言葉をご紹介します。
(ヘルメットを脱いだ時の杉本さん。↑ めっちゃ良い人です。)
「株式会社雅の塗装工事をする際のやりがいはなんですか?」
とお尋ねしましたところ、
杉本さんからの答えは、
「雅の仕事をしていますと、
塗装職人としての腕(レベル)が落ちようがないところですね。
曽我部代表とは長い付き合いになりますが、
代表自身が強いこだわりを持っているので、
自然に影響されて、こだわりを持った仕事を毎日できています。」
とのことでした。
プロの塗装職人さんの<強いこだわり>こそが、
お客様の大切なお住まいをお守りしているのだと、
改めて感じさせられる杉本さんの言葉でした。
次回は、鷹の台4丁目・O様邸における
<全体養生と片付け>の模様をお伝えします。
外壁・屋根塗装現場のリアルを知りたい方は、
次回もぜひお楽しみにしていてください。
お問い合わせはこちら↓
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「外壁塗装は家の定期健診・ケアの機会!」↓
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「良い塗装業者を選ぶポイント(前編)」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/points-for-choosing-a-good-painter-part-1/
「良い塗装業者を探す方法(前編)」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/how-to-find-a-good-painter-part-1/
「相談から完工までの7つのステップ(part1)-1.相談・現地調査」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/7-steps-from-consultation-to-completion-part1-1-consultation-field-survey/
株式会社雅は、
「<愛・信頼・絆>
誠実な思考と確かな技術で地域社会に貢献する」
ことを経営理念として掲げております。
この経営理念の下、
<地域密着100年企業>を目指し、
塗装サービスを通して
地域の皆様から長期的な信頼を寄せて頂くことを
経営目標としております。
<30年後も愛される塗装会社>であるために、
地域の皆様へ提供する価値を塗装工事ではなく、
「塗装サービス」ととらえ直し、
ただ染める塗装ではなく、
「家を守る塗装」を常に意識しております。
プロの塗装職人としてのプライドを胸に刻み、
地域の皆様に<お住まいへの安心感>を持って頂けるように
精進して参ります。
また、塗装とは工事が始まってからがスタートではございません。
工事が終わってからが本当の塗装のスタートだと考えております。
塗装工事はその先10年以上のお付き合いが必要になるものだからです。
そういう意味で、塗装工事が終わってからが本当の塗装のスタートという
ポリシーを大切にして参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
【公式HP】
https://www.tosou-miyabi.com/
【各種SNS】
▶︎Twitter
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▶︎YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCOxsucbuh1VEdVyWrHeeong
▶︎Instagram
https://www.instagram.com/miyabi_toso…
<参考文献・引用元>
(1)外壁塗装の苦情・トラブルの種類や件数の推移が分かる統計資料
①公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター
「住まいるダイヤル」
https://www.chord.or.jp/
②「大規模修繕工事新聞」
https://daikibo.jp.net/archives/11910
(2) 久保信也著「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」
(幻冬舎、2021年)
https://www.amazon.co.jp/%E5%AE%B6%E3%81%AE%E5%AF%BF%E5%91%BD%E3%82%9220%E5%B9%B4%E5%BB%B6%E3%81%B0%E3%81%99-%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%A4%96%E5%A3%81%E5%A1%97%E8%A3%85-%E4%B9%85%E4%BF%9D-%E4%BF%A1%E4%B9%9F/dp/4344932331/ref=asc_df_4344932331/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=342521554485&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=7953459723177779449&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=9053420&hvtargid=pla-1204195466537&psc=1&th=1&psc=1
(3)池田聡著「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」
(クロスメディア・パブリッシング、2021年)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%A7%E4%B8%80%E7%95%AA%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E5%A4%96%E5%A3%81%E5%A1%97%E8%A3%85%E3%81%A7%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E6%96%B9%E6%B3%95-%E6%B1%A0%E7%94%B0-%E8%81%A1/dp/4295405108/ref=pd_rhf_se_s_pd_crcd_1/355-3169928-7051302?pd_rd_w=8CUNw&pf_rd_p=6bd17f5e-1bac-4f3b-97c7-064c882625e5&pf_rd_r=PY6P7NZRE7VJYXJGWPGP&pd_rd_r=a6cfc67c-066e-4d9a-9854-f96a5f53386e&pd_rd_wg=4Di4b&pd_rd_i=4295405108&psc=1
<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第2回)~事前準備・鉄部下塗りその1(バルコニー、霧除け)~【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】
<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第2回)
~事前準備・鉄部下塗りその1(バルコニー、霧除け)~
【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】
こんにちは。広報担当の今泉です。
O様邸については、前回の記事(↓)からしばらく経ちましたが、
「<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第1回)~高圧洗浄~」
https://tosou-miyabi.com/topics/o-samas-residence-1st-takanodai-4-chome-yotsukaido-shi-chiba-high-pressure-washing/
今回は「O様邸(第2回)~事前準備・鉄部下塗りその1(バルコニー、霧除け)~」について、
現場レポートをお伝え致します。
塗装職人さんの朝の現場スタートから取材してきましたので、
1日の仕事始めの準備風景や、
霧除け・庇(窓の上によくついている鉄板の屋根みたいなもの)、
バルコニーなどの鉄部(金属でできている部分)への下塗りの作業風景について、
ご興味のある方はぜひご覧ください。
写真と文章による紙芝居形式でご説明して参りますので、
塗装現場のリアルな風景と職人さんたちのこだわりをお伝えできればと思います。
(<塗装現場日誌>は、シリーズものの連載記事になります。)
これまでに連載しました塗装現場日誌はこちら↓
「<塗装現場日誌>千葉市中央区川戸町・K様邸(第1回)~玄関タイル補修工事~」
https://tosou-miyabi.com/topics/k-samas-residence-in-kawado-cho-chuo-ku-chiba-1st-entrance-tile-repair-work/
「<現場日誌>千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第1回)~足場組立・高圧洗浄・コーキング~」
https://tosou-miyabi.com/topics/mitsuwadai-wakaba-ku-chiba-initial-s-samas-residence-1st/
「<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第1回)~竪樋一部交換工事・屋根・外壁・他部位の高圧洗浄~」
https://tosou-miyabi.com/topics/s-samas-residence-in-chishirodaiminami-wakaba-ku-chiba-1st/
外壁・屋根塗装と一緒に考えてみたい修繕工事はこちら↓
「外壁塗装と一緒に行いたい工事(part1)」
https://tosou-miyabi.com/topics/construction-that-you-want-to-do-with-exterior-wall-painting-part1/
「雨どいも修理・交換対応します」
https://tosou-miyabi.com/topics/drainpipe/
それでは、いってみましょう!
株式会社雅の御成台本店に出勤してから、
取材準備を整えてO様邸の現場に向かいますと、
O様邸をぐるっと囲うように立っている仮設足場が見えてきました。
仮設足場の周りを、
高圧洗浄による汚水や塗装作業中の塗料(ペンキ)の飛散を防止するための
メッシュシート(↑透けている黒い布みたいなもの)で覆っています。
そして、メッシュシートの上部には、
「こちらのお住まいは雅が責任をもってお守りします」
という覚悟をご近隣の方々にお示しするための、
雅のイメージ・シートが掲示されていました。
このイメージ・シートを目にするたびに、
取材する私も気合いが入ります。
左斜め前方からイメージ・シートを見ますと、こんな感じです。↑
さらに、目線が行きやすい高さにも、ご近隣の皆様に少しでも雅を知って頂き、
お住まいのことで何かお悩みのことがあれば、お気軽にお声かけ頂けますように、
ボード状の看板も設置しております。↑
そして、玄関の外には、施主様やご近隣の皆様に工事の予定をお伝えするための立て看板も。↑
こちらの立て看板の内容は、工事の進捗状況に応じて毎日更新しております。
はい、出ました! 雅の社用車です。↑
交通の邪魔にならないように、O様邸の擁壁そばに停めさせて頂いております。
これは、車の周りにこれから緑のコーンを設置する直前です。
なるべくご近隣の皆様のご迷惑にならないように配慮しております。
雅の社用車の中身はこちら。↑
これから作業が始まる直前ですので、
機材を取り出したりして、散らかっている印象があるかもしれません(笑)。
脚立やコーキング材(隙間を埋めるための充填材)などがまだ中にありますね。
職人さんも作業の準備をしていますね。↑
ちなみに、この後ろ姿は雅・工事部長の松川さんです。
現場の施工管理と応援のために、O様邸に来ています。
スタッフ紹介はこちら。↓
https://tosou-miyabi.com/staff/
松川さんは、お客様からも社員の皆からも愛されている、
キャリア20年のプロの塗装職人さんです。
昔ながらの気難しい職人さんのイメージを良い意味で裏切ってくれる、
とても優しい人柄の持ち主です。
話は変わりますが、塗料(ペンキ)や刷毛、ローラー、養生テープ、
その他諸々の作業道具の置き場のことを、
職人さんの世界では「ネタ場」と呼んでいます。
(地域によって言い方は違うのかもしれませんが。)
曽我部社長から聞いた話で、私の中で印象に強く残っていることがあります。
それは、「現場は、職人にとって<神聖な場所>なんです。」という言葉です。
自分の職人仕事に誇りを持てている職人さんほど、
自分の現場を大切に思っていらっしゃるということなのでしょう。
ですので、取材でその現場に入らせて頂く私としましても、
やはり気を使います。
ひとつは、職人さんたちの作業の邪魔になってはいけないから(危険でもありますしね)。
またひとつは、悪気はなくても、配慮の無い行動をしてしまうことで、
職人さんたちの誇りを傷つけたくないからです。
もっとも、雅の職人さんたちは、
曽我部社長や工事部長・松川さんをはじめ皆が、
人にも環境にも優しい人たちですので、お気軽にお声かけ頂ければと思います。
気難しい職人さんたちではありませんので(笑)。
塗装職人歴20年のベテラン、杉本さんも作業準備にとりかかっています。
スタッフ紹介はこちら。↓
https://tosou-miyabi.com/staff/
杉本さんは、曽我部社長や松川さんと長いお付き合いの職人さんです。
特に、曽我部社長との仲はかれこれ20年くらいでしょうか。
良い意味でご自分の職人仕事に高いプライドを持ち、
それを支える卓越した技術力と経験がある人です。
また、人柄が優しくて、
しかも、何か質問した時にもとても分かりやすく説明して下さるので、
社内はもちろんのこと、雅のお客様からも人気の職人さんです。
腰に道具入れを装着し、安全のためのヘルメットもかぶります。↑
杉本さんからは、いよいよ今日の作業が始まる緊張感が伝わってきました。
先ほどまで冗談を言って場の雰囲気を和ませてくれていた杉本さんですが、
お仕事モードに切り替え、戦闘態勢といったところです。
職人さんの腰回りには、色々な作業道具がついています。↑
いちいち屋根の上から足場をつたってネタ場に降りてきて、
道具を取りに来るのも作業効率が悪いですから、
よく使う道具については、
ウェスト・ポーチの職人さんヴァージョンみたいなものの中に全部入れてあります。
安全のために作業用手袋もしていますね。↑
ちなみに、腰ベルトの中身はこちら。↑
メジャーやドライバー、はさみ、カッター、刷毛など、
その他色々な作業道具が見えますね。
なんだか、カッコイイなぁと思ってしまうのは、私だけでしょうか?(笑)
ネタ場には、その日使用する作業道具をきれいに整理整頓して並べておきます。
これは、施主様にご迷惑をお掛けしないようにとの配慮から、ということももちろんですが、
何より、どこに何があるのかをすぐに分かる状態にしておかないと、
作業効率が悪くなってしまい、その分工期も延びて、
ひいてはお客様のご期待に応えられなくなるためです。
また、足元に作業道具が散らかった状態ですと、
行き来する際につまづいてしまい不慮の転倒事故を起こしたり、
つまづいたはずみで施主様のお住まい周りを傷つけてしまいかねません。
そういう意味でも、腕の良い職人さんほど、
ネタ場をきれいに整理整頓されていますね。
ちなみに、今日の作業予定には、全体養生が入っていますので、
緑やピンクの養生テープがありますね。↑
作業準備が整った松川さんをパシャリ!
まだちょっと照れがあるようです(笑)。
こちらの松川さんはいつもの感じに近いですね。↑
「今から、作業に入りますっ!」といった様子です。
いつも現場や社内の皆を明るくしてくれる、雅のムード・メーカーです。
そして、左奥には、現場視察に来た曽我部社長の姿が。
曽我部社長の<お客様のためのこだわり>が現場の職人さんたちに息づいています。
その<こだわり>とは何かと申しますと、
「ただの塗る塗装」ではなく、「お住まいを守るための塗装」というものです。
この<こだわり>があるからこそ、
お客様が長く安心して暮らしていけるような<塗装サービス>をご提供できると、
雅の職人さんたちは考えております。
さて、仮設足場の階段を登って、いよいよ出陣です!!
お住まいの1階と2階の間にある仮設足場の上から見た景色は、
こんな感じです。↑
写真だと実感が伝わりづらいかもしれませんが、
子供の頃に遊んだジャングルジムとはレベルが違い、
この高さでも私はけっこう怖いと感じてしまいます(笑)。
足場の上から地面を見た時の様子です。↑
う~ん、足場に登ったら、なるべく下の方を見ないようにしたいですね。(笑)
今度は屋根の上からパシャリ!
こんな高い所で、ひょいひょいと移動しながら作業する職人さんたちに、
改めて敬意を抱きました。
外壁塗装をする際には、
エアコンのドレンホース(排水ホース)などのカバーを外して、
ホースの内側の外壁部分もしっかりと塗れるようにします。
そのため、尾形さんがホース・カバーの取り外し作業を始めました。
尾形さんは、本来、水回り工事が専門の職人さんであり、
営業もこなすマルチな人ですが、
今日は応援のために塗装工事周りの作業をしに来てくれています。
スタッフ紹介はこちら。↓
https://tosou-miyabi.com/staff/
施主様の大切なお住まいを傷つけないように、
慎重に作業を進めます。
ドレンホース・カバーが徐々に取り外されていきます。↑
尾形さんが下の方でまだ作業を続けていますが、
ほぼカバーが取り外されましたね。↑
これで壁とホースの間の部分も塗装できるようになりました。
次に、これは、塗装現場でよく使われているケレン作業用の道具で、
研磨たわしの一種です。↑
ケレン作業とは、塗装する表面が滑らかになるように調整するための作業で、
古くなった塗料や鉄さび、その他の汚れなどをゴシゴシこすって除去していきます。
また、特に重要な目的は、
塗った塗料を塗装面に上手く吸着させることです。
このケレン作業をしっかりと行ってから塗らないと、
塗料の機能を十分に発揮させられず、お住まいを守ることにつながりません。
ケレン作業も、塗装前の大切な下地処理の一つになります。
ケレン作業用のサンドペーパーで塗装面をゴシゴシこすっている松川さん。↑
「こすっている」というよりも、
塗装面を整えるために、
「表面を削りながら磨いている」といった方が正確かもしれません。
見ていて、けっこう根気のいる作業で大変だなと思いました。
全国の職人さん、本当にお疲れ様です。
ちなみに、バルコニーの手すりには養生のための緑色のシートが巻かれていますね。
作業中に傷つけてしまわないように保護するためです。
バルコニーの板状の鉄部(金属部分)は、
経年劣化により板がめくれ上がってしまっている部分もあるため、
金属製のヘラで平らになるように整えます。
これも鉄部を下塗りする前に行う大切な下地処理の一つです。
塗料にその機能を十分に発揮させるように、
松川さんは、鉄部の細かい部分まで目配りして整えていっていました。↑
大切な下地処理としてのケレン作業を終えて、その後に清掃をしたら、
いよいよバルコニーの鉄部を下塗りしていきます。
鉄部に塗る下塗り用の塗料(ペンキ)は、
中塗り・上塗りの塗料の吸着性を高めるためだけでなく、
錆止めのためでもあります。
まずは、先に細かい部分を刷毛で丁寧に塗っていきます。
細かい部分は、ローラーでは塗りにくいからです。
曽我部社長いわく
『「塗る」というのは刷毛で丁寧に塗る作業のこと。
ローラーで外壁・屋根などの大きな部分を塗るだけの段階は、
まだまだ「塗る」とは言えません。」
とのこと。
そのため、ローラーで「塗る」作業は、比較的若いうちから塗らせてもらえるそうですが、
刷毛で付帯部(雨樋や雨戸、鉄部など)を「塗る」作業は、
経験をしっかりと積んでからでないと、
塗らせてもらえないそうです。
ひとくちに「塗装」といっても熟練の技が必要で、
奥が深いものなんですね。
細かい部分を刷毛で塗り終えたら、
今度はローラーを使って、手際良く塗っていきます。
手際良く塗ると言いましても、
決していい加減に塗っていくというわけではありません。
塗り残しや塗りムラが出ないように、
<均一に、満遍なく>塗っていくという意味です。
丁寧かつ繊細な姿勢で塗っていくにもかかわらず、
スピード感を持って塗り進めていくという印象です。
素人の私が言うのもなんですが、
塗装面があっと言う間にどんどん塗料で染まっていくので、
見ていて気持ちが良いスピード感でした。
さすが! 経験20年超のプロの塗装職人さんは違いますね!!
ここでも、まずは、
ローラーでは塗りにくい、細かい部分を刷毛で丁寧に塗ります。↑
刷毛で細かい部分を塗り終えたら、
次は、ローラーで手際良く塗っていきます。↑
この作業を繰り返して、
バルコニーの鉄部の下塗りは完成です。
バルコニーの鉄部の下塗りを終えたら、
次は、霧除け・庇の鉄部の下塗りへと移っていきます。↑
ここで、霧除け(きりよけ)・庇(ひさし)とは、
建物の内部に雨や霧が入り込まないようにするために、
窓や玄関などの上部に設ける小さな屋根状の部分のことです。
ちょうどサッシ(窓、窓枠)の上部に小さな屋根状の部分が見えますね。↑
これが霧除け・庇というものです。
まずは、霧除けの側面部分をローラーで塗っていきます。↑
霧除け側面の細かい部分はもちろん、刷毛で丁寧に塗っていきます。↑
塗り残しや塗りムラが出ないように丁寧に仕上げます。
霧除けの側面部分の下塗りが終わったら、
次は、霧除けの平面部分(天板部分)の下塗り作業に入ります。↑
ここも、いきなりローラーで勢い良く塗っていくのではなく、
外壁との境界線となる縁取りの部分を、まずは刷毛で丁寧に塗っていきます。
刷毛で塗る作業を終えたら、
ローラーで勢い良く、なめらかに塗っていきます。
あっという間に、天板が灰色に塗られていきます。
それでいて、塗り残しや塗りムラはありません。
霧除けの天板部分が一面、きれいに塗られました。↑
これは、別の部分の霧除けです。
やはり、ここもきれいに下塗り(錆止め塗布)されていますね。↑
別の場所に移って、今度は小さな霧除けも同じように下塗りしていきます。↑
この霧除けの側面部分は、ローラーで塗るには適さないので、
刷毛で丁寧に塗っていきます。↑
最後に、雅の工事部長・松川さんが口癖のようによく言っていることがあります。
「塗装工事というものは、
終わってからが本当の意味でのスタートです。
きちんと下地処理をして塗料の機能を発揮させれば、
10年はお住まいをお守りできるもの。
そうであるからこそ、
10年以上先まで考えて塗装工事を進めなければなりません。
塗装工事後のお客様の暮らしをしっかりと考えて、
下地処理の段階から丁寧かつ繊細に作業を進めていくべきです。
ただ塗ってそれで終わりではなく、
お住まいをお守りできる塗装工事ができているのかどうか。
そういったことを考えますと、
10年以上もつような塗装工事ができたかどうかは、
塗装工事が終わってから、その審判がスタートします。
つまり、塗装工事が終わってからこそが、
お住まいとの本当の意味での長いお付き合いが始まるのです。」
地元密着型の塗装店ならではの、
職人魂がこもっている言葉だなぁと、
私はいつも感心しながら聞いております。
そんな職人魂を持って日々現場で頑張っている職人さんたちのことを、
私は雅の広報担当として、
少しでも世間の皆様に知って頂けるように頑張って参りたいです。
誰かが誰かの暮らしを支えています。
誰かが誰かの人生を想っています。
縁の下の力持ち役を頑張ってくれている人たちがいます。
こういう人たちの姿勢には、
値段だけでは評価し尽せない<クオリティ(品質)>が存在していると思います。
長い目で見た時に、<安心できる暮らし>を共に実現して参りたいですね。
以上、今回の塗装現場日誌は、
「四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第2回)
~事前準備・鉄部下塗りその1(バルコニー、霧除け)~」
の模様をお伝えしました。
次回は、O様邸の鉄部下塗り工事その2と、
コーキング(シーリング)工事の模様をお伝えします。
外壁・屋根塗装現場のリアルを知りたい方は、
次回もぜひお楽しみにしていてください。
「外壁塗装は家の定期健診・ケアの機会!」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/painting-the-exterior-walls-is-an-opportunity-for-regular-home-medical-examinations-and-care/
「外壁塗装工事のタイミングと判断の決め手」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/the-deciding-factor-for-the-timing-and-judgment-of-exterior-wall-painting-work/
「外壁・屋根塗装ってDIYで出来ますか?(前編)」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/is-it-possible-to-paint-the-exterior-walls-and-roof-with-diy-part-1/
「外壁・屋根塗装ってDIYで出来ますか?(後編)」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/is-it-possible-to-paint-the-exterior-walls-and-roof-with-diy-part-2/
株式会社雅は、
「<愛・信頼・絆>
誠実な思考と確かな技術で地域社会に貢献する」
ことを経営理念として掲げております。
この経営理念の下、
<地域密着100年企業>を目指し、
塗装サービスを通して
地域の皆様から長期的な信頼を寄せて頂くことを
経営目標としております。
<30年後も愛される塗装会社>であるために、
地域の皆様へ提供する価値を塗装工事ではなく、
「塗装サービス」ととらえ直し、
ただ染める塗装ではなく、
「家を守る塗装」を常に意識しております。
プロの塗装職人としてのプライドを胸に刻み、
地域の皆様に<お住まいへの安心感>を持って頂けるように
精進して参ります。
また、塗装とは工事が始まってからがスタートではございません。
工事が終わってからが本当の塗装のスタートだと考えております。
塗装工事はその先10年以上のお付き合いが必要になるものだからです。
そういう意味で、塗装工事が終わってからが本当の塗装のスタートという
ポリシーを大切にして参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
お問い合わせはこちら↓
https://tosou-miyabi.com/contact/
【公式HP】
https://www.tosou-miyabi.com/
【各種SNS】
▶︎Twitter
https://twitter.com/miyabi_tosou818
▶︎YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCOxsucbuh1VEdVyWrHeeong
▶︎Instagram
https://www.instagram.com/miyabi_toso…
<参考文献・引用元>
(1)外壁塗装の苦情・トラブルの種類や件数の推移が分かる統計資料
①公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター
「住まいるダイヤル」
https://www.chord.or.jp/
②「大規模修繕工事新聞」
https://daikibo.jp.net/archives/11910
(2) 久保信也著「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」
(幻冬舎、2021年)
https://www.amazon.co.jp/%E5%AE%B6%E3%81%AE%E5%AF%BF%E5%91%BD%E3%82%9220%E5%B9%B4%E5%BB%B6%E3%81%B0%E3%81%99-%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%A4%96%E5%A3%81%E5%A1%97%E8%A3%85-%E4%B9%85%E4%BF%9D-%E4%BF%A1%E4%B9%9F/dp/4344932331/ref=asc_df_4344932331/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=342521554485&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=7953459723177779449&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=9053420&hvtargid=pla-1204195466537&psc=1&th=1&psc=1
(3)池田聡著「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」
(クロスメディア・パブリッシング、2021年)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%A7%E4%B8%80%E7%95%AA%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E5%A4%96%E5%A3%81%E5%A1%97%E8%A3%85%E3%81%A7%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E6%96%B9%E6%B3%95-%E6%B1%A0%E7%94%B0-%E8%81%A1/dp/4295405108/ref=pd_rhf_se_s_pd_crcd_1/355-3169928-7051302?pd_rd_w=8CUNw&pf_rd_p=6bd17f5e-1bac-4f3b-97c7-064c882625e5&pf_rd_r=PY6P7NZRE7VJYXJGWPGP&pd_rd_r=a6cfc67c-066e-4d9a-9854-f96a5f53386e&pd_rd_wg=4Di4b&pd_rd_i=4295405108&psc=1
(4)ケレン作業
https://gaiheki-concierge.com/article/keren-market-importance/
https://xn--rms9i4ix79n.jp.net/blog/6095.html
(5)外壁塗装・屋根リフォームの用語集―霧除け・庇について
https://www.gaiheki-tosou.shop/sp/index.php?action=public_word_search_detail&word_id=34#:~:text=%E9%9C%A7%E9%99%A4%E3%81%91%E3%83%BB%E5%BA%87%E3%81%A8%E3%81%AF,%E4%B8%8A%E9%83%A8%E3%81%AB%E8%A8%AD%E3%81%91%E3%82%8B%E5%BA%87%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
<塗装現場日誌>千葉市若葉区金親町・㈲ユーパッケージ様工場~看板設置工事~【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】
<塗装現場日誌>千葉市若葉区金親町・㈲ユーパッケージ様工場
~看板設置工事~
【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】
こんにちは。広報担当の今泉です。
今回の塗装現場日誌は、「塗装」工事ではございません。
地域密着型の外壁・屋根塗装専門店というのは、
実は、塗装工事以外の工事もご依頼頂くことが多いんですよ。
「塗装工事以外に、こんな工事も承っておりますよ~」
とお伝えできればと思い、
今回は<看板設置工事>の現場をお伝えして参ります。
(塗装現場日誌なのに、塗装の話じゃないんかいっ!
というツッコミはなしでお願いします。笑)
それでは、いってみましょう!
(<塗装現場日誌>は、シリーズものの連載記事になります。)
これまでに連載しました塗装現場日誌はこちら↓
「<塗装現場日誌>千葉市中央区川戸町・K様邸(第1回)~玄関タイル補修工事~」
https://tosou-miyabi.com/topics/k-samas-residence-in-kawado-cho-chuo-ku-chiba-1st-entrance-tile-repair-work/
「<塗装現場日誌>千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第1回)~足場組立・高圧洗浄・コーキング~」
https://tosou-miyabi.com/topics/mitsuwadai-wakaba-ku-chiba-initial-s-samas-residence-1st/
「<塗装現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第1回)~竪樋一部交換工事・屋根・外壁・他部位の高圧洗浄~」
https://tosou-miyabi.com/topics/s-samas-residence-in-chishirodaiminami-wakaba-ku-chiba-1st/
「<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第1回)~高圧洗浄~」
https://tosou-miyabi.com/topics/o-samas-residence-1st-takanodai-4-chome-yotsukaido-shi-chiba-high-pressure-washing/
「<塗装現場日誌>千葉市若葉区御成台3丁目・Y様邸(第1回)~足場組立てと高圧洗浄前のご近隣挨拶~」
https://tosou-miyabi.com/topics/y-samas-residence-3-chome-onaridai-wakaba-ku-chiba-1st-scaffold-assembly-and-greetings-from-the-neighborhood-before-high-pressure-washing/
「<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・K様邸(第1回)~2階洗面所の防水化粧板設置・蛇口交換・コーキング工事~」
https://tosou-miyabi.com/topics/4-chome-takanodai-yotsukaido-city-chiba-prefecture-k-samas-residence-1st-installation-of-waterproof-veneer-on-the-2nd-floor-washroom-faucet-replacement-caulking-work/
外壁・屋根塗装と一緒に考えてみたい修繕工事はこちら↓
「外壁塗装と一緒に行いたい工事(part1)」
https://tosou-miyabi.com/topics/construction-that-you-want-to-do-with-exterior-wall-painting-part1/
「雨どいも修理・交換対応します」
https://tosou-miyabi.com/topics/drainpipe/
「屋根の葺き替え(張り替え)カバー工法―屋根工事もおまかせください」
https://tosou-miyabi.com/menu/roofing/
「瓦屋根の漆喰補修、割れの補修もおまかせください」
https://tosou-miyabi.com/topics/tile_roof/
今回看板設置工事をご依頼いただきました㈲ユーパッケージ・U様は、
以前から雅とお付き合いして下さっている地元の方です。
昨年11月末頃に、御成台3丁目にある株式会社雅の本店にU様がご来店され、
「会社の看板が古くなってきて新しいものにしたいんだけどさ、
雅(みやび)さんのところでやってくれる?」
とご依頼されました。
外壁・屋根塗装専門店からスタートしました株式会社雅ですが、
今では地元の皆様のご要望により広くお応えできるように、
大工職人・水回り工事職人も正社員としてかかえ、
その他にも、様々な職種の協力職人の皆さんとのネットワークができるまでになってきました。
U様からも、
「雅さんは、もともとは塗装屋さんって分かっているんだけどさ、
頼んでみたら、色々とやってくれるからね。
今回の看板も雅さんのところに話を持っていけば、
なんとかしてくれるんじゃないかと思ったんだよね。
地元にちゃんと店舗をかまえて、
逃げも隠れもしない姿勢でやっているところも信用できるしね。
だからね、ちょっと見積りを出してちょうだいよ。」
とのありがたいお言葉を頂戴しました(嬉し涙)。
そこまで信頼して頂いたからには、
やはり地元の方へ貢献したい!!という気持ちが湧き上がってきました。
早速、U様と現地調査の日取りの打ち合わせをさせて頂き、
私(広報担当・今泉)、協力職人さんの一人である小林さんとともに
ユーパッケージ様の工場へ現地調査に行って参りました。
ちなみに、いつもは取材目的で現場に行っている私がなぜ、
今回は普通に現地調査や工事監督に行ったのかと申しますと、
「看板設置工事→看板といえば広報・広告→広報担当が看板にくわしいよね」
という流れで、直接担当することになりました。
そういう次第でユーパッケージ様の工場に到着しますと、
U様が予め古い看板を撤去してくださっておりました。↑
このデザインを参考に、会社の新しい看板を作ってほしいとのことでした。
U様との打ち合わせでは、
私の方から
「せっかく地域の皆様から愛され続けた<会社のロゴマーク>は、
このまま変えずにいかれる方がよいのではありませんか?」
とご提案しましたら、
U様も
「ぜひ、そのようにして欲しい。」
とのご希望でした。
やはり、会社の看板というものは、
その会社の存在を地域の皆様に知って頂き、
なじみを持って頂くのに重要な役割を果たしてくれるものです。
インターネットの発達により、
web広告が主流になりつつある世の中ではありますが、
地元密着で頑張っていらっしゃる多くの中小企業の皆様にとっては、
地域の認知度向上・信頼関係構築の入口を作ってくれる<看板>も捨てがたいものがあります。
実際、最近では「看板マーケティング」と言って、
地元密着の企業にとっての<看板のPR効果>が見直されつつあるようです。
また、その会社様で働く社員の皆様にとっても、
自社の看板に愛着や誇りを抱く方が多いと思います。
そのような色々な方々の<想い>が詰まった、会社様の大切な看板。
その制作・設置工事を雅にご依頼頂きましたことは、
大変光栄でありますとともに、責任の重さを感じました。
現場調査時、旧看板を取り外したばかりの下地は、こうなっていました。↑
入口上部にグレーのシャッター・ボックスがありますが、
その外側の一面に看板を設置してほしいとのことでした。
そこで、まずは、看板設置の下地面となる部分の状態確認と、
縦・横の寸法を実測していきます。
それによって、お勧めの看板のタイプや工法の種類、
そして看板製作・設置工事の費用が変わってくるからです。
高所用の梯子に登って下地面の調査をしていくわけですが、
安全確保に十分配慮することと、
梯子やその他の機材などで下地面やその周辺部分を傷つけないことが大切です。
お客様の大切な建物を傷つけてしまいますと、大変申し訳ないですから。
次に、U様から詳しいご希望をさらに深掘りしてお伺いしながら、
協力職人・小林さんがデザインや仕様について数パターンあることをご説明し、
U様に後日、サンプル画像とともに設計図書と御見積書をご提案致しました。
U様から文字のフォントの大きさや位置関係について、
ほんの少しの修正依頼を頂きましたものの、
その他の大部分については快諾下さいました。
微修正後、設計図書・御見積書ともに最終的にご同意頂けましたので、
正式にご契約の運びとなり、
年明けに工事を実施させて頂くことになりました。
新しく出来上がった㈲ユーパッケージ様の会社看板はこちら。↑
施工日当日は朝からよく晴れて、まさに工事日和といった好天に恵まれました。
ちなみに、雨天の時は工事延期・中止になります。
作業効率が悪く、しかも作業環境として危険であることと、
下地にシートを貼り付けるタイプの看板設置方法ですと、
濡れた下地面に接着したところで、吸着が悪く、意味がないからです。
雨天の時は工事延期・中止になるというのは、
塗装工事と似ているところがありますね。
今回の工法は、「インクジェット出力 直貼り」というものです。
耐久性・耐候性のある専用のシートに対して、
インクジェット出力でデザインを印刷したものを下地面に直接貼り付けていく工法です。
周囲の自然環境や気象条件にもよりますが、
通常は耐久年数が5年以上あるものになります。
(5年経過した頃から、色褪せや剥がれなどが少しずつ出始めるということです。)
このシートの裏面には専用の接着剤とそれを保護している薄いフィルムがついていまして、
ちょうど両面テープの片面を保護している薄いフィルムを剥がしていく要領で、
下地面にシートを接着させながら少しずつ貼り付けていきます。
同時に、剥がした薄い保護はくるくる巻いて回収していきます。
もちろん、貼り付けていく前に、
大切な下地処理として、<ケレン作業>を行います。
これは、下地の表面をサンドペーパーなどで磨き上げ、
その後、雑巾で清掃し、表面が滑らかで綺麗な状態にすることです。
ケレン作業を行うことで、下地表面を調整し、シートの密着性を高めます。
ちなみに、この時の工事は高所でしたので、
荷台にクレーンと人が乗るゴンドラがついているトラック(高所作業車)を近くに横づけして行いました。
シートを直貼りしていく時には、
どうしても下地面とシートの間に気泡(空気)が入ってしまいます。
それを専用のヘラでシートの外に追い出しながら、
シートの表面が均一に滑らかになるように整えていきます。
ここは、プロの看板屋職人さんの腕の見せ所ですね。
協力職人・小林さんはこの作業を実に手際良く進めていって下さいました。
そのお陰で、今回は看板設置工事が約30分で終了しました。
(いや、30分もかからなかったかもしれません。笑)
㈲ユーパッケージ様の看板設置工事が無事に完工しました! ↑
写真左側が小林さんです。右は株式会社雅・広報担当の私、今泉です。
ちなみに、小林さんは落ち着いた感じの、優しい良い人です。
小林さんに会いたい人は(看板設置をご依頼したい方は)、
ぜひ雅までお声かけください(笑)。
完工後、ユーパッケージ・U様に仕上がり具合をご確認頂き、
「ありがとうございます。昨日午後見て来ました。
会社のサイズにぴったりです。」
とのお言葉を頂戴しました。
U様のお役に立てて嬉しく思いました。
これからも株式会社雅は、地元の皆様のお役に立てるよう、
頑張って参りたいと思います!
以上、今回の<塗装現場日誌>では、
㈲ユーパッケージ様工場における看板設置工事の模様をお伝えしました。
外壁や屋根の塗装工事を通したお住まいのリフォームや、
その他の工事にご興味のある方は、ぜひお楽しみにしていてください。
それではまた!
お問い合わせはこちら↓
https://tosou-miyabi.com/contact/
「瓦屋根の漆喰補修、割れの補修」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/tile_roof/
「建物の資産価値を上げる方法-外壁・屋根を塗装でリフォームする」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/how-to-increase-the-asset-value-of-a-building-remodeling-the-exterior-walls-and-roof-with-paint/
「外壁塗装は家の定期健診・ケアの機会!」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/painting-the-exterior-walls-is-an-opportunity-for-regular-home-medical-examinations-and-care/
「外壁塗装工事のタイミングと判断の決め手」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/the-deciding-factor-for-the-timing-and-judgment-of-exterior-wall-painting-work/
株式会社雅は、
「<愛・信頼・絆>
誠実な思考と確かな技術で地域社会に貢献する」
ことを経営理念として掲げております。
この経営理念の下、
<地域密着100年企業>を目指し、
塗装サービスを通して
地域の皆様から長期的な信頼を寄せて頂くことを
経営目標としております。
<30年後も愛される塗装会社>であるために、
地域の皆様へ提供する価値を塗装工事ではなく、
「塗装サービス」ととらえ直し、
ただ染める塗装ではなく、
「家を守る塗装」を常に意識しております。
プロの塗装職人としてのプライドを胸に刻み、
地域の皆様に<お住まいへの安心感>を持って頂けるように
精進して参ります。
また、塗装とは工事が始まってからがスタートではございません。
工事が終わってからが本当の塗装のスタートだと考えております。
塗装工事はその先10年以上のお付き合いが必要になるものだからです。
そういう意味で、塗装工事が終わってからが本当の塗装のスタートという
ポリシーを大切にして参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
【公式HP】
https://www.tosou-miyabi.com/
【各種SNS】
▶︎Twitter
https://twitter.com/miyabi_tosou818
▶︎YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCOxsucbuh1VEdVyWrHeeong
▶︎Instagram
https://www.instagram.com/miyabi_toso…
<参考文献・引用元>
(1)外壁塗装の苦情・トラブルの種類や件数の推移が分かる統計資料
①公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター
「住まいるダイヤル」
https://www.chord.or.jp/
②「大規模修繕工事新聞」
https://daikibo.jp.net/archives/11910
(2) 久保信也著「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」
(幻冬舎、2021年)
https://www.amazon.co.jp/%E5%AE%B6%E3%81%AE%E5%AF%BF%E5%91%BD%E3%82%9220%E5%B9%B4%E5%BB%B6%E3%81%B0%E3%81%99-%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%A4%96%E5%A3%81%E5%A1%97%E8%A3%85-%E4%B9%85%E4%BF%9D-%E4%BF%A1%E4%B9%9F/dp/4344932331/ref=asc_df_4344932331/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=342521554485&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=7953459723177779449&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=9053420&hvtargid=pla-1204195466537&psc=1&th=1&psc=1
(3)池田聡著「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」
(クロスメディア・パブリッシング、2021年)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%A7%E4%B8%80%E7%95%AA%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E5%A4%96%E5%A3%81%E5%A1%97%E8%A3%85%E3%81%A7%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E6%96%B9%E6%B3%95-%E6%B1%A0%E7%94%B0-%E8%81%A1/dp/4295405108/ref=pd_rhf_se_s_pd_crcd_1/355-3169928-7051302?pd_rd_w=8CUNw&pf_rd_p=6bd17f5e-1bac-4f3b-97c7-064c882625e5&pf_rd_r=PY6P7NZRE7VJYXJGWPGP&pd_rd_r=a6cfc67c-066e-4d9a-9854-f96a5f53386e&pd_rd_wg=4Di4b&pd_rd_i=4295405108&psc=1
<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・K様邸(第2回)~1階洗面所及びキッチンの蛇口交換工事、防蟻工事、ドアクローザー交換工事~【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】
<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・K様邸(第2回)
~1階洗面所及びキッチンの蛇口交換工事、防蟻工事、ドアクローザー交換工事~
【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】
こんにちは。広報担当の今泉です。
前回の記事では、
「千葉県四街道市鷹の台4丁目・K様邸(第1回)
~2階洗面所の防水化粧板設置・蛇口交換・コーキング工事~」
についての現場突撃取材の様子をお伝えしました。↓
https://tosou-miyabi.com/topics/4-chome-takanodai-yotsukaido-city-chiba-prefecture-k-samas-residence-1st-installation-of-waterproof-veneer-on-the-2nd-floor-washroom-faucet-replacement-caulking-work/
今回もK様邸での続きをお伝えして参ります。
千葉市若葉区が地元の株式会社雅は、
「雅(みやび)さんって、外壁・屋根塗装専門店だと思っていたけど、
家の中の修理なんかもやってくれるんだねぇ。」
というお声をお客様から頂く機会が増えて参りました。
これは、代表・曽我部が、
「せっかくなら、お客様のお家周りのお悩みを全て、
雅で解決して差し上げられるようになりたい!」
と思ったのがきっかけでした。
大工職人の田嶋さんが仲間になり、
水回り工事職人の尾形さんが仲間になり、
その他の協力業者さんも増えていくことで、
お住まい周りのお悩みにお役立ちできる範囲が広がっていきました。
そのような中、当初は外壁・屋根塗装工事をご要望頂いたK様から、
「せっかくだから、ついでに洗面所のリフォームや他の箇所もやってもらえますか?」
とのご依頼がありました。
そういう次第で、前回の記事に引き続いて、
今回は、K様邸の1階洗面所及びキッチンの蛇口交換工事、
防蟻工事、ドアクローザー交換工事の模様をお伝え致します。
それでは、いってみましょう!
(<塗装現場日誌>は、シリーズものの連載記事になります。)
これまでに連載しました塗装現場日誌はこちら↓
「<塗装現場日誌>千葉市中央区川戸町・K様邸(第1回)~玄関タイル補修工事~」
https://tosou-miyabi.com/topics/k-samas-residence-in-kawado-cho-chuo-ku-chiba-1st-entrance-tile-repair-work/
「<現場日誌>千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第1回)~足場組立・高圧洗浄・コーキング~」
https://tosou-miyabi.com/topics/mitsuwadai-wakaba-ku-chiba-initial-s-samas-residence-1st/
「<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第1回)~竪樋一部交換工事・屋根・外壁・他部位の高圧洗浄~」
https://tosou-miyabi.com/topics/s-samas-residence-in-chishirodaiminami-wakaba-ku-chiba-1st/
外壁・屋根塗装と一緒に考えてみたい修繕工事はこちら↓
「外壁塗装と一緒に行いたい工事(part1)」
https://tosou-miyabi.com/topics/construction-that-you-want-to-do-with-exterior-wall-painting-part1/
「雨どいも修理・交換対応します」
https://tosou-miyabi.com/topics/drainpipe/
前回記事でご紹介しました、
2階洗面所の防水化粧パネル設置と蛇口交換を仕上げた次は、
1階洗面所の蛇口交換工事が始まりました。
K様からは「水漏れが原因と思われる蛇口周りの黒ずみが気になる」
とのお悩みが寄せられました。
私が他の現場の取材から戻った時には、
水回り工事担当の尾形さんがすでに作業を始めていました。↑
管の接続部分に残っている古いパッキンを、
カッターで削り取っているところですね。
ここで、そもそもパッキンとは何でしょうか?
パッキンとは、
水道のパーツ(部品)とパーツの隙間から水が漏れないように密封するためのものです。
蛇口などの動くパーツがついている部分にゴム製のパッキンがつけられていることが多いです。
パッキンは消耗品ですので、
水道を使用していると少しずつパッキンが経年劣化していきます。
水道の使い方によって差はありますが、
目安としましては、水道のパッキンの寿命は約10年です。
パッキンの劣化を放置していると水漏れが悪化するリスクが高まります。
そのため、たとえば、水道の蛇口が以前よりも緩くなったなどの症状が見られましたら、
パッキンが寿命を迎えている可能性がありますので、交換が必要です。
ただし、パッキンには複数の種類があり、水道のタイプによっても交換方法が異なります。
一般の方は慣れていらっしゃらないことが多いと思われますので、
実際にパッキンの交換工事を行う時には、
水回り工事職人に依頼されることをお勧めします。
正しく水道のパッキンを交換するためには、
それぞれの違いを理解したうえで作業を進めなければならないからです。
ちなみに、DIYでパッキン交換工事を行いたいという方へのアドバイスをおひとつ。
パッキンのそもそもの役割が、
水道のパーツ(部品)とパーツの隙間から水が漏れないように密封するためでした。
しかし、パッキンのサイズや形状がその水道に合っていませんと、
取り付け部分に隙間ができてしまい、その隙間が水漏れの原因になります。
また、パッキンのサイズや形状を間違えてしまいますと、
再び取り外して適切なパッキンに換えるための手間と時間もかかってしまいます。
そのため、どのパッキンを選べばいいかを確認するために、
まずはメーカーや品番をしっかりと把握するようにしましょう。
こうすれば、わざわざ水道を分解してパッキンを取り出さなくても、
どのような種類のものかが分かるからです。
ちなみに、メーカーや品番は水道のシングルレバーや水栓に記載されている場合が多いです。
地道に古いパッキンを削ぎ落している尾形さん。↑
「なぜ、このようなことをやる必要があるのですか?」
と尾形さんに尋ねてみました。
尾形さんいわく、
「古いパッキンを除去せずに、
新しいパッキンをそのまま取り付けてしまう職人も中にはいまずけど、
自分は古いパッキンをしっかりと取り除いてから(パッキン交換を)するようにしています。
やっぱり、こうしないと、新しいパッキンに交換したところで、
近い将来に、新たな水漏れが発生してしまう可能性があるからですね。」
とのことでした。
なるほど!
塗装工事と同じで、
新しく交換するパッキンにその役割を十分に発揮させるためには、
古いパッキンをきれいに除去するといった<下地処理>が大切になってくるわけですね。
塗装工事と水回り工事とでは、確かに工事の種類は違います。
もっとも、<長い目で見た時にお客様のお住まいをお守りする>という観点からは、
<下地処理の大切さ>という点で、根っこの部分が共通していることが分かりました。
お客様がご覧になられていない細かい部分であっても、
お客様のために先々まで考えて、
細かい作業をやり続ける尾形さんの姿勢に、
日本の職人魂を見る思いがしました。
他の雅の塗装職人さんたちにインタビューさせて頂いた時にも、
皆同じように、
「人が見ていない部分であっても、<こだわり>を持って職人仕事をしているか?」
ということを常に意識していらっしゃることがうかがえました。
決して、独り善がりの<こだわり>ではなく、
あくまでお客様のための<こだわり>。
業界を問わず、日本の職人さんたちには、
これからもこの<こだわり>の姿勢でいて頂きたいものですね。
蛇口を交換し終わった後は、洗面台下の配管をつなげていきます。↑
中が暗いので、作業現場用のライトで明るく照らします。
また、床材を機材などで傷つけないように、タオルを敷いて養生(保護)しています。
配管の取り付け作業が始まりました。↑
この取り付け作業がしっかりと行われないと、水漏れが発生してしまいますので、
器具の形状などをよく確認しながら、慎重に取り付けていきます。
尾形さんの表情が真剣さを増しましたので、
作業の邪魔になってはいけないと思い、
私もこの時はあまり話しかけずに見守りました。
(カメラのシャッター音はうるさかったかもしれませんが(笑)。)
慎重に配管関係を接続していきます。↑
普通の姿勢からでは見えにくい部分や作業がしにくい部分については、
仰向けになって作業します。↑
私は写真を撮っているだけでしたが、
見ていて結構大変な作業だなあと思いました。
尾形さん的には、
「(このぐらいは何でもないです。いつものこと。)」
といった感じでしたが(笑)。
配管をつなげていく作業が続きます。
慎重ながらも、見ていて手際が良く、作業がどんどん進んでいくのが印象的でした。
素人の私が言うのもなんですが(笑)、
動きに無駄がない感じがスマートでしたね。
秘かにDIY欲がある今泉ですが、
やはり「餅は餅屋から買え」という言葉があるように、
お金は多少かかってもプロにお願いした方が、
長い目で見た時にかえって安心・お得なのかなと思いました。
配管を整える作業も、いよいよ佳境といったところです。↑
私も興味津々で尾形さんの背中から取材させてもらっています。
尾形さん、うっとうしい取材ですみません(苦笑)。
おおー!あともう少し、もう少しで完成に近づいているのが分かります! ↑
洗面台上の蛇口から、
下の配管にきちんと水流が行くようになっているかを慎重にチェックしています。↑
尾形さんは、このチェック作業を3回くらいは繰り返していました。
お客様のお住まいを長期的にお守りしていく職人魂が垣間見えました。
チェック作業が終わり、1階洗面所の蛇口交換工事も完了です。
尾形さん、お疲れ様でした!
「ふうっ、やっと水回り工事が完了したぁ(お疲れ様でしたぁ)」と思っていましたら、
なんと!尾形さんは休む間もなく、
次はキッチンの蛇口交換工事に取り掛かっていました。
このタイプ(↑)の蛇口は、形状や性質・劣化具合などから判断した結果、
根っこの部分から電動工具で切り離す必要があるようでした。
その際に、細かい粒子上の金属片やその他の飛沫が飛んで、
周りの部分を汚してしまわないように、
ビニールで覆って養生(保護)していきます。
ちなみに、この緑の養生テープ(↑)って、優れものなんですよ!
普通のセロハンテープやガムテープみたいに、緑のテープを引っ張って、
貼り付けたいところに貼りますよね。
そうしますと、緑のテープの下側にビニール・シートが折りたたんだ状態でしまわれていて、
そのビニール・シートの端を引くと、折りたたまれていたビニールが伸びて、
次々に出てくるんですよ!
子供の頃から図画工作やDIYなどに縁がなかった私としては、
この「テープ付き養生シート マスカー」(←正しくはこう言うそうです。(*))を
初めて見た時は、感動してしまいました(笑)。
職人さんにテープ付き養生シートで養生するのを実演してもらった時の感動は、
今でも忘れられません。
慣れている方からすれば、「何をそんなに大げさな(笑)」と思われるかもしれませんが、
まだご存じない方はぜひ、一度ご覧になってみてください。↓
雅の職人さんが養生しているシーンはこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=EBLQLRKeO4E
養生テープの中に折りたたまれているビニール・シートが出てきましたね。↑
キッチンの壁面にも汚れが飛散しないように、
「テープ付き養生シート マスカー」を貼って養生していきます。↑
ビニール・シートを下に降ろしてきて、壁面全体を覆ってしまいます。↑
大工職人・田嶋さんも加わり、尾形さんと二人で古い蛇口を取り外していきます。↑
古い蛇口の根元の部分から電動工具で切り離していきます。↑
尾形さんが1階キッチンの蛇口交換工事を行っている間、
大工職人・田嶋さんは玄関ドアクローザーの交換工事に入っています。↑
K様から「玄関ドアの閉まり具合が良くないので見てほしい」とのご依頼を頂いたためです。
外壁・屋根塗装専門店と言いましても、地元密着型でやらして頂いておりますので、
お住まいについてのお悩みをできる限り解決して差し上げたいと雅は考えております。
何回もドアを開け閉めしては、ドアクローザーの具合をチェックしている田嶋さん。↑
多能工・大工職人田嶋さんについてもっと知りたい方はこちら↓
「株式会社雅の塗装工事のクオリティを担う3人」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/three-people-responsible-for-the-quality-of-painting-work-by-miyabi-co-ltd/
「大工仕事もお任せあれ(^^)」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/i-will-do-carpentry-well/
「<塗装現場日誌>千葉市中央区川戸町・K様邸(第1回)~玄関タイル補修工事~」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/k-samas-residence-in-kawado-cho-chuo-ku-chiba-1st-entrance-tile-repair-work/
「網戸の張替えもお任せあれ(^ ^) 」
https://tosou-miyabi.com/topics/leave-it-to-us-to-replace-the-screen-doors/
「スタッフ紹介」
https://tosou-miyabi.com/staff/
玄関の外には、ドアクローザーとその部品が置いてありました。↑
ドアクローザーのネジを絞めたり、緩めたりしては、
ドアの開閉具合がちょうど良くなるように調整していきます。
ちょっと手が空いた塗装職人歴20年の松川さんも様子を見に来ています。
工事部長ですから、施工各所の現場監理・チェックも大切なお仕事です。
お客様のお住まいを本当に長くお守りできるか?という目でチェックしていますね。↑
松川さんによる洗面所のコーキング工事について見たい方はこちら↓
https://tosou-miyabi.com/topics/4-chome-takanodai-yotsukaido-city-chiba-prefecture-k-samas-residence-1st-installation-of-waterproof-veneer-on-the-2nd-floor-washroom-faucet-replacement-caulking-work/
お住まいの方々が自然な感じで、スムーズにドアの開け閉めができるように、
細心の注意でドアクローザーのネジの締まり具合を調整していきます。↑
玄関ドアというものは、
お住まいの方々が一番よく出入りされるドアだと思いますから、
そのドアの開け閉めがスムーズにいかないと、生活上のストレスになってしまいますからね。
お住まいをお守りする工事を実行していくためには、
お住まいの方々の<生活実感>をしっかりとイメージすることが大切なんだと思います。
ただ形ばかりの工事をして「はい、直しました」では、
お客様からのご期待にお応えしたことにはならないと思います。
入念なドアの開閉チェックを繰り返す田嶋さん。↑
お客様の生活実感をイメージした職人としての<こだわり>を感じました。
最後にご紹介するのは、雅の協力職人さんの一人で、
防蟻工事(=シロアリ駆除工事)職人の榊さんです。
お住まいの環境にもよりますが、
昔ながらの風通しが良い日本家屋とは異なり、
断熱効果向上のため密閉性を高めた現代の戸建て住宅では、
シロアリによる被害が発生しやすくなっています。
この点について、もう少し詳しく榊さんに説明してもらいました。
今泉
「法隆寺の五重塔など、古来からの日本の木造建築もシロアリ対策をやってきてたんですか?」
榊さん
「何かしら補修工事などはやり続けてきたとは思いますけど、
シロアリ対策については、日本古来の木造建築ではそれほど必要ないと思います。」
今泉
「それはどうしてですか?」
榊さん
「日本の木造建築というのは、
温暖多湿な日本の気候に合うような構造で建てられていますので、
もともとシロアリが好きな湿気がたまりにくいからですね。
建物自体の風通しが良いつくりになっているんですよ。」
「それに対して、現代の戸建て住宅というのは、
断熱性を向上させるために、密閉性を高める構造になっています。
これは言わば、人が過ごしやすい室内環境を実現できた半面、
シロアリが好きな湿気がたまりやすい、湿気が抜けにくい環境にもなったということです。
密閉性を高めるということは、イコール、
建物全体の風通しが良くないということでもあるんです。」
「ですから、およそ10年を目途に、外壁・屋根塗装と一緒に、
シロアリ駆除工事もやっておいた方がいいんですよ。」
今泉
「ちなみに、シロアリ駆除工事をまったくせずに、
シロアリが繁殖するままにして放置したらどうなるんですか?」
榊さん
「地震などが引き金になって、建物自体が倒壊しますね。
もちろん、そのお住まいの立地や自然環境、
そして、構造的に湿気がたまりやすいものになっているかなど、
条件によって異なりますが。」
今泉
「そう考えますと、世界最古の木造建築と言われる法隆寺などはすごいですよね。
およそ1300年間、この地震大国・日本にありながら倒壊していないわけですから。」
榊さん
「そうですね。木造建築の強さですよね。
もちろん、その強さの要因は色々あるわけですけれども、
シロアリ駆除に関して言えば、現代の戸建て住宅よりも間違いなく強いでしょうね。」
なるほど~!
いやぁ、色々と勉強になりました。
榊さん、ありがとうございます。
実は、榊さんにインタビューさせて頂いた時には、
防蟻工事の大半が終わっていたのですが、
「工事の様子が見たいです」とお願いした私のわがままに対して、
快く応じてくださいました。
榊さん、話し方から何から何まで本当に優しかったです(笑)。
玄関脇の柱に薬剤注入用の小さな穴をドリルで開けるところです。↑
この柱ですが、石材で出来ているように見えて、
実は芯となる柱材の周囲に石材模様のパネルを張り付けてあるものです。
そのため、その中に空洞部分があり、
なんと!シロアリはそういうところにも侵入するそうです。
なぜなら、中には適度な温度と湿気があって、
シロアリが好きな生息環境になるからとのこと。
恐るべし!シロアリ!!
玄関脇の外壁材の中にも薬剤を注入するための穴を開けます。↑
削った粉汚れが床に落ちないように、ちり取りを下にもって構えているところなどは、
お客様への配慮が感じられますね。
なんと! 室内のこんなところにも薬剤を注入するんですね!? ↑
榊さんいわく、
「シロアリは、食べ物(木材)と湿気があるところが大好きですからね。
普段は人間からは見えないところで活動していますが、
シロアリが好きな生息場所というものはありますので、
そこを見逃さずに、重点的にケアしていく必要がありますね。」
とのことでした。
ちなみに、シロアリ界のツートップである、
ヤマトシロアリは体長3.5~6mm、イエシロアリは体長4~6.5mmだそうです。
光のある場所には出てこないそうですので(暗くて、湿ったところが好き)、
日頃私たちが直接目にすることはなかなかないとのことですが、
意外にも身近にいて、放っておくと建物に深刻な被害をもたらすのがシロアリだそうです。
床下の防蟻工事を終えて戻ってきた榊さん。↑
榊さんから教えて頂いたところでは、
60年以上前の1950年代は、
「クロルデン」に代表される有機塩素系薬剤が使われていたそうです。
その効果は絶大で、分解されにくく半永久的に効果があるという強力なものだったとのこと。
その反面、臭いがきつく、しかも、分解されにくい事による土壌汚染や蓄積性が高いことから、
1986年に「第1種特定化学物質」に指定され、シロアリ駆除薬剤として使用禁止になりました。
次に登場したのが「ホキシム」「クロルピリホス」に代表される「有機リン系薬剤」でした。
これは、一般的に殺虫力が高く分解しやすいことから農薬としてはリスクの低いものでしたが、
シックハウス症候群が問題視されたことにより、
2003年建築基準法の改正によって使用禁止になりました。
そのため、現在ではより安全志向の高い薬剤に変わっています。
これは、イミダクロプリドやクロチアニジンなどに代表される
ネオニコチノイド系薬剤というもので、
タバコに含まれるニコチンの殺虫成分を元に合成された薬剤です。
昆虫に対して選択的に殺虫効果を発揮するため、
人を始めとした哺乳類には安全性が非常に高いとされています。
また、薬剤量が少なくて済み、残効性(効果の保持期間)が比較的長いのが特徴です。
しかも、ネオニコチノイド系薬剤は飽和蒸気圧が非常に低い薬剤のため、
空気中への揮発がほとんどなく、一般的に低臭性で臭いがほぼありません。
とはいえ、通気性の良くない床下での防蟻工事の場合は、
薬剤の中に直接身体をさらすことになりますので、
身体を守るために、念のため防護服を着て作業を進めています。↑
写真を見ると、防蟻工事職人さんの苦労を感じ取って頂けるのではないでしょうか。
最後に、榊さんと、雅・工事部長の松川さんのツーショットを撮らせて頂きました。
共にお客様のお住まいを守る職人魂を持った二人です。
(ちなみに、榊さんも松川さんも、めちゃくちゃ優しい人柄の持ち主です。
昔ながらの職人さんのイメージを良い意味でくつがえしてくれる方たちです。)
外壁・屋根の塗装工事もそうですが、
1軒のお住まいを長く安心して住み続けられるようお守りしていくために、
色々な職人さんたちが活躍してくれているのだと、
取材を通して実感することができました。
人が見ていないところでも、
お客様のために<こだわり>を持ってプロの仕事をする職人さんたちの活躍ぶりを、
これからも世の中の皆様に少しでも知って頂けたらと思います。
ですので、雅・広報担当として、今泉は次回も現場取材に向かいます!
以上、今回の<塗装現場日誌>では、
「千葉県四街道市鷹の台4丁目・K様邸」における
1階洗面所及びキッチンの蛇口交換工事、防蟻工事、
ドアクローザー交換工事の模様をお伝えしました。
外壁や屋根の塗装工事を通したお住まいのリフォームにご興味のある方は、
ぜひお楽しみにしていてください。
それではまた!
お問い合わせはこちら↓
https://tosou-miyabi.com/contact/
「瓦屋根の漆喰補修、割れの補修」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/tile_roof/
「建物の資産価値を上げる方法-外壁・屋根を塗装でリフォームする」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/how-to-increase-the-asset-value-of-a-building-remodeling-the-exterior-walls-and-roof-with-paint/
「外壁塗装は家の定期健診・ケアの機会!」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/painting-the-exterior-walls-is-an-opportunity-for-regular-home-medical-examinations-and-care/
「外壁塗装工事のタイミングと判断の決め手」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/the-deciding-factor-for-the-timing-and-judgment-of-exterior-wall-painting-work/
株式会社雅は、
「<愛・信頼・絆>
誠実な思考と確かな技術で地域社会に貢献する」
ことを経営理念として掲げております。
この経営理念の下、
<地域密着100年企業>を目指し、
塗装サービスを通して
地域の皆様から長期的な信頼を寄せて頂くことを
経営目標としております。
<30年後も愛される塗装会社>であるために、
地域の皆様へ提供する価値を塗装工事ではなく、
「塗装サービス」ととらえ直し、
ただ染める塗装ではなく、
「家を守る塗装」を常に意識しております。
プロの塗装職人としてのプライドを胸に刻み、
地域の皆様に<お住まいへの安心感>を持って頂けるように
精進して参ります。
また、塗装とは工事が始まってからがスタートではございません。
工事が終わってからが本当の塗装のスタートだと考えております。
塗装工事はその先10年以上のお付き合いが必要になるものだからです。
そういう意味で、塗装工事が終わってからが本当の塗装のスタートという
ポリシーを大切にして参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
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<参考文献・引用元>
(1)外壁塗装の苦情・トラブルの種類や件数の推移が分かる統計資料
①公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター
「住まいるダイヤル」
https://www.chord.or.jp/
②「大規模修繕工事新聞」
https://daikibo.jp.net/archives/11910
(2) 久保信也著「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」
(幻冬舎、2021年)
https://www.amazon.co.jp/%E5%AE%B6%E3%81%AE%E5%AF%BF%E5%91%BD%E3%82%9220%E5%B9%B4%E5%BB%B6%E3%81%B0%E3%81%99-%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%A4%96%E5%A3%81%E5%A1%97%E8%A3%85-%E4%B9%85%E4%BF%9D-%E4%BF%A1%E4%B9%9F/dp/4344932331/ref=asc_df_4344932331/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=342521554485&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=7953459723177779449&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=9053420&hvtargid=pla-1204195466537&psc=1&th=1&psc=1
(3)池田聡著「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」
(クロスメディア・パブリッシング、2021年)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%A7%E4%B8%80%E7%95%AA%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E5%A4%96%E5%A3%81%E5%A1%97%E8%A3%85%E3%81%A7%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E6%96%B9%E6%B3%95-%E6%B1%A0%E7%94%B0-%E8%81%A1/dp/4295405108/ref=pd_rhf_se_s_pd_crcd_1/355-3169928-7051302?pd_rd_w=8CUNw&pf_rd_p=6bd17f5e-1bac-4f3b-97c7-064c882625e5&pf_rd_r=PY6P7NZRE7VJYXJGWPGP&pd_rd_r=a6cfc67c-066e-4d9a-9854-f96a5f53386e&pd_rd_wg=4Di4b&pd_rd_i=4295405108&psc=1
(4)水道のタイプ別パッキン交換の方法|自分でやる注意点もおさえて水漏れを解決!
https://www.esmile-24.com/leak/column/detail/6073/#:~:text=%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%BD%B9%E5%89%B2%E3%81%AF%E3%80%81%E6%B0%B4%E9%81%93,%E3%81%AA%E4%BA%A4%E6%8F%9B%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
(5)自分でできる水道、蛇口のパッキン交換法
https://www.mizu-rescue.com/column/faucet-packing-replacement.html
(6)世界最古の木造建築・法隆寺
https://intojapanwaraku.com/culture/111634/
(7)シロアリ駆除
https://findpro.jp/shiroari/myself#:~:text=%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%92%E9%A7%86%E9%99%A4%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AB,%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
https://www.asante.co.jp/stories/03.html
https://www.shiroari-ichiban.com/contents/column/shiroari-kujo/
https://www.teoria-houseclinic.com/column/anti-termite-history/