2021.08.10 屋根・外壁ブログ


お住まいが発する外壁の塗り替え時のサインとは?(後編)
【千葉市若葉区の外壁屋根塗装・株式会社雅】
(2022年1月4日更新)
今回は、
前回の記事「お住まいが発する外壁の塗り替え時のサインとは?(前編)」
の後編をお話して参りたいと思います。
前回の記事から読みたい方はこちら↓
外壁の塗り替え時のサインといえば、
外壁の色褪せ、汚れ、膨れ、ひび割れ、剥がれ、錆びなどがよく注目されるところです。
(↑ 外壁の色褪せ①)
(↑ 外壁の色褪せ②)
(↑ 外壁のカビ汚れ)
(↑ 外壁のコケ汚れ)
(↑ 外壁の膨れ)
(↑ 外壁のひび割れ)
(↑ 外壁の剥がれ)
しかし、劣化のサインはこれだけではありません。
外壁の劣化を診断する基準として、
【コーキングの傷み具合】
を見ることも大切なんですよ。😁
そもそも、「コーキング」とは、
気密性・防水性向上を目的として、
目地剤などで下地材どうしの隙間を充填する(埋める)ことです。
隙間を埋めている目地剤自体のことをコーキングということも多いです。
(↑ コーキングの新規打ち込みの様子。)
コーキングの劣化を放置すると、
その劣化部分が雨水の浸入口になる危険があります。
さらに悪化すると、塗膜の下の外壁材にまで雨水が浸透し、
外壁材が腐ってしまうことで、
予期しない大規模工事に発展してしまうこともあるので、
注意しましょう。
実際のコーキング工事の様子はこちら↓
「<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第2回)~コーキング工事・外壁ひび割れ下地補修~」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/s-samas-residence-in-chishirodaiminami-wakaba-ku-chiba-2nd/
それでは、
【コーキングの傷みの症状】
について、具体的に見ていきましょう。
〇 コーキングがなくなっている状態
(↑ コーキングがなくなっている状態)
(↑ コーキングの一部がなくなってしまい、下地材がむき出しになっています。)
(↑ こちらもコーキングの一部がなくなってしまい、目地に隙間ができてしまっている状態)
原因としては、経年劣化が多いです。
あるいは、
新築時のコーキング自体の質が悪く、
耐久性が低いことが原因であることもあります。
コーキングで保護されるべき外壁材が裸のむき出し状態になってしまっており、
雨水の浸入口になる危険性が高いので、最も深刻です。
プロの塗装職人による早急な修理・補修が必要といえるでしょう!😆💪
〇 コーキングが切れていたり、剥がれている状態
(↑ コーキングが切れている状態(割れている状態))
(↑ コーキングが剥がれている状態)
こちらも主な原因は、経年劣化によることが多いです。
または、前回施工時のコーキング自体の質が悪い場合や、
下塗り剤(プライマー)が充分に塗布されていない場合なども原因になります。
放置すると悪化するので、早期の修復が必要です!😉💪
〇 コーキングに黒ずみが発生している状態(ブリード現象)
(↑ コーキングのブリード現象)
ブリード現象とは、
コーキング(シーリング)剤の中に含まれている可塑剤が年数が経つことによって
コーキングと分離し、表面に出てくることが原因で発生するものをいいます。
(出典:Kanal Paint)
ブリード現象が発生しますと、
外壁の見た目が悪くなるだけでなく、
コーキング自体のさらなる劣化にもつながることになります。
黒ずみの原因となっている可塑剤は、
コーキングの柔軟性を保つためのものですので、
可塑剤がコーキングから分離してしまうと、
コーキングが硬くなり、ひび割れしやすくなるという性質があるからです。
ブリード現象もいつまでも放置しておくと、コーキングの傷みだけでなく、
外壁材そのものの劣化を早めてしまうことにつながりますので、
症状が目立ち始めたら早めの手当てをするようにしましょう😁👍
以上のようなコーキングの劣化症状が見て取れるようになってきましたら、
地元密着型の外壁・屋根塗装専門店にご相談されるとよいでしょう。
社長以下、全てのプロの職人たちが地元育ちであることが多く、
地元の自然環境や建物事情に詳しいからです。
地元の事情に精通しているからこそ、
地元ならではの、よく発生しがちなコーキングの劣化症状を良く知っているのです。
(↑ コーキング工事の様子。コーキング・ガンを使って新しいコーキング剤を充填します。)
外壁・屋根塗装専門店にご相談されますと、
プロの塗装職人がお客様のご自宅に伺い、
【現地調査】→【外壁(及び屋根)劣化診断】
→【診断報告書・見積書提出(修理計画を含む)】
という流れで、
お客様のお話をよく伺いながら
【コーキング劣化のお直し工事】
を進めていくことになります。
コーキングは外壁材を貼る時に工事しますので、
基本的には外壁の貼り替えと同時に
コーキングもやり直す(打ち直す)ことになります。
ただし、外壁材の寿命とコーキングの寿命が
必ずしも同じ時期に来るわけではないため、
外壁の塗り替えの際にコーキング工事をすることが多いです。😉👌
意外と見過ごせないコーキングの劣化症状・・・。
そうは言っても、一般の方の多くはどうしたらよいのかが分からないという方も多いです。
千葉市若葉区の外壁・屋根塗装専門店【株式会社雅】は、
そのようなお家周りのことでお悩みの方にお役に立てればと思い、
今後もブログやツイッターなどでお役立ち情報を発信して参ります。
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
お問い合わせはこちら↓
https://tosou-miyabi.com/contact/
「外壁塗装は家の定期健診・ケアの機会!」↓
「外壁塗装工事のタイミングと判断の決め手」↓
「良い塗装業者を選ぶポイント(前編)」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/points-for-choosing-a-good-painter-part-1/
「良い塗装業者を選ぶポイント(後編)」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/points-for-choosing-a-good-painter-part-2/
「外壁・屋根塗装工事の一般的な流れ(前編)」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/general-flow-of-exterior-wall-roof-painting-work-part-1/
「外壁・屋根塗装工事の一般的な流れ(後編)」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/general-flow-of-exterior-wall-roof-painting-work-part-2/
<参考文献>
(1)外壁塗装の苦情・トラブルの種類や件数の推移が分かる統計資料
①公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターwebサイト
「住まいるダイヤル」
②「大規模修繕工事新聞」webサイト
https://daikibo.jp.net/archives/11910
(2) 久保信也著「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」
(幻冬舎、2021年)
(3)池田聡著「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」
(クロスメディア・パブリッシング、2021年)
(4)Kanal Paint
https://kanal-paint.jp/cat-01/4544.html
【公式HP】
https://www.tosou-miyabi.com/
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