2021.12.18 現場日誌屋根・外壁ブログ
<塗装現場日誌>千葉市中央区川戸町・K様邸(第1回)~玄関タイル補修工事~
【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】
今回の<塗装現場日誌>からは、
「千葉市中央区川戸町・K様邸」
における塗装工事及び付帯部の補修工事などの模様を何回かに分けてご説明して参ります。
(<塗装現場日誌>は、シリーズものの連載記事になります。)
これまでに連載しました塗装現場日誌はこちら↓
「<現場日誌>千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第1回)~足場組立・高圧洗浄・コーキング~」
https://tosou-miyabi.com/topics/mitsuwadai-wakaba-ku-chiba-initial-s-samas-residence-1st/
「<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第1回)~竪樋一部交換工事・屋根・外壁・他部位の高圧洗浄~」
https://tosou-miyabi.com/topics/s-samas-residence-in-chishirodaiminami-wakaba-ku-chiba-1st/
築年数が経ちますと、経年劣化や自然災害などにより、
お住まいのあちらこちらが傷んできます。
そのため、ひと口に「外壁・屋根塗装工事」と言いましても、
お住まいの劣化症状によっては、
屋根や外壁以外の補修工事が必要な部分も出てくる場合が多いです。
実際に、屋根や外壁、その他付帯部などに補修工事の必要な部分がある場合には、
補修工事をして下地を整えてからでないと、塗装をしても意味がありません。
塗料の機能をしっかりと発揮させて、今後10年先を見据えてお住まいをお守りするには、
下地処理を念入りにするところから工事を始めなければなりません。
塗装工事というものは、「ただのペンキ塗り」ではなく「家を守るための塗装」であり、
下地処理の工程から塗装工事が始まっていると株式会社雅は考えております。
「塗装は3回塗りが基本です―ただのペンキ塗りではありません」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/painting-is-basically-three-times-more-than-just-painting/
また、当初は屋根・外壁塗装をご依頼頂いたお客様から、
「それ以外に補修が必要な部分についても、ついでに工事してほしい」
とのご要望を頂くこともあります。
「外壁塗装と一緒に行いたい工事(part1)」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/construction-that-you-want-to-do-with-exterior-wall-painting-part1/
「雨どいも修理・交換対応します」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/drainpipe/
そこで、千葉市若葉区の外壁・屋根塗装専門店【株式会社雅】は、
お客様のお住まいについてのお悩みを解消できるよう、
大工職人や水回り職人も正社員として抱えており、
お客様の様々なご注文にお応えしております。
お住まい周りについて不安を抱えていらっしゃる方や、
塗装工事にご興味を持っていらっしゃる方に向けて、
外壁・屋根塗装工事の模様を中心に、
それと一緒に行うことが多い各種工事についてもこれからご説明して参ります。
ということで、第1回目の今回は、
<千葉市中央区川戸町・K様邸(第1回)~玄関タイル補修工事~>
の模様をお伝えします。
(↑K様邸の玄関床のタイルが割れて、しかも、剥離してしまっています。)
(剥がしてみますと、↑こんな感じで下地材が丸見え状態になってしまっています。)
玄関口の床タイルにヒビや欠けがあって、
ちょっと割れたり、剥がれていたところが、
年々広がっていっているのが気になることってありますよね?
生活の基盤であり、ご家族の憩いの場であるお住まいですから、
安心して長く住み続けたいものです。
そうでありたいのに、初めはちょっとの傷みに見えていたところが、
玄関口の床タイルのヒビや欠けなどがだんだん広がっていきますと、
誰でも不安になると思います。
その不安は早めに解消した方が、
お住まいのためにも、精神衛生にもどちらにも良いですよね。
実際、軽度の傷みであれば、
床タイル補修は、DIY(Do it your self 自分でやる日曜大工)でも可能といえば可能です。
ただ、今回のK様邸とは異なり、
床タイルの補修箇所が多く、広範囲に及んでいるなど、劣化症状が深刻な場合には、
専門的知識・技術・経験を持つ大工職人に依頼して補修された方が、
長い目で見た時にコスト・パフォーマンスが良くて、しかも、安心です。
そのまま放置してしまいますと、
剥がれた部分から雨水が下地材に浸入し、
他の部分の下地材まで傷みが進行してしまいますからね。
そのため、今回はK様からのご要望で、
剥がれてしまった床タイルの一部分を補修させて頂くことになりました。
まず、汚れがひどい場合には、きれいにしないまま補修作業をしても意味がないので、
高圧洗浄機でコケや剥がれかけのタイル、脆い欠片を一気に洗い流す場合もあります。
ただ、ここまでしなければならない場合は、
あくまで例外的です。
通常は、それほど汚れがない場合の方が多く、高圧洗浄機まで使う必要はありません。
ワイヤブラシやウェス(雑巾)などで下地材の表面をきれいに整えれば大丈夫です。
そして、きれいになった下地材の表面に、
専用の接着剤を塗布し、
その上からタイルを貼り直していきます。
その後、タイルとタイルの間の目地(隙間になっている部分)にセメントを塗ったり、
専用のコーキング剤などを充填したりして、
最後に、タイルの表面をウェス(雑巾)で拭いて完成です。
劣化症状がひどいものですと、
タイルの下に砂が敷いてあり、さらにその下がコンクリートになっている場合に、
剥がれてしまったタイルの下の砂やコンクリートがなくなって空洞になっていることもあり、
その部分を埋める必要があります。
具体的な工程としましては、
下地材がなくなっている部分に新しいセメントを埋め合わせていき、
下地材が整ったら、下地材の表面に接着剤を塗布してタイルを貼っていきます。
そして、タイルを貼ったら、タイルの継ぎ目である目地部分をセメントで埋めていきます。
仕上げにタイルの表面についたセメントを濡れタオルできれいに拭き取ります。
このように、塗装屋といえば、ペンキ塗りだけをするイメージが強いかもしれませんが、
玄関口の床タイルの補修工事などもついでにお客様からご依頼される場合もありますので、
大工職人がきちんとお直しをさせて頂きます。
特に注意が必要なのは、
パッと見では軽度の傷みに見えても、
実際には症状が深刻な場合もあることです。
DIYが可能な劣化状況としては、
あくまで「部分的な傷み」の場合だけです。
「部分的な傷み」とは、
①タイルの小さな欠け
②タイル表面のひび割れ
③タイルの部分的な割れ
④タイルの剥がれ
などといった4種類の傷みのことです。
これらの劣化症状は、
軽度な傷み方といえますので、
DIYによる補修工事でも大丈夫だと思います。
他方で、補修箇所が多く、
広範囲に及んでおり、劣化症状が深刻な場合は、
DIYでやるのは絶対に不可能とまでは言えないものの、
労力・時間と仕上がりの良さ、そして、
5~10年後までを見据えた状態の維持を考えますと、
大工職人に相談して補修工事をしてもらう方がおすすめです。
具体的な劣化症状としましては、
次の3つのタイプに分けられます。
①タイルを貼るための
下地のセメントモルタルが劣化し、
スカスカの状態であるなど、
下地コンクリートから劣化している場合
→タイルを一度剥がして
下地のモルタル部分の補修・整形を行い、
再度タイルを貼り付ける必要があります。
②タイルの浮き、あるいは、
割れが広範囲に広がっている場合
→傷んでいる箇所のタイルを
一度全部きれいに剥がしてから
下地の補修を行い、
その後、整った下地の上に
剥がした箇所のタイルを
全て貼り直します。
ただし、
一般の方にとってタイルを壊さずに
きれいに剥がすことは難しいため、
大工職人に依頼するのが安心です。
③欠け・割れが細かいものの、
出来てから数年放置している場合
→細かいひび割れの場合は、
タイル部分だけを
きれいに剥がせないため、
下地の補修工事が必要になります。
また、タイルの欠け・ひび割れを
数年間放置している場合には、
年数の経過と共に
雨水が浸入していることが多く、
タイルを剥がしてみると、
下地材自体の傷みが激しいため、
広範囲で下地の補修が
必要になることも多いです。
玄関口の床タイルの補修を行う場合は、
一般の方には、DIYで直せるのか、
業者に依頼して直してもらう方がよいのか、
判断が難しいと思われます。
現状どの程度の傷みが出ているのかを見て、
少しでも不安をお感じになられたら、
株式会社雅のような大工職人がいる塗装専門店や工務店にご相談されるとよいでしょう。
(↑ 補修工事の途中です。)
(↑ K様邸・玄関口床タイルの部分補修工事が完成しました!
ちなみに、乾燥しますと、周りの目地の色に近い色になります。)
(↑ 床タイルを直してくれたのはこの人。何でも作れてしまう多能工の大工職人・田嶋さんです!)
最後に、おまけとしまして、
保険適用で床タイルを補修できる場合があることをご紹介します。
例えば、玄関口の床タイルを駐車の際にぶつけて壊してしまったり、
自転車をぶつけたためにタイルの一部にひびが入ったり、
物を落として床タイルが割れたり、欠けてしまったというのが典型例ですね。
以上のような場合、加入している保険のサービス内容によっては、
保険会社に保険金を請求でき、
その保険金で修繕費用をまかなうことができる場合があります。
その場合には、「正式な補修、修理にかかった費用」を保険会社に提出する必要があるため、
自分で補修をせず、工事業者を呼んで見積もりを出してもらいましょう。
工事業者によっては、保険申請手続のサポートを行ってくれる場合もあります。
ただし、保険金は、保険会社による審査を通過して初めて加入者の方へ支払われるものですので、
絶対に保険金がもらえるわけではありません。
保険金が絶対に入手できるかのようにお客様を騙し、
不当にリフォーム工事を売りつけるような悪質な業者も中にはおりますので、
ご注意ください。
ご自身が加入していらっしゃる保険会社の保険約款(契約書)をよくお読みの上、
保険申請手続のサポートを行ってくれる塗装会社や工務店に相談するようにしましょう。
以上、今回の記事では、
玄関口の床タイルの補修についてご説明しました。
地域密着型の塗装専門店は、塗装工事を中核にしつつも、
大工工事や水回り工事、防水工事など、
新築・増改築以外のことであればなんでもござれという感じで、
広くお客様のお悩みを解決させて頂いています。
一人でお悩みにならずに、お気軽にご相談してみてください。
きっとお気持ちが楽になると思いますから。
株式会社雅は、
「<愛・信頼・絆>
誠実な思考と確かな技術で地域社会に貢献する」
ことを経営理念として掲げております。
この経営理念の下、
<地域密着100年企業>を目指し、
塗装サービスを通して
地域の皆様から長期的な信頼を寄せて頂くことを経営目標としております。
<30年後も愛される塗装会社>であるために、
地域の皆様へ提供する価値を塗装工事ではなく、
「塗装サービス」ととらえ直し、
ただ染める塗装ではなく、
「家を守る塗装」を常に意識しております。
プロの塗装職人としてのプライドを胸に刻み、
地域の皆様に<お住まいへの安心感>を持って頂けるように精進して参ります。
また、塗装とは工事が始まってからがスタートではございません。
工事が終わってからが本当の塗装のスタートだと考えております。
塗装工事はその先10年以上のお付き合いが必要になるものだからです。
そういう意味で、
塗装工事が終わってからが本当の塗装のスタートというポリシーを大切にして参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
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【公式HP】
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<参考文献・引用元>
〇 外壁塗装の苦情・トラブルの種類や件数の推移が分かる統計資料
・ 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住まいるダイヤル」
・ 「大規模修繕工事新聞」
https://daikibo.jp.net/archives/11910
〇 書籍
・ 「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」(久保信也著 幻冬舎)
・「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」
(池田聡著 クロスメディア・パブリッシング)
〇 webサイト
・ YUKOユーコーナビ
DIYで玄関タイルの補修!方法と必要な材料、費用相場まで徹底解説 (yuko-navi.com)