2021.08.10 屋根・外壁ブログ
お住まいが発する外壁の塗り替え時のサインとは?(前編)
【千葉市若葉区の外壁屋根塗装・株式会社雅】
(2021年12月29日更新)
前回の記事「外壁塗装工事のタイミングと判断の決め手」の中で
【建物が発している劣化のサイン5つ】をご紹介しました。↓
「外壁塗装工事のタイミングと判断の決め手」↓
ただ、「もうちょっと詳しく知りたい」という方のために、
今回の記事では【お住まいが発する外壁の塗り替え時のサイン】について、
深堀りした内容をご紹介して参りたいと思います。
雨風・紫外線・熱の影響により、
外壁・屋根の塗装に色褪せ、ツヤの低下、汚れ、錆びなどの症状が現れている時は、
建物が「外壁・屋根の初期劣化が始まっていますよ~」と
警告を発してくれているサインです。
ただ、このような症状を発見しても、
「どの程度のレベルの症状になれば外壁修理・リフォームが必要になるのか?」
が分からないという方も多いです。
そのような時には、一人でお悩みになられずに、
地元密着型のプロの塗装職人にご相談されると良いかもしれません。😉
親身な姿勢でお客様のお話を聞くプロの塗装職人であれば、
きっとお客様の安心・安全を取り戻せるでしょう。
「相談してみる前に、
自分でも予備知識を持っておきたい」という方のために、
ここからは、外壁劣化の症状ごとに
【お住まいが発する外壁の塗り替え時のサイン】
について、いよいよ具体的にご説明していきますね。
〇 著しく塗装が色褪せている場合
塗料の防水機能の低下の可能性が高く、塗り直しの必要性が高いです。
(↑ 外壁全体の色褪せ)
(↑ 外壁の著しい色褪せ)
〇 外壁にカビ・コケが生えている場合
カビやコケは時間が経つほど増殖し、美観の低下や悪臭の原因になってしまいます。
また、カビやコケから生じる水分で塗料の膨れや剥がれが起き、
塗料の保護機能が低下してしまいます。
少しの範囲に繁殖していて、濡れた雑巾で拭いてとれたり、
カビキラーを少量だけ塗布すればキレイになるレベルであれば問題ありません。
しかし、そうではなく、なかなか落ちにくいカビやコケが
長期間、広範囲に繁殖している場合には、
高圧洗浄でしっかりと洗い落としてからの塗り直しが必要です。
(↑ 外壁のカビ汚れ)
(↑ 外壁のコケ汚れ)
〇 塗装の剥がれ・膨れ・チョーキングが出た場合
これは、外壁塗装(ペンキの塗り直し)を急いだ方が良いサインです。
放っておくと、雨水や湿気などが壁材・屋根材の中に浸透していき、
ひいては建物の躯体の腐食やシロアリの発生などにつながってしまうからです。
壁材・屋根材を傷めるので、早めの塗り直しが必要です。😅
(↑ 外壁の剥がれ)
外壁・屋根の塗膜の剥がれは、
雨風・紫外線・熱の影響による経年劣化で発生することが多いです。
ただ、前の外壁塗装業者が下地処理(高圧洗浄等)で手抜きをしたり、
外壁材と相性の悪い塗料を使ったりした場合にも発生することがあります。
見た目が悪い上に、塗料の保護機能を発揮できず、壁材・屋根材そのものを傷めます。
(↑ 外壁の膨れ)
塗膜の膨れは、
塗料と外壁材の間に水や空気が入り込み、熱でそれらが膨張することで発生します。
この場合も、塗料の機能が発揮できず、塗料がまもなく剥がれ落ちることになります。
(↑ 外壁のチョーキング現象)
チョーキング現象とは、
雨や紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解され、
顔料が粉状になって塗装表面に現れたもので、
外壁を指で触った時に白い粉がつくことです。
「白亜化現象」とも呼ばれています。
チョーキング現象は、外壁塗装の防水機能などが低下していることのサインになります。
〇塗装のひび割れがある場合
(↑ 塗装のひび割れ①)
(↑ 塗装のひび割れ②)
(↑ 塗装のひび割れ③)
塗装のひび割れ部分から雨水や汚れ、日光などが入り込んでいきますので、
塗装の下の外壁材の保護機能が低下する原因になります。
塗装のひび割れ→外壁材の小さなひび割れ→外壁材の深いひび割れへと発展するため、
小さなひび割れを見つけた段階ですぐに対処することが大切になります。😉
外壁材が見えてしまうほどの塗装のひび割れ(幅0.3mm以上、深さ5mm以上)が見られる場合には、
地元密着型のプロの塗装職人に一度ご相談された方が良いでしょう。
〇外壁材そのものにひび割れがある場合
(↑ 外壁材そのもののひび割れ①)
(↑ 外壁材そのもののひび割れ②)
外壁材そのもののひび割れは、
建物の躯体そのものへの雨水の浸入口となり、雨漏りに直結する原因になります。
実際に雨漏りが起こるまで症状が進んでしまいますと、
躯体が腐食→シロアリの発生というようにどんどん生活環境が悪化していきますので、
早急に穴埋め工事などの補修工事をして、
その上で塗装し直す必要があります。
ちなみに、外壁材そのもののひび割れがある場合には、症状の深さにもよりますが、
塗装だけで直すことはできないことが多いです。
〇外壁・屋根のひび割れが深い場合
(↑ 外壁の深いひび割れ①)
(↑ 外壁の深いひび割れ②)
外壁・屋根のひび割れが深い場合には、
塗装だけで直すことはもはや不可能なレベルになってしまっています。
外壁材そのものの交換や、あるいは躯体部分の交換・補修を行い、
その後、綿密な下地処理を施した上で、塗装し直すことになります。
以上、家の外壁の塗り替え時のサインについて深掘りしてご紹介して参りましたが、
いかがでしたでしょうか?
株式会社雅は、いたずらにお客様の不安を煽るようなことは致しません。
ただ、もっと早くにご相談頂けていれば、
お住まいの劣化症状の程度が軽く、
お客様のご負担が重くならないような外壁塗装・屋根修理工事で済ませられたのに、
と言えるようなご相談もございます。
お住まいの外壁や屋根の状態について、
詳しい知識やご経験をお持ちでない方が多くいらっしゃるかと思いますので、
お住まいについてご心配な点などございましたら、
いつでもお気軽に株式会社雅にご相談頂ければ幸いです。
「お住まいが発する外壁の塗り替え時のサインとは?-後編」はこちら↓
株式会社雅は、ご相談にいらっしゃったお客様に個別に寄り添い、
お客様の立場に立って、
プロの職人としての専門知識・経験を親身にご提供して参ります。
地域のお客様がご自分のお住まいに安心して長く住み続けられるように、
株式会社雅は、「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします!」
お問い合わせはこちら↓
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「良い塗装業者を選ぶポイント(前編)」↓
https://tosou-miyabi.com/topics/points-for-choosing-a-good-painter-part-1/
「良い塗装業者を選ぶポイント(後編)」↓
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<参考文献・引用元>
(1)外壁塗装の苦情・トラブルの種類や件数の推移が分かる統計資料
①公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター
「住まいるダイヤル」
②「大規模修繕工事新聞」
https://daikibo.jp.net/archives/11910
(2) 久保信也著「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」
(幻冬舎、2021年)
(3)池田聡著「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」
(クロスメディア・パブリッシング、2021年)