2021.12.28 現場日誌屋根・外壁ブログ
<塗装現場日誌>千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸(第1回)
~高圧洗浄~
【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】
こんにちは。広報担当の今泉です。
今回の「千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸」の塗装現場日誌からは、
私が突撃取材してきました現場レポートをお送りいたします。
さて、今日は朝から<千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸>にて、
高圧洗浄工事が始まるとの情報を聞きつけた私は、
新聞記者になったかのように、現場へすっ飛んでいきました(笑)。
そこでの正直な感想は、
「仮設足場や屋根の上はやっぱり怖かった・・・。でも、面白かった!」
です。
この気持ちを屋根や外壁の塗装工事にご興味がある皆様へお伝えできればと思い、
塗装工事の大切な下地処理の1つである
<高圧洗浄>についての現場レポートをこれからお伝えして参ります。
(<塗装現場日誌>は、シリーズものの連載記事になります。)
これまでに連載しました塗装現場日誌はこちら↓
「<塗装現場日誌>千葉市中央区川戸町・K様邸(第1回)~玄関タイル補修工事~」
「<現場日誌>千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第1回)~足場組立・高圧洗浄・コーキング~」
https://tosou-miyabi.com/topics/mitsuwadai-wakaba-ku-chiba-initial-s-samas-residence-1st/
「<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第1回)~竪樋一部交換工事・屋根・外壁・他部位の高圧洗浄~」
https://tosou-miyabi.com/topics/s-samas-residence-in-chishirodaiminami-wakaba-ku-chiba-1st/
外壁・屋根塗装と一緒に考えてみたい修繕工事はこちら↓
「外壁塗装と一緒に行いたい工事(part1)」
https://tosou-miyabi.com/topics/construction-that-you-want-to-do-with-exterior-wall-painting-part1/
「雨どいも修理・交換対応します」
https://tosou-miyabi.com/topics/drainpipe/
なお、「<高圧洗浄>って何?」ですとか、
高圧洗浄の役割、方法、注意点などの詳しい説明を知りたい方は、
次の記事をご覧ください。↓
「<塗装現場日誌>千葉市中央区川戸町・K様邸(第3回)~高圧洗浄~【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】」
それでは、いってみましょう!
一般の多くのサラリーマンの方の勤務形態とは異なり、
職人さんの仕事は朝早くから始まります。
朝8時前には現場に到着して準備し、8時からその日の工事を始めます。
なぜかと申しますと、日があるうちに現場作業を進めないといけないからです。
日が昇ったら作業を始め、日が沈んだらその日の作業を終え、
お片付けと現場の清掃をして帰るというイメージです。
今回のO様邸を担当するのは、塗装職人歴25年のベテラン・中村さんです(写真:右)。
この写真は、現場視察へ行った曽我部社長(写真:左)との記念ショットです。↑
これから始まる仕事を前に、中村さんの表情が引き締まっております。
ちなみに、曽我部社長も16歳から塗装の世界に入った職人歴22年以上のプロの職人です。
職人さんは現場に向かう際には、
たいてい車でお伺いします(作業道具を運ぶ必要がありますので)。
その際、ご近隣の皆様の交通のさまたげにならないよう、道路脇に駐車させて頂き、
また、目印としての赤いコーンを設置して注意喚起をさせて頂いております。↑
フロントガラスには、この工事の責任の所在を表すために、
「株式会社雅」の標識を掲示しております。↑
こちらは、仮設足場を覆う飛散防止用のメッシュシートの上に、
「株式会社雅」のイメージシートを設置したものです。↑
このイメージパネルも設置させて頂きました。↑
これらのものは、
「こちらのお住まいは、株式会社雅の職人が責任を持ってお守りします!」
という覚悟の表れと思って頂ければ幸いです。
黄色の機械が高圧洗浄機です。
これって、ただの高圧洗浄機ではありません。
プロの塗装職人が使うものは、エンジン式で、
家庭用のものの3~5倍の高い水圧が出ます!
このぐらいの高水圧が出ないと、
外壁や屋根の汚れを根こそぎ洗い流すことができないからです。
高圧洗浄の必要性や役割、注意点などは、
以前の記事(↓)をご覧頂ければと思いますが、
「<塗装現場日誌>千葉市中央区川戸町・K様邸(第3回)~高圧洗浄~【千葉市若葉区外壁屋根塗装・株式会社雅】」
手短にご説明しますと、
塗装工事の成否は、
高圧洗浄→コーキング工事→全体養生という<下地処理>
をどれだけ丁寧にやれるかにかかっています。
つまり、塗装工事というのは“ただのペンキ塗り”ではなく、
“家を守るための塗装”であり、
そうあるために、高圧洗浄をしっかりと丁寧に行う必要があるのです。
それでは、高圧洗浄の現場作業を順を追ってレポートしていきましょう!
高圧洗浄は、水が高い所から低い所へ流れる性質を持っていますので、
一般的には屋根→外壁・付帯部→土間の順に進めていきます。
そのため、最初は仮設足場を登って屋根まで上がらなければなりません。
広報担当・今泉45歳、登りました!
超こわかったです(笑)。
子供の頃にジャングルジムに登って遊びましたが、
あれの比ではありませんでした(泣)。
仮設足場は安全性に十分配慮して崩れないように組み立てられています。
そのことは頭では分かっていましたが、
実際に仮設足場についている階段を登っていきますと、
意外と揺れました・・・。
しかも、鉄柱と鉄板で組み立てられているはずなのに、
意外とたわみました・・・。
プロの塗装職人さんって、
こんな危険な場所で仕事をされているんだなあと、
素直に敬意を抱きましたね。
仮設足場の階段から見た2階部分です。↑
この鉄板の上が意外とたわみました。
もちろん、安全性には全く問題ありませんが、
やはり慣れていないと高所での作業は危険だなと感じました。
私なんか、終始手すりにつかまっていないと立っていられませんでしたから。
仮設足場の上の2階部分(別角度のもの)です。↑
恐怖心をなんとか抑えて屋根まで到着しますと、
中村さんが屋根の高圧洗浄を始めていらっしゃいました。↑
(実は、その前から洗浄中の音がしていましたので、気づいておりましたが。)
まず最初の感想は、
思っていたよりも「音が大きい!」でした。
株式会社雅の職人さんたちが使用する高圧洗浄機は、
いわゆる<防音タイプ>のものです。
しかし、それでも高水圧でノズルから噴射される音や、
水流が洗浄面に当たる音などは大きく感じました。
次に抱いた感想は、
思っていたよりも「水しぶきの飛散がすごい!」です。
もちろん、プロの塗装職人さんですから、
ご近隣へのご迷惑がかからないように、
水圧や水流の向きを上手く調節しながら洗浄していらっしゃいました。
ただ、跳ね返った水しぶきが霧のようになって、
ミスト・シャワーを浴びている気分になりましたね。
冬ですので、超寒かったです(笑)。
レインコートを着ていけばよかったと、ちょっと後悔しました。
それでもですね、一番お伝えしたい感想は、
「汚れがどんどん洗い落とされていく!!!!!」
ことがはっきりと分かったことです。
正直、これは見ていて気持ちが良かったです。
皆さんもご自宅でお掃除している時に、
たまっていた汚れが鮮やかにみるみる落ちていったら、気持ちいいですよね。
ちょっとオーバーな表現かもしれませんが、
「心まで一緒に洗われていく気分」でした。
どんだけ荒んでいるんだ、私の心・・・(笑)。
そうそう、取材の際に職人・中村さんから教えて頂いた注意点はこちら↓
・何よりも、足を踏み外して落ちないようにしてほしい。
まだ洗浄していない所はコケや藻などが残っていて、踏むとツルっと滑って、
真っ逆さまに地面まで落ちていく可能性があるから、決して踏まないこと。
(→何それ、超怖いんですけど(笑)。畏まりました。絶対に踏みません!)
・(当たり前だけど)洗浄した面や塗装した面は触らないでほしい。
やはり、安全第一の作業ですし、
職人さんにとって、せっかく洗浄した面や塗装した面というのは、
大切な<作品>みたいなものだと思いますから、
注意点をしっかりと守ろうと思いました。
しかし、この後、今泉はやらかしてしまいます・・・。
なんと! 職人さんの仕事ぶりが鮮やかすぎて、
興味津々で撮影しているうちに、コケに気づかずに踏みそうになったのです(汗)!!!
すんでのところを中村さんが声をかけてくださり、助かりました。
コケに気づかず踏んでいたら、本当に屋根から落ちていたかも・・・。
ちなみに、この中村さん、良い意味で反則な面がありまして(笑)、
身長180cmを超える大柄の方で、見た目はいかついイメージがあるのですが、
話してみますとめちゃくちゃ優しいんですよ。
今回、私がうっかりコケを踏みそうになった時も、
昔の職人さんにありがちなイメージの
「何やってんだ! 馬鹿野郎!! さっき教えただろうがっ!!」(殴られる)
感じではありません。
親が子供を教え諭すように、優しく注意を促してくださいました。
こういうギャップの良さが、地域のお客様からはもちろん、
他の社員たちからも大人気な理由なんでしょうね。
今回の件で、危うく私も惚れかけました(笑)。
(いや、それでも女性の方が好きですけど。)
ところで、高圧洗浄機のノズルを片手で持って、
もう片方の手は後ろに回してサボっているように見えますか? ↑
片方の手だけサボっているわけではないんです。
ノズルと反対の手は、ホースをコントロールしているのです!
ホースがあちらこちらに行ってしまいますと、
身体に巻き付いてしまった時に危険ですし、
せっかく洗浄した面がホースについている汚れのために、
また洗い直しということにもなりかねません。
そのため、もう片方の手では、ホースの動きをコントロールしているのです。
屋根の高圧洗浄の際に、一番大きな音が鳴ったのは、
棟板金の部分に水流が当たった時でした。↑
やはり、棟板「金」というだけあって、
金属でできている箇所ですから、
高水圧の水流が当たった時には、大きめの金属音のような音がしました。
(さすがに、耳栓までは必要なかったですけど。)
午前中の高圧洗浄は、
屋根と付帯部、一部の外壁を洗浄して終わりました。
(今回の記事では、屋根の高圧洗浄だけにフォーカスしてご紹介しました。)
次は、午後からの高圧洗浄風景をご紹介します。
私が所用のためにいったん事務所に戻り、昼食後に再び現場に取材しに行きますと、
中村さん、早くもお住まい周りの擁壁部分の高圧洗浄に取り掛かっていました。
(うちの職人さんはとにかく仕事が速い!!)
ちなみに、高圧洗浄は、<塗装のための下地処理>を主な目的として行うものですが、
株式会社雅では、お客様への感謝の気持ちを込めて、
塗装面以外のお住まい周りも高圧洗浄させて頂いております。↑
写真では分かりづらいかもしれませんが、
擁壁にこびりついていた排気ガス、コケ・藻・カビ、土などの汚れが、
みるみるうちに洗い流され、
まだ洗浄していない面とのコントラストを見るのは、
気持ちが良かったですね。
高圧洗浄の様子を見ておりますと、
塗装工事というのは、<ただのペンキ塗りではない>ことが良く分かります。
擁壁の洗浄が終わりますと、
次に中村さんが取り掛かったのは、玄関周りの外壁・軒天・土間の高圧洗浄でした。
こちらも、横移動しながら、上から下へ、下から上へ、そして、ダメ押しに上から下へ、
というように、汚れを徹底的に洗い流していきます。
ベテランの職人さんですから、本当に手際良く作業を進めていらっしゃって、
動きに無駄が一切ない印象でした。
さすが、プロ!!
今回の最後にご紹介したいのは、
駐車場の土間(床部分)の高圧洗浄の風景です。
結論から言いますと、
すごい見応えがありました!!
これを写真と文章だけでお伝えするのは、
もったいないと思いましたので、
動画を撮影しました!
編集作業が終わりましたら、
屋根や擁壁の洗浄の様子とともに、
土間の洗浄を動画でお伝えしたいと思っております。
できれば、株式会社雅の公式YouTubeチャンネルにご登録頂き、
ご覧くだされば幸いです。↓
https://www.youtube.com/channel/UCOxsucbuh1VEdVyWrHeeong
以上、今回の<塗装現場日誌>では、
「千葉県四街道市鷹の台4丁目・O様邸」における高圧洗浄作業をお伝えしました。
次回も中村さん担当のO様邸での塗装工事を突撃取材していきたいと思います。
外壁や屋根の塗装工事を通したお住まいのリフォームにご興味のある方は、
ぜひお楽しみにしていてください。
それにしても、
「素人の自分が、塗装工事をDIYでやるのは無理だなぁ・・・」
と思った今日の現場でした(笑)。
それではまた!
「外壁・屋根塗装ってDIYで出来ますか?(前編)」
https://tosou-miyabi.com/topics/is-it-possible-to-paint-the-exterior-walls-and-roof-with-diy-part-1/
「外壁・屋根塗装ってDIYで出来ますか?(後編)」
https://tosou-miyabi.com/topics/is-it-possible-to-paint-the-exterior-walls-and-roof-with-diy-part-2/
株式会社雅は、
「<愛・信頼・絆>
誠実な思考と確かな技術で地域社会に貢献する」
ことを経営理念として掲げております。
この経営理念の下、
<地域密着100年企業>を目指し、
塗装サービスを通して
地域の皆様から長期的な信頼を寄せて頂くことを
経営目標としております。
<30年後も愛される塗装会社>であるために、
地域の皆様へ提供する価値を塗装工事ではなく、
「塗装サービス」ととらえ直し、
ただ染める塗装ではなく、
「家を守る塗装」を常に意識しております。
プロの塗装職人としてのプライドを胸に刻み、
地域の皆様に<お住まいへの安心感>を持って頂けるように
精進して参ります。
また、塗装とは工事が始まってからがスタートではございません。
工事が終わってからが本当の塗装のスタートだと考えております。
塗装工事はその先10年以上のお付き合いが必要になるものだからです。
そういう意味で、塗装工事が終わってからが本当の塗装のスタートという
ポリシーを大切にして参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
お問い合わせはこちら↓
https://tosou-miyabi.com/contact/
【公式HP】
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【各種SNS】
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<参考文献・引用元>
(1)外壁塗装の苦情・トラブルの種類や件数の推移が分かる統計資料
①公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター
「住まいるダイヤル」
②「大規模修繕工事新聞」
https://daikibo.jp.net/archives/11910
(2) 久保信也著「家の寿命を20年延ばすはじめての外壁塗装」
(幻冬舎、2021年)
(3)池田聡著「リフォームで一番大切な外壁塗装で失敗しない方法」
(クロスメディア・パブリッシング、2021年)