<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第5回)~付帯部塗装(その3) 軒天の塗装~【千葉市若葉区の外壁屋根塗装・株式会社雅】
<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第5回)
~付帯部塗装(その3) 軒天の塗装~
【千葉市若葉区外壁塗装・株式会社雅】
今回の現場日誌は、
「千葉市若葉区千城台南・S様邸(第5回)
~付帯部塗装(その3) 軒天の塗装~」
をお伝えします。
前回の記事では、
<付帯部塗装(その2)~飾り帯の塗装~>
についてお伝えしました。
飾り帯の塗装↓
「飾り帯(かざりおび)」とは、
飾り帯・見切り板などと呼ばれ、
建物の外観を良くするための飾りの板の部分のことでしたね。
飾り帯は、見た目がとてもお洒落で良いのですが、
やはり、経年劣化はしますので、
年数を経ればメンテナンスが必要になりますね。
そこで、外壁・付帯部塗装の一環として、
飾り帯の塗装も行うのでした。
さて、今回は、塗装作業の一つである
<付帯部塗装(その3) 軒天の塗装>について
ご説明していきます。
以前の記事から繰り返しになりますが、
この記事からご覧になられる方もいらっしゃるかと
思いますので、
まず、「付帯部」のことからご説明します。
そもそも「付帯部」とは、
軒天(のきてん)、雨樋(あまどい)、雨戸(あまど)、
水切り、破風(はふ)などといった、
建物の付属部分のことを言います。
付帯部の塗装は、屋根や外壁の塗装と
一緒に行うことが多いです。
同じ足場を使って一緒に塗装してしまう方が
効率が良いため、
時間・手間・費用を節約できるからです。
また、屋根や外壁と一緒に塗装することで、
建物の美観に統一感が出て、
全体的に美しくなるからですね。
さらには、付帯部といった細かい部分まで一緒にケアすることで、
防水性を回復させたり、錆びの進行を止めたりするなどの
大事な役割を果たせるからでもあります。
付帯部の塗装作業を行うタイミングとしましては、
屋根・外壁の塗装とセットで行う場合には、
塗装する部位や塗料の性質などにより、
屋根・外壁塗装の前後に行います。
それでは今回も、付帯部の一部である<軒天>の塗装作業を
具体的に見ていきましょう。
軒天も、高圧洗浄などの下地処理をしっかりと
行った後は、
いよいよ塗装作業に入っていきます。
そもそも軒天(のきてん)とは、
付帯部と呼ばれる建物の付属物に当たるものです。
外から住宅を見上げた際に
建物の外壁から外側に突き出している屋根部分の裏のことをいいます。
ちなみに、他の呼び方として、
軒裏天井(のきうらてんじょう)、軒天井(のきてんじょう)、
軒裏(のきうら)、上げ裏(あげうら)などと呼ばれることもあります。
言葉の由来としましては、
雨水が流れていく屋根の端を軒先(のきさき)と呼ぶため、
その軒の裏の天井部分にあたることから、
軒天(のきてん)と呼んでいます。
なお、バルコニー・ベランダの裏側も同様に
軒天と呼ばれています。
軒天の役割には
・外観上の役割
屋根の垂木(たるき)や野地板を隠す
・安全面での役割
不燃材を使用し、火事の際に屋根裏の延焼を減少・防止する
・換気の役割
有孔板(多数の穴が開いている板)や換気口から空気を取り入れ
天井裏の結露やカビを防止する
などがあります。
普段なかなか意識して見ない部分にもかかわらず、
軒天というのは、お住まいを保護する上で
色々と大切な役割を持っているものですね。
ただ、外壁や屋根同様に、軒天もまた、
厳しい外部環境に晒されている部分であるため、
劣化が進行しやすいです。
この劣化を放置してしまいますと、
雨漏りや躯体の腐食の原因になることがあります。
また、木造家屋の軒天ですと、
野生動物や病害虫の侵入につながることも
あります。
ですから、普段目にしない部分である軒天であるからこそ、
定期的にしっかりと点検を行い、
劣化している部分を発見した場合には、
塗装や張替えなどの適切な補修工事を行う必要があるのです。
それでは、軒天の塗装が必要な劣化のサインとは
どういうものがあるのでしょうか?
〇 汚れ・色褪せ
軒天は、経年により、
大気中の汚れ(ホコリや砂、排ガスなど)が付着したり、
太陽光の反射により色褪せしていきます。
いわゆる経年劣化というものです。
軒天に汚れや色あせが起きている場合は、
緊急ではないため、危険度としては中程度であるものの、
症状悪化を止めるために、
塗装によるメンテナンスも検討してみると良いでしょう。
〇 剥がれ
軒天の剥がれは、主に合板によく見られる劣化で、
プリント合板ではプリントの剥がれ、
塗装の場合は塗膜の剥がれが見られる劣化症状です。
剥がれの状態の場合は、劣化がかなり進行している状況ですので、
危険度は大といえます。
早急に地元密着型の塗装専門店に相談されることをお勧めします。
〇 カビ・藻
軒天にカビや藻が発生している場合は、
雨水などで湿気が起きやすく、
通気ができていないことが
原因である可能性があります。
また、隙間を埋める充填剤であるコーキングが経年劣化し、
その古いコーキングの部分から雨水が浸入し、
そこを中心に常時湿った状態になり、
それが原因でカビや藻が生えている可能性もあります。
カビも藻も生物ですので、
放置しておくと増殖していきますし、
病害虫が寄ってきたり、
カビや藻が出す物質によって悪臭がすることもあります。
軒天に生えているカビ・藻などは、
危険度は大といえますので、
早急に塗装専門店に現場調査をしてもらうことをお勧めします。
〇 染み
染みが発生している場合には、
まず雨漏りを疑いましょう。
屋根やベランダが排水できていない場合、
雨水が建物の内部に入り込み、
それが原因で軒天に染み出てくる場合があります。
建物の内部で静かに雨漏りが進行している場合もありますので、
これ以上の症状悪化を防ぎ、被害を最小限に抑えるためにも、
早急に塗装専門店に現場調査をしてもらうことをお勧めします。
もし、雨漏りが建物内部で深く進行していた場合には、
残念ながら、塗装でのメンテナンスはできません。
新しい軒天への張替え工事が必要になってきます。
さらに、もっと深く症状が進行していて、
躯体(建物を支える柱や梁などの重要部分)が腐食していた場合には、
躯体の取り換えなどを含む大規模な修繕工事が必要になってきますので、
注意が必要です。
したがいまして、軒天が劣化しているのを発見した場合には、
早めの補修が必要です。
軒天補修工事のタイプとしましては、
雨漏りで軒天が傷んでいたり、軒天がめくれたりしている場合には、
新しい軒天へ張り替えを行ないます。
それほど劣化していない場合には、
塗装によるメンテナンスで十分なことが一般的です。
次に、軒天の塗装方法やプロセスは、
どういうものなのでしょうか?
軒天1の下塗り↓
軒天1の上塗り↓
①下地処理・素地調整
屋根や外壁の塗装と同じように、
まずは、下地処理として、
高圧洗浄やコーキング工事、養生などを行い、
さらに、サンドペーパーなどで
汚れや既存塗膜の不具合部分を取り除きます。
塗装面をきれいに整えて、
塗料(ペンキ)の定着を良くさせるためです。
なお、注意点としましては、
軒天には、通気のための有孔板という
小さな穴や換気口が空けられている場合がありますので、
高圧洗浄で水が入らないように配慮する必要があります。
②錆止め
軒天を固定している釘や鉄の部品がある場合は、
錆止めを塗ります。
鉄錆びを放置しておくと、
錆び部分がどんどん広がり、
せっかく塗った塗装部分も侵蝕されてしまうからです。
③下塗り
下地処理で整えた塗装面と上塗り塗料との接着を良くするために、
シーラーなどの下塗り塗料を塗ります。
④上塗り2回
上塗り用の塗料を2回塗ります(中塗り、上塗り)。
塗装は、下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りが基本です。
塗料の膜(塗膜)を厚くして、
建物を外部環境から保護するためです。
プロの塗装職人が行う塗装工事は、
1回塗って終わりの、
ただのペンキ塗りではございません。
お客様のお住まいが長持ちするように、
10年以上先のことを考えて塗装しています。
また、他の付帯部でもそうですが、
軒天はローラーではうまく塗装できない部分があり、
刷毛(はけ)で塗装することが多いです(ダメ込み)。
狭い塗装面を塗りムラなどを作らずに上手く塗るのは、
慣れないと難しく大変な作業になります。
軒天などの付帯部の塗装は、
専門知識と技術、経験のあるプロの塗装職人が、
刷毛を使って、丁寧かつ繊細な技で塗っていく
必要があるところです。
軒天2の下塗り↓
軒天2の上塗り↓
最後に、軒天に塗る塗料の色は
どのようなものが良いのでしょうか?
軒天は、日光が直接当たらない暗い箇所ですので、
白などの明るめの色をお勧めします。
白系の明るめの色にすることで、
軒天部分に当たった日光の間接光を反射し、
軒下も明るくなるからです。
もし、白系の明るめの色がお好みでない場合には、
白から壁と同色までの範囲の色にするのが良いでしょう。
他方、屋根色に揃えて濃色にすれば、
重厚で落ち着いた印象にすることもできます。
屋根・外壁の色と同じように、
軒天の色も、お色決めの際に塗装職人と相談しながら、
ご自身のご希望の色のイメージに近づけて頂くと良いでしょう。
ちなみに、普段目に入りにくいところにもこだわるのが
プロの塗装職人というものです。
お客様が塗装後の軒天にふと目を向けられた時に、
塗装工事を頼んで良かったとご満足して頂きたいからです。
以上、今回の現場日誌では、
千葉市若葉区千城台南・S様邸(第5回)における
<付帯部塗装(その3)~軒天の塗装~>の様子を
お伝えしました。
軒天などといった付帯部の塗装は、
高い技術力と知識・経験が必要な作業ですので、
これからも、もう少し詳しくご説明して参りたいと思います。
ということで、次回の現場日誌では、
<付帯部塗装(その4)>についてお伝えします。
屋根・外壁塗装に興味のある方は、ぜひ楽しみにお待ち下さい。
千葉市若葉区の外壁・屋根塗装専門店【株式会社雅】は、
お客様が今のお住まいに安心して長く住み続けられるように、
丁寧なヒアリングや綿密な現地調査に始まり、
着工後には、高圧洗浄やコーキング工事といった下地処理の段階から
プロの塗装職人による丁寧で繊細な外壁・屋根塗装工事を行って参ります。
また、足場組立て前のご近隣へのご挨拶回りも、
お客様任せにせず、雅の女性スタッフが幅広く丁寧に行って参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
お問い合わせはこちら↓
https://tosou-miyabi.com/contact/
【公式HP】
https://www.tosou-miyabi.com/
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<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第4回)~付帯部塗装(その2)・飾り帯の塗装~【千葉市若葉区の外壁屋根塗装・株式会社雅】
<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第4回)
~付帯部塗装(その2)・飾り帯の塗装~
【千葉市若葉区外壁塗装・株式会社雅】
今回の現場日誌も、
「千葉市若葉区千城台南・S様邸(第4回)
~付帯部塗装(その2)・飾り帯の塗装~」
をお伝えします。
前回の記事では、
<付帯部塗装(その1)~鼻隠しの塗装~>
についてお伝えしました。
鼻隠しの塗装↓
「鼻隠し(はなかくし)」とは、
屋根の軒先(のきさき)に取り付けられている板材
のことをいいます。
具体的には、雨樋(あまどい)を取り付けている板や、
雨樋の裏側にある板のことでしたね。
付帯部の塗装も3回塗りが基本ですが、
その前にケレン作業をして、
塗装面の下地を整えておくことの大切さについて
詳しくご説明しました。
さて、今回も、塗装作業の一つである
<付帯部塗装(その2)~飾り帯の塗装~>について
ご説明していきます。
前回の記事から繰り返しになりますが、
この記事からご覧になられる方もいらっしゃるかと
思いますので、
まず、「付帯部」のことからご説明します。
そもそも「付帯部」とは、
軒天(のきてん)、雨樋(あまどい)、雨戸(あまど)、
水切り、破風(はふ)などといった、
建物の付属部分のことを言います。
付帯部の塗装は、屋根や外壁の塗装と
一緒に行うことが多いです。
同じ足場を使って一緒に塗装してしまう方が
効率が良いため、
時間・手間・費用を節約できるからです。
また、屋根や外壁と一緒に塗装することで、
建物の美観に統一感が出て、
全体的に美しくなるからですね。
さらには、付帯部といった細かい部分まで一緒にケアすることで、
防水性を回復させたり、錆びの進行を止めたりするなどの
大事な役割を果たせるからでもあります。
付帯部の塗装作業を行うタイミングとしましては、
屋根・外壁の塗装とセットで行う場合には、
塗装する部位や塗料の性質などにより、
屋根・外壁塗装の前後に行います。
それでは、今回も付帯部の塗装作業を具体的に
見ていきましょう。
今回は、飾り帯の塗装作業です。
「飾り帯(かざりおび)」とは、
飾り帯・見切り板などと呼ばれ、
建物の外観を良くするための飾りの板の部分をいいます。
飾り帯は、見た目がとてもお洒落で良いのですが、
やはり、経年劣化はしますので、
年数を経ればメンテナンスが必要になります。
具体的には、
特に、飾り帯の上の部分の経年劣化に
注意が必要です。
飾り帯の上の部分は、
窓の廻りなどと同じように、
コーキング(シーリング)が施してあります。
コーキング剤は、経年劣化により、
いずれは性能が落ちたり、
剥がれたり、切れたりしてしまいます。
そうしますと、その部分から、
雨水が浸入し、雨漏りの原因になってしまうのです。
ちなみに、コーキングとは、
サイディング壁材どうしの間の隙間
(「目地(めじ)」、もしくは、「板間(ばんかん)」)
があるところや、
モルタル壁のクラック(ひび割れ)などを埋める充填剤のことです。
具体的には、チューブ容器に入っていて、
専用の押出し機であるコーキングガン(caulking gun)で施工する
樹脂性の物(ゴム状の物)がコーキング剤です。
コーキング剤の役割としましては、
例えば、サイディング壁材(サイディングボード)の
戸建て住宅では、
地震や温度変化などによって壁材どうしが動くので、
そのための緩衝材としての役割や、
隙間から雨水などの水を浸み込ませないようにするための
防水の役割といったものが挙げられます。
したがって、飾り帯の上の部分に施してあるコーキングが
古くなっている場合には、
塗装前にコーキングの打ち替え(新規打ち込み)か
増し打ちにより、
修繕しておきます。
その後、塗装前のケレン作業をしっかりと行います。
(←前回の記事で「ケレン作業」については、
詳しくご説明しております。)
「ケレン作業」とは、
塗料の性能を保ったり、住宅劣化を防いだりするために、
外壁塗装の際に行われる下地処理の一種で、
トタンや屋根などの鉄部分の塗装をする前に
錆び(さび)や古い塗装を削ぎ落とす作業のことをいいます。
また、塗料の密着度を高めるために、
あえて塗装面に細かな傷をつける作業でもあります。
まずは、飾り帯のケレン作業(下地処理)から
作業を進めていきます。↓
ケレン作業をしっかりやった後は、
いよいよ飾り帯の下塗り作業をしていきます。↓
ちなみに、塗装工事は、
下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りが基本です。
塗料の層を厚くして(塗膜を厚くして)、
塗料(ペンキ)による建物の保護機能を高めるためです。
次に、中塗り作業を進めていきます。↓
塗装面以外の部分を塗料(ペンキ)で
汚さないための「養生」がなされているのも見えますね。↑
(紫色の養生テープが見えます)
最後に、上塗り作業をして完成です。
上塗り作業後の写真を見ますと↓、
明らかに美観が違って見えますね。
飾り帯は、全体から見た時に広い面積を占める部分ではありませんが、
「飾り」という言葉が使われているだけあって、
やはり、建物の外観に重要な
ワン・ポイント・アクセントになる部分ですので、
美観に大きな影響を及ぼします。
飾り帯の部分が経年劣化や汚れにより、
見栄えが悪い状態ですと、
そこが大きく悪目立ちしてしまい、
お住まい全体の美観を損なうことになってしまいます。
また、傷んだ飾り帯を放置しますと、
そこから雨漏りの原因になってしまうこともあります。
そうであるからこそ、
株式会社雅は、プロの塗装職人としてのプライドにかけて、
飾り帯の塗装も、その下地処理から念入りに、
丁寧かつ繊細な職人仕事で仕上げさせて頂いております。
以上、今回の現場日誌では、
千葉市若葉区千城台南・S様邸(第4回)における
<付帯部塗装(その2)~飾り帯の塗装~>の様子を
お伝えしました。
付帯部の塗装は、高い技術力と経験が必要な作業ですので、
これからも、もう少し詳しくご説明して参りたいと思います。
ということで、次回の現場日誌では、
<付帯部塗装(その3)>についてお伝えします。
屋根・外壁塗装に興味のある方は、ぜひ楽しみにお待ち下さい。
千葉市若葉区の外壁・屋根塗装専門店【株式会社雅】は、
お客様が今のお住まいに安心して長く住み続けられるように、
丁寧なヒアリングや綿密な現地調査に始まり、
着工後には、高圧洗浄やコーキング工事といった下地処理の段階から
プロの塗装職人による丁寧で繊細な外壁・屋根塗装工事を行って参ります。
また、足場組立て前のご近隣へのご挨拶回りも、
お客様任せにせず、雅の女性スタッフが幅広く丁寧に行って参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
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<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第3回)~付帯部塗装その1・鼻隠しの塗装~【千葉市若葉区の外壁屋根塗装・株式会社雅】
<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第3回)
~付帯部塗装その1・鼻隠しの塗装~
【千葉市若葉区外壁塗装・株式会社雅】
今回の現場日誌も、
「千葉市若葉区千城台南・S様邸(第3回)」
をお伝えします。
前回の記事では、
<コーキング工事>~<外壁ひび割れ下地補修>
についてお伝えしました。
コーキング工事↓
外壁ひび割れ下地補修↓
高圧洗浄などと同じく、
こちらも塗装作業前の大切な下地処理の一環でしたね。
今回は、いよいよ塗装作業の一つである
<付帯部塗装(その1)>についてご説明していきます。
そもそも「付帯部」とは、
軒天(のきてん)、雨樋(あまどい)、雨戸(あまど)、
水切り、破風(はふ)などといった、
建物の付属部分のことをいいます。
付帯部の塗装は、屋根や外壁の塗装と
一緒に行うことが多いです。
同じ足場を使って一緒に塗装してしまう方が
効率が良いため、
時間・手間・費用を節約できるからです。
また、屋根や外壁と一緒に塗装することで、
建物の美観に統一感が出て、
全体的に美しくなるからですね。
さらには、付帯部といった細かい部分まで一緒にケアすることで、
防水性を回復させたり、錆びの進行を止めたりするなどの
大事な役割を果たせるからでもあります。
付帯部の塗装作業を行うタイミングとしましては、
屋根・外壁の塗装とセットで行う場合には、
塗装する部位や塗料の性質などにより、
屋根・外壁塗装の<前>か<後>に行います。
なお、屋根や外壁をローラーで塗る作業は、
比較的若いうちから親方の後についていかせる形で
塗らせていきますが、
刷毛(はけ)で塗る作業は、
熟練の技術力が必要なので、
しっかりと修行を積んでから初めて
塗らせることにしています。
プロの塗装職人の目から見ますと、
塗る部位によって必要な技術力にも違いがあり、
ローラーを使って塗ることは「塗る」とはいえず、
刷毛を使って塗ることこそが「塗る」ことといえるからです。
ですので、付帯部といった、
技術力と経験が必要な細かい部分の塗装は、
熟練の塗装職人が刷毛で丁寧かつ繊細に塗っていきます。
(もっとも、最近では小さなローラーが普及してきたので、
従来は刷毛で塗っていた付帯部の塗装も、
塗装会社によっては、
小型ローラーで塗る現場が多くなっているとのことです。)
それでは、付帯部の塗装作業を具体的に
見ていきましょう。
まずは、付帯部の一つである「鼻隠し」の塗装です。
「鼻隠し(はなかくし)」とは、
屋根の軒先(のきさき)に取り付けられている板材のことをいいます。
具体的には、雨樋を取り付けている板や、雨樋の裏側にある板のことです。
それでは、鼻隠しは何のために
建物に取り付けられているのでしょうか?
鼻隠しには、
雨樋を取り付ける下地としての役割
垂木(たるき)などの屋根の構造材を隠す役割
があるためです。
この鼻隠しも、他の付帯部や屋根・外壁と同じように、
経年劣化による傷みのために、
その役割を果たせなくなっていきます。
鼻隠しの傷みを放置しますと、
雨樋の排水不良や、
コーキング劣化部分からの雨漏りの原因にも
なったりしますので、
塗装工事によって回復させていきます。
まずは、鼻隠しのケレン作業(下地処理)から
作業を進めていきます。↓
「ケレン作業」とは、
外壁塗装の際に行われる下地処理の一種で、
トタンや屋根などの鉄部分の塗装をする前に
錆び(サビ)や古い塗装を削ぎ落とす作業のことをいいます。
また、塗料の密着度を高めるために、
あえて塗装面に細かな傷をつける作業でもあります。
ケレン作業をする理由は、
塗装面の下地を整えること
塗料の密着性を上げること
上の2つにより、
塗料の性能を保ったり、住宅劣化を防いだりするためです。
もっと深掘りしてご説明しますと、
塗装面に錆びや汚れがありますと、
その上から塗装してもうまく密着せず、
すぐに剥がれてしまうのです。
また、塗装表面がツルツルとしていますと、
塗った塗料がすぐに剥がれやすくなります。
ケレン作業で研磨し、
塗装面をあえてデコボコとした表面にすることで、
塗料の密着性が上がり、
外壁塗装をきれいに仕上げることができるようになります。
逆に、ケレン作業が不十分のまま塗装を行ってしまいますと、
せっかく塗料や錆止め塗料を塗っても、その耐久性は低く、
塗装して数カ月後には塗料が剥げ落ち、
錆びが発生してしまうということもあります。
そのため、塗装作業前に、
ケレン作業で錆びや汚れを削ぎ落して
下地を整える必要があるのです。
つまり、ケレン作業をして錆びや汚れを除去し、
下地を整えることで、
外壁塗装がきれいに仕上がりますし、
その後の塗料の剥がれによる住宅劣化も防ぐことができるのです。
ちなみに、「ケレン」作業という言葉の由来は、
英語の聞き間違いから来ていると言われております。
明治時代、日本に西洋建築技術を教えに来た
外国人の技師が英語で「クリーン!」と清掃を促し、
それを聞き違えた日本人が
「ケレン」となまって使い出したとのことです。
幕末の日本人が英語を聞き間違えて、
アメリカのことを「メリケン」、
イギリスのことを「エゲレス」、
となまって発音していたのと似たような感じでしょうか(笑)。
ケレン作業をしっかりやった後は、
いよいよ下塗り作業をしていきます。↓
ちなみに、塗装工事は、
下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りが基本です。
塗る層を厚くして(塗膜を厚くして)、
塗料(ペンキ)による建物の保護機能を高めるためです。
次に、中塗り作業を進めていきます。↓
最後に、上塗り作業をして完成です。
上塗り作業後の写真を見ますと、
明らかに美観が違って見えますね。↓
以上、今回の現場日誌では、
千葉市若葉区千城台南・S様邸(第3回)における
<付帯部塗装(その1)>の様子をお伝えしました。
付帯部塗装は、高い技術力と経験が必要な作業ですので、
株式会社雅は、丁寧で繊細な職人仕事により
仕上げて参ります。
次回の現場日誌では、
<付帯部塗装(その2)>についてお伝えします。
屋根・外壁塗装に興味のある方は、ぜひ楽しみにお待ち下さい。
千葉市若葉区の外壁・屋根塗装専門店【株式会社雅】は、
お客様が今のお住まいに安心して長く住み続けられるように、
丁寧なヒアリングや綿密な現地調査に始まり、
着工後には、高圧洗浄やコーキング工事といった下地処理の段階から
プロの塗装職人による丁寧で繊細な外壁・屋根塗装工事を行って参ります。
また、足場組立て前のご近隣へのご挨拶回りも、
お客様任せにせず、雅の女性スタッフが幅広く丁寧に行って参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
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<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第2回)~コーキング工事・外壁ひび割れ下地補修~【千葉市若葉区の外壁屋根塗装・株式会社雅】
<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第2回)
~コーキング工事・外壁ひび割れ下地補修~
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今回の現場日誌も、
「千葉市若葉区千城台南・S様邸(第2回)」
をお伝えします。
前回の記事では、
<竪樋一部交換工事及び屋根・外壁・他部位の高圧洗浄>
についてお伝えしました。
塗装作業前の大切な下地処理の一環でしたね。
今回も引き続き、大切な下地処理のプロセスである、
<コーキング工事>~<外壁ひび割れ下地補修>について
ご説明していきます。
まずは、コーキング工事について
見ていきましょう。
高圧洗浄が終わりますと、
乾燥期間をおいて、
次は、コーキング工事にかかります。
これも塗装作業前の大切な下地処理になります。
コーキングとは、
サイディング壁材どうしの間の隙間
(「目地(めじ)」、もしくは、「板間(ばんかん)」)があるところや、
モルタル壁のクラック(ひび割れ)などを埋める充填剤のことです。
具体的には、チューブ容器に入っていて、
専用の押出し機であるコーキングガン(caulking gun)で施工する
樹脂性の物(ゴム状の物)がコーキング剤です。
コーキング剤の役割としましては、
サイディング壁材(サイディングボード)の戸建て住宅では、
地震や温度変化などによって壁材どうしが動くので、
そのための緩衝材としての役割と、
隙間から雨水などの水を浸み込ませないようにするための
防水の役割といったものが挙げられます。
経年劣化によりコーキング剤が古くなりますと、
緩衝材としての役割も防水の役割も果たせなくなります。
そこで、屋根・外壁塗装前の下地処理として、
まずは、カッター等を使って古いコーキングの撤去作業を行います。
古いコーキング剤を剝がしたら、
目地の中の様子を確認し、
さらに、溶剤等を使ってきれいになるまで清掃する場合も
あります。
そして、目地以外の周辺部分を汚さないように保護するため、
コーキング養生(マスキングテープ、マスカーなどを使用)
をしていきます。
これが終わると、
次に小さな目地刷毛(めじばけ)を使って、
目地の部分にプライマーを塗布していきます。
プライマーというのは、
下地処理剤や表面処理剤としての効果を持つ「最初に塗る塗料」として、
主に下塗り塗料を総称したものです。
語源としては、英語のprimary(最初の)から来ています。
プライマーの役割は、
結合力を補強する接着剤と言えます。
具体的には、以下の3つの役割があります。
・接着剤と表面との密着性を高める
・表面を密にして接着剤が付きやすくする
・被着材同士のなじみをよくさせる
プライマーは最初に塗る塗料ですから、
当然ながら、下地に接触し、
また、その上に塗る塗料とも接触するため、
様々な技術上の細工に活かすことができます。
プライマーを十分に塗ったら、
いよいよコーキングガンを使って、
コーキング剤を目地の部分に充填していきます。
ちなみに、「コーキングの打ち込み」と言ったりします。
コーキング新規打ち込み ↓
コーキング工事の最後は、目地の幅に合ったヘラを使って、
目地からはみ出ているコーキング剤をしっかりと押さえ、
速やかにコーキング剤の表面を周辺のパターンに合わせて
平らで滑らかになるように仕上げていきます。
コーキング剤のならし(ヘラ仕上げ) ↓
この後は、後片付けとして、
速やかにマスキングテープを剥がして
撤去することまでやって
コーキング工事が終了です。
それでは次に、
外壁ひび割れ下地補修(注入剤にて)についても
見ていきましょう。
「モルタル下地外壁」(以下モルタル外壁)というのは、
セメントと砂(細骨材)と水を練り混ぜて作る外壁のことをいいます。
モルタル自体は、美観に欠け、また、防水性能も低いのですが、
モルタル表面に塗装を行うことで、防水性を持たせることができます。
モルタル外壁のメリットとしましては、
現場で職人が塗装材を施工していくため、
(「ジョリパット」ともいう)
自分の好みに合わせたデザイン・仕上がりを選ぶことができ、
味わいのある仕上がりにできることです。
なお、サイディング・ボードは、現在主流の外壁材なのですが、
決まった凹凸模様のボードを組み立てるため、
画一的で仕上がりが限られている点は、
モルタル外壁に比べるとデメリットかもしれません。
他方で、モルタル外壁のデメリットは、2つあります。
デメリットの1つ目は、
何と言っても「ひび割れ」が起きやすいことです。
地震で建物にかかる負荷により生じる建物の動きに対して、
モルタルが対応して行けないことや、
モルタル施工後の温度変化による硬化収縮によって、
必ずといってよいほど、ひび割れが発生してしまうのです。
そのひび割れから水が浸入してきてしまうため、
(ひびが細ければ細いほど、
水が浸入する可能性が高くなります)
定期的にメンテナンスを行う必要があります。
デメリットの2つ目は、防水性が低いことです。
モルタル外壁は、主原料がセメントであるからです。
そのため、塗膜が薄くなっていたり、
塗膜の剥がれやひび割れなどが発生していますと、
それらの部分からモルタル外壁自体に
雨水が浸入してしまう危険性があります。
雨水が浸入してしまいますと、
モルタル外壁内部の建物を支えている木材や断熱材が
腐食してしまったり、シミ・カビが発生してしまうことがあります。
そのため、塗膜が薄くなっている部分や
剥がれ・ひび割れの部分を見つけたら、
ただちに下地補修工事をていねいに行い、
下地を万全な状態にした上で初めて、
塗装工事を行う必要があります。
このような補修工事すべき箇所を放置して、
その上から塗装作業(塗料を原則3回塗る作業)をしたところで、
塗料(ペンキ)が持つ機能を十分に発揮させることができず、
ひいてはお客様のお住まいをお守りすることにならないからです。
以上のような2つのデメリットがあるため、
モルタル外壁の劣化症状は、主に次の4つになります。
①塗膜にごく細いひびが入る「ヘアークラック」
②下地がひび割れる「構造クラック」
③壁全体にチョークのような細かい粉がふく「チョーキング現象」
④「塗膜の剥離」
モルタル外壁の劣化症状は一見、小さな劣化症状に見えますが、
そのひび割れや塗膜がはがれている箇所から雨水が浸入し、
雨漏りが発生することになって、
後に大規模な修繕工事が必要になったりしますので、
決して放置しないようにしましょう。
大規模な修繕工事が必要になる事態にならないためにも、
まずは塗装工事のための下地処理として、
劣化症状の「補修」工事をしっかりと行い、
その上で「塗装」工事を行っていきます。
前述しましたように、
補修工事をせずに、表面的に塗装工事をしたところで、
塗料(ペンキ)の機能を
十分に発揮させることができないからです。
したがって、モルタル外壁の補修工事は、
ひび割れ・塗膜の剥がれを防ぎ、
雨水の浸入を防ぐために非常に重要なプロセスなのです。
つまり、「補修工事」とは、
モルタル外壁の塗装工事を行う前の「下準備」作業といえますね。
具体的には、ひび割れをコ―キング剤などで埋める、
剥がれ部分を除去する作業をすることですね。
繰り返しになりますが、
この補修工事を十分に行えていないと、
ひび割れや剥がれの部分から雨水が建物に浸入し、
建物を支える重要な柱や梁といった構造部分の
腐食や雨漏りを起こしてしまう危険性があるため、
非常に大切なプロセスになります。
ひび割れの種類には、
ヘアークラックと構造クラックの2種類がありますが、
ヘアークラックの場合は、
放置すると深刻ではありますが、
傷み具合としては軽度といえ、
補修工事としましては、
ヘアークラックの部分に対して、
下塗りとしての可とう形改修材料を塗布して覆う方法により、
十分な効果が期待できます。
他方、ひび割れの中でも構造クラックの場合は、
傷み具合としては重症です。
早急な補修工事が必要になります。
構造クラックの補修方法の手順をご説明しますと、
①クラック部分をカット
既存のクラックの中は表面がガタついているため、
それを放置しますと、補修材が均等に行き渡らず、
すぐに破損してしまうおそれがあります。
そのような状態にならないようにするために、
既存のクラック部分を専用の機材にて、
断面がU字になるように、
カットの幅・深さを10㎜程度確保する形でカットします。
②コーキングプライマーの塗布
カットしたクラック部分を十分に乾燥させ、
ほこりを清掃して表面をきれいにしましたら、
使用するコーキングのプライマーを塗布していきます。
③コーキングの充填
プライマーを十分に塗ったら、
いよいよコーキングガンを使って、
コーキング剤を目地の部分に充填していきます。
ちなみに、「コーキングの打ち込み」と言ったりします。
この時、モルタル外壁よりも少し低くコーキングを充填します。
最後は、クラックの幅に合ったヘラを使って、
クラックからはみ出ているコーキング剤をしっかりと押さえ、
速やかにコーキング剤の表面を周辺のパターンに合わせて
表面が平らで滑らかになるように仕上げていきます。
④防水モルタルの塗布
コーキングに接着剤を塗布し、
既存の外壁の高さに合わせるように
防水モルタルを塗布して平らに仕上げます。
コーキングの経年劣化に備えて、
用心深く、防水モルタルも塗布することで、
万全を期すためですね。
⑤塗装
(→補修後の塗装については、次回以降の記事でご説明します)
クラック補修の部分を目立たせなくするために、
既存外壁の色と合うように塗装をします。
注意点としましては、
部分補修を行った場合には、経年劣化により
他の外壁箇所との色の差異が出てしまうことがあるため、
可能な限り外壁全体を塗り直すことをおすすめ致します。
以上、今回の現場日誌では、
千葉市若葉区千城台南・S様邸(第2回)における
<コーキング工事>~<外壁ひび割れ下地補修>
の様子をお伝えしました。
塗装工事の出来は、念入りな下地処理にかかっています。
株式会社雅は、丁寧で繊細な職人仕事により、
下地処理からじっくりと行って参ります。
次回の現場日誌では、
<付帯部塗装>についてお伝えします。
屋根・外壁塗装に興味のある方は、ぜひ楽しみにお待ち下さい。
千葉市若葉区の外壁・屋根塗装専門店【株式会社雅】は、
お客様が今のお住まいに安心して長く住み続けられるように、
丁寧なヒアリングや綿密な現地調査に始まり、
着工後には、高圧洗浄やコーキング工事といった下地処理の段階から
プロの塗装職人による丁寧で繊細な外壁・屋根塗装工事を行って参ります。
また、足場組立て前のご近隣へのご挨拶回りも、
お客様任せにせず、雅の女性スタッフが幅広く丁寧に行って参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
お問い合わせはこちら↓
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【公式HP】
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<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第1回)~竪樋一部交換工事・屋根・外壁・他部位の高圧洗浄~【千葉市若葉区の外壁屋根塗装・株式会社雅】
<現場日誌>千葉市若葉区千城台南・S様邸(第1回)
~竪樋一部交換工事・屋根・外壁・他部位の高圧洗浄~
【千葉市若葉区外壁塗装・株式会社雅】
今回の現場日誌は、
「千葉市若葉区千城台南・S様邸(第1回)」
をお伝えします。
S様は、雅・着工現場ご近隣へのご挨拶回りの時に
お声かけ下さったお客様で、
「うちも、そろそろ、屋根・外壁塗装と、
竪樋や玄関ドアの修理・交換をお願いしたい」とのことで、
株式会社雅にご用命頂きました。
まずは、屋根から落ちる雨水を集めて排水する
「竪樋(たてどい)」の一部が破損しており、
直してほしいとのご依頼でしたので、
<竪樋一部交換工事>を行いました。↓
竪樋一部交換工事が完了です!
次は、いよいよ塗装工事の下地処理プロセスに入ります。
一般の多くの方が意外に思われるかもしれませんが、
塗装工事というのは、
たんに塗る作業だけではなくて、
その前の段階である
高圧洗浄、コーキング工事、養生といった<下地処理>から
すでに始まっています。
しっかりとした下地処理を行ってからでないと、
その上からいくら塗装したところで、
塗料(ペンキ)の機能を十分に発揮できないからですね。
ということで、
まずは高圧洗浄から始めていきます。
高圧洗浄というのは、
塗装作業で塗った塗料(ペンキ)が、
その機能を十分に発揮できるかどうか
に関わってくる大切な下地処理になります。
汚れやコケ、カビなどをしっかりと洗い落として、
塗装面をきれいにしてから塗料を塗らないと、
数年後に塗料の剥がれや膨れといった不具合が
生じてしまうからです。
仕上がりの美観はもちろんのこと、
塗装後の耐久性にも大きく影響してしまうのです。
具体的には、塗装面と塗料との密着度が悪くなるだけでなく、
それ以前に、高圧洗浄の次の工程である
<養生>のためのテープも引っ付きにくくなり、
<養生>を正しくできなくなってしまいます。
水は高い所から低い所へ、
流し落とした汚れとともに流れていきますので、
屋根から外壁、そして、土間へと、
高い所から順番に高圧洗浄機で洗い流していきます。
ということで、まずは屋根の高圧洗浄から始めます。↓
屋根は、建物の各部位の中で
一番厳しい外部環境にさらされているため、
傷みが激しく、
また、粉塵や鳥の羽や動物の糞、
カビやコケなどによる汚れも多くありますので、
高圧洗浄で丁寧に汚れを洗い落としていく必要があるところです。
ご近隣へ水や汚れが飛び散ってご迷惑をお掛けしないように、
養生して保護したり、注意を払ったりしながら、
市販の機械よりも3~5倍の高圧力が出る
業務用の高圧洗浄機を使って、
汚れを念入りに洗い落としていきます。
また、横樋(軒樋)も、
丁寧に高圧洗浄していきます。↓
横樋(よこどい)とは、軒樋(のきどい)とも呼ばれており、
屋根の真下に水平に設置されている雨樋(あまどい)のことで、
屋根に降った雨水を集めて集水器に流す役割があるものです。
横樋(軒樋)は、雨水だけでなく、
飛来してきた落ち葉やゴミも溜まりやすい場所ですから、
落ち葉やゴミが溜まると排水がうまく行われず、
雨漏りしたり破損したりしてしまいます。
したがって、横樋は、排水機能を維持するために、
定期的に掃除してメンテナンスしなければならない部位なのです。
さらに、軒天も塗装し直す部位ですから、
高圧洗浄していきます。
ちなみに、軒天とは、
付帯部と呼ばれる建物の付属物に当たるものです。
外から住宅を見上げた際に
外壁から外側に突き出している屋根部分の裏のことをいいます。
言葉の由来としましては、
雨水が流れていく屋根の端を軒先(のきさき)と呼ぶため、
その軒の裏の天井部分にあたることから、
軒天と呼んでいます。
なお、バルコニー・ベランダの裏側も同様に
軒天と呼ばれています。
ということで、軒天もしっかりと高圧洗浄します。↓
さらに、建物の外から見た時に、最も大きい面積を占めているのは
外壁部分ですから、
外壁の汚れは建物の美観を左右するものになります。
また、塗装面としましても、
最も大きい面積を占めて目立つ部位ですから、
塗った塗料がその機能を十分に発揮できるように
しっかりと高圧洗浄していきます。↓
高圧洗浄では、
外壁や屋根だけでなく、付帯部や土間、ベランダの床、
そして、板金部分など、
塗る部分は全て綺麗に洗い流します。
イメージとしましては、
お住まいの外側を丸ごと洗い流すといった感じですね。
なお、網戸やその他の壊れやすい物は、
壊さないように、遠くから洗浄してきれいにします。
ベランダ防水工事の下準備として、
ベランダの床もしっかり高圧洗浄します。↓
建物外部の土間は塗装する部位ではありませんが、
お客様への感謝の気持ちを込めて、
一緒に高圧洗浄していきます。↓
家周りの花壇の外壁部分も、今回は塗装する部位ではありませんが、
同様に高圧洗浄していきます。↓
なお、コケやカビによる汚れが特にひどい場合には、
高圧洗浄をしても
きれいに取り切れないこともありますので、
洗浄前に抗菌剤・除菌剤(カビキラーみたいなもの)を
塗布する場合もあります。
抗菌剤を塗布した後に高圧洗浄をしますと、
カビの根っこからきれいに汚れが落ちます。
見違えます。
逆に、高圧洗浄を不十分にしか行わなかったため、
カビの根っこを残してしまいますと、
外壁塗装できれいにしても、
再び生き残った根っこから
カビが生えてくることがありますので、
注意が必要です。
以上のように、お住まいの外側を丸ごとしっかりと洗い流しますと、
建物の形状や、塗装する部位、
そして、汚れ具合によって変わってきますが、
高圧洗浄にかかる時間は半日~1日くらいかかりますね。
高圧洗浄が終わりますと、
乾燥期間をおいて、
次は、コーキング工事、養生にとりかかります。
これも塗装作業前の大切な下地処理になります。
*「コーキング」とは?
サイディング壁材どうしの間に隙間(目地)があるところや、
モルタル壁のクラック(ひび割れ)などを埋める充填剤のことです。
以上、今回の現場日誌では、
千葉市若葉区千城台南・S様邸(第1回)における
竪樋一部交換工事と、
屋根・外壁・その他の部位の高圧洗浄の様子をお伝えしました。
塗装工事の出来は、念入りな下地処理にかかっています。
株式会社雅は、丁寧で繊細な職人仕事により、
下地処理からじっくりと行って参ります。
次回の現場日誌では、
コーキング工事、養生といった下地処理の続きを
お伝えします。
屋根・外壁塗装に興味のある方は、ぜひ楽しみにお待ち下さい。
千葉市若葉区の外壁・屋根塗装専門店【株式会社雅】は、
お客様が今のお住まいに安心して長く住み続けられるように、
丁寧なヒアリングや綿密な現地調査に始まり、
着工後には、高圧洗浄やコーキング工事といった下地処理の段階から
プロの塗装職人による丁寧で繊細な外壁・屋根塗装工事を行って参ります。
また、足場組立て前のご近隣へのご挨拶回りも、
お客様任せにせず、雅の女性スタッフが幅広く丁寧に行って参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
お問い合わせはこちら↓
https://tosou-miyabi.com/contact/
【公式HP】
https://www.tosou-miyabi.com/
【各種SNS】
▶︎Twitter
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<現場日誌>千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第3回)~タッチアップ・最終検査・足場解体~【千葉市若葉区の外壁屋根塗装・株式会社雅】
<現場日誌>千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第3回)
~タッチアップ・最終検査・足場解体~
【千葉市若葉区外壁塗装・株式会社雅】
今回も、千葉市若葉区みつわ台・S様邸における
現場日誌・第3回をお届けします。
前回の記事では、
<塗装作業・下塗り塗料・刷毛など>
についてご説明しました。
ひと口にペンキ塗りと言いましても、
専門的知識や経験が必要だったり、
3回塗りが基本だったり、
たくさんのプロセスがあったりしたのでしたね。
さて、今回の記事では、塗装工事の最終段階である、
・各所見直し(タッチアップ)
・点検(最終検査)
・足場解体
・整理整頓と清掃
についてご説明して参ります。
まず、屋根・外壁・付帯部の塗装作業を終えたら、
<各所見直し(タッチアップ)作業>
を行います。
これは、女性のお化粧で言えば、
細かい部分の最後の仕上げ作業のようなものです。
タッチアップとは、
塗装作業中に塗膜に生じた細かな傷など、
塗装が仕上がった後の塗装面に傷や塗り残しがあった場合に、
主に「目地刷毛(めじはけ)」という小さな筆みたいな道具を使って
その部分のみを補修塗りすること(修正処理の塗装を行うこと)
を言います。
このタッチアップ作業により、
各所の細かい部分まで念入りに補修塗りをして、
きれいに仕上げていきます。
現場担当職人は、このタッチアップ作業までをやって
その現場の仕事を完了します。
現場担当職人から
<各所見直し(タッチアップ)作業>
を完了した報告があったら、
そのお客様を担当している営業(職人経験者)が
<点検(最終検査)>を行うために
現場に向かいます。
<点検(最終検査)>は、
お客様にお約束した塗装工事の品質(クオリティ)を
担保するためのプロセスです。
また、現場職人にどの現場でも緊張感を持って
クオリティの高い職人仕事をやってもらうためのものでもあります。
さらに言えば、お客様が立ち会われることも多く、
<点検(最終検査)>を通して、
改めて信頼関係を構築する機会でもありますね。
<点検(最終検査)>により、
塗装工事の品質が確認できれば、
やり直し工事をしなければならないような
問題は無いということで、
<足場解体>を行います。
<足場解体>作業では、組立ての時と同じように、
建物や周辺部を傷つけないように、
そして、余計な騒音を立てて
必要以上にご近隣の皆様へご迷惑をお掛けしないように、
慎重に足場を解体していきます。
足場をすべて解体しますと、
美しくなった建物がその全貌を現します。
まるで花嫁さんがそのベールをあげた時のような感動を覚えます。
お客様もご自身のお住まいがリニューアルして、
耐久性upだけでなく、
美観を取り戻した姿に感嘆の声をあげて下さることも多いです。
お客様が喜んで下さっている姿を見ますと、
職人冥利に尽きる思いがします。
↓ before
↓ after
ただ、これで塗装工事のすべてが完了したわけではありません。
現場担当職人は、<点検(最終検査)>前までに
現場周辺をきれいにお掃除しますが、
足場を解体する時に、足場自体についていたゴミや汚れ、
そして、メッシュシートについていたゴミや汚れが
全部地面に落ちてきてしまうのです。
ですので、足場解体後に
<整理整頓・清掃>(=下廻り清掃)
を行って、塗装工事が完了することになります。
株式会社雅では、
「来た時よりもきれいにしてお客様にお引渡しをする!」
という曽我部社長の信念のもと、
下廻り清掃も一生懸命にやらせて頂いております。
↑ (社員教育の一環として)お客様への感謝の気持ちを込めて自らお掃除する曽我部社長
清掃が終わりましたら、
これで本当に塗装工事が完了です。
「完工」と言っています。
なお、株式会社雅では、
後日、「完工写真」と、使用した塗料が入った各部位ごとの小瓶を
記念としてお客様に贈呈しております。
以上、3回にわたって、
「<現場日誌> 千葉市若葉区みつわ台・S様邸」
をお伝えしました。
実際の現場の様子をご覧になってみて、
塗装工事の着工から完工までのイメージを
持って頂けたのではないかと思います。
これからも、様々な現場での雅の塗装職人の働きぶりを
「現場日誌」という形でご紹介して参りたいと思います。
屋根・外壁塗装にご興味がある方は、ぜひ楽しみにしていて下さいね。
千葉市若葉区の外壁・屋根塗装専門店【株式会社雅】は、
お客様が今のお住まいに安心して長く住み続けられるように、
丁寧なヒアリングや綿密な現地調査に始まり、
着工後には、高圧洗浄やコーキング工事といった下地処理の段階から
プロの塗装職人による丁寧で繊細な外壁・屋根塗装工事を行って参ります。
また、足場組立て前のご近隣へのご挨拶回りも、
お客様任せにせず、雅の女性スタッフが幅広く丁寧に行って参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
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<現場日誌> 千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第2回)~塗装作業・下塗り塗料・刷毛など~【千葉市若葉区の外壁屋根塗装・株式会社雅】
<現場日誌> 千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第2回)
~塗装作業・下塗り塗料・刷毛など~
【千葉市若葉区外壁塗装・株式会社雅】
今回も、千葉市若葉区みつわ台・S様邸における
現場日誌・第2回をお届けします。
前回の記事では、高圧洗浄、コーキング養生、
コーキング工事、全体的な養生などといった
塗装作業前の下地処理について、
ご説明しました。
塗料(ペンキ)の機能を十分に発揮させるための
塗装作業が成功するかどうかは、
下地処理を正しく、しっかりと行うかどうか
にかかっているのでしたね。
さて、今回の記事では、
いよいよ<塗装作業>に入っていきます。
一般の多くの方がイメージされているであろう場面ですね。
ペンキ屋のイメージといえば、
やはり、<ペンキ塗り>ですから。
しかし、塗装専門店が行う<ペンキ塗り>は、
ただの<ペンキ塗り>ではありません。
まず、塗料(ペンキ)にも
色々な機能を持つものがありますので、
その専門的な知識が必要になります。
また、塗料が持つ機能を十分に発揮させて、
お住まいを保護するためには、
塗料と屋根・外壁の下地材との相性や、
経年劣化の具合と建物の自然環境を考慮した
塗料の選定も必要になります。
さらには、ただの<ペンキ塗り>ではなく、
塗装専門店が行う「塗装作業」は、
下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りが基本になります。
ただの<ペンキ塗り>のように
1回だけ塗ってそれで完了ではないのです。
それではなぜ、塗装作業で3回塗りをするのでしょうか?
3回塗りのプロセスは、
建物の美観(見た目)と耐久性を左右するほどの
重要な作業だからです。
<ペンキ塗り=塗装作業>と言っても、
塗料の機能を十分に発揮させて、
美観upだけでなく、
建物をしっかりと保護していくためには、
様々な細かいプロセスを重ねていく必要があるのです。
したがって、<塗装作業>というのは、
ただのペンキ塗りではありません。
株式会社雅では、
<塗装工事>をただの塗る塗装ではなく、
「家を守るための塗装」ととらえ直し、
<塗装サービス>であると考えております。
それでは、以下で、
具体的に<塗装作業>のプロセスを見ていきましょう。
まず、1回目の塗りである<下塗り>を行います。
下塗りでは、塗装面に一番最初に塗る塗料を塗装します。
これは、2回目塗り以降の中塗り・上塗りの塗料の密着性を
良くするために、塗装面を整える役割があります。
なお、下塗りでは、塗装面である下地材の性質によって、
使う塗料が違ってきます。
また、上塗り塗料の種類・性質によっても
下塗りの塗料を使い分ける必要があります。
下塗り用の塗料の種類は、
主に、シーラー、プライマー、フィラーの3種類があり、
それぞれに特性があります。
〇 シーラー
下地材と中塗り・上塗り用の塗料を密着させるための
接着剤的な役割と、
塗装面である下地材への塗料の吸い込みを止める役割を
果たすものです。
〇 プライマー
下地材と中塗り・上塗り用の塗料を密着させるための
接着剤的な役割を果たすもので、
外壁以外の部分では鉄部などにも使われます。
〇 フィラー
下地材と中塗り・上塗り用の塗料を密着させるための
接着剤的な役割と、
塗装面である下地材への塗料の吸い込みを止める役割を
果たすものですが、
粘度の高い塗料ですので、パテのような役割もあります。
フィラーは、主にモルタル外壁材にクラック(割れ目)がある場合や、
下地材に凹凸がある場合に使われます。
下塗りのプロセスを終えましたら、
次に上塗りの作業に入ります。
上塗りでは、塗膜を厚くして建物を保護するために、
通常2回塗料を塗りますが、
上塗りの1回目を「中塗り」、上塗りの2回目を「上塗り」
と表現していることも多いです。
なお、3回塗りが基本ですけれども、
下地材の状態や、自然環境、及び、
塗料の性質などを考慮して、
4回塗り、5回塗りを重ねる部分もあったりします。
中塗り・上塗りのプロセスは、
完工後の建物の美観(見た目)と耐久性を左右する
とても重要なものになります。
そうであるからこそ、
プロの塗装職人の誇りにかけて、
中塗り・上塗りを丁寧かつ繊細に行っていきます。
ちなみに、屋根や外壁の塗装だけでなく、
軒天、雨樋、雨戸、水切り、破風などといった
建物の付属部分である「付帯部」の塗装も
一緒に行うことが多いです。
屋根や外壁と一緒に塗装することで、
建物の美観が全体的に美しくなるだけでなく、
防水性を回復させたり、錆びの進行を止めたりする等の
大事な役割を果たせるからです。
付帯部の塗装も屋根・外壁の塗装とセットで行う場合には、
塗装する部位や塗料の性質などにより、
屋根・外壁塗装の前後に行います。
なお、屋根や外壁をローラーで塗る作業は、
比較的若いうちから親方の後についていかせる形で
塗らせていきますが、
刷毛(はけ)で塗る作業は、
熟練の技術力が必要なので、
しっかりと修行を積んでから初めて
塗らせることにしています。
プロの塗装職人の目から見ますと、
塗る部位によって必要な技術力にも違いがあり、
ローラーを使って塗ることは「塗る」とはいえず、
刷毛を使って塗ることこそが「塗る」ことといえるからです。
ですので、付帯部といった細かい部分の塗装は、
熟練の塗装職人が刷毛で丁寧で繊細に塗っていきます。
(
もっとも、最近では小さなローラーが普及してきたので、
従来は刷毛で塗っていた付帯部の塗装も、
塗装会社によっては、
小型ローラーで塗る現場が多くなっています。)
以上、今回の記事では、
塗装工事の本番といえる
<塗装作業>についてご説明しました。
塗料の機能を十分に発揮させるために、
ここでもたくさんのプロセスがあるということを
ご理解頂けたのではないかと思います。
次回の「<現場日誌> 千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第3回)」では、
塗装作業完了後に行う、
各所見直し(タッチアップ作業)→
点検(最終検査)→
足場解体→
整理整頓・清掃
についてご説明して参ります。
千葉市若葉区の外壁・屋根塗装専門店【株式会社雅】は、
お客様が今のお住まいに安心して長く住み続けられるように、
丁寧なヒアリングや綿密な現地調査に始まり、
着工後には、高圧洗浄やコーキング工事といった下地処理の段階から
プロの塗装職人による丁寧で繊細な外壁・屋根塗装工事を行って参ります。
また、足場組立て前のご近隣へのご挨拶回りも、
お客様任せにせず、雅の女性スタッフが幅広く丁寧に行って参ります。
「丁寧な説明から始まって、
職人さんが繊細な仕事ぶりでやってくれた。
雅さんに頼んで本当に良かった。」
「これでまた安心して長く住み続けられます。」
「外壁・屋根塗装だけでなく、
キッチンや水回りの大工仕事までやってくれた」
「ご近所さんからの評判も上々で嬉しい。」
と言って頂けるように、
株式会社雅は、
「お客様の大切なお住まいを塗装でお守りします。」
お問い合わせはこちら↓
https://tosou-miyabi.com/contact/
【公式HP】
https://www.tosou-miyabi.com/
【各種SNS】
▶︎Twitter
https://twitter.com/miyabi_tosou818
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<現場日誌> 千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第1回)~足場組立・高圧洗浄・コーキング~【千葉市若葉区の外壁屋根塗装・株式会社雅】
<現場日誌> 千葉市若葉区みつわ台・S様邸(第1回)
~足場組立・高圧洗浄・コーキング~
【千葉市若葉区外壁塗装・株式会社雅】
今回は、千葉市若葉区みつわ台・S様邸における現場日誌を
お届けします。
S様は屋根・外壁塗装のご依頼を株式会社雅に下さいました。
まずは、塗装職人でもある営業担当が綿密な現地調査を
行わせて頂き、
それに基づいて、診断書・御見積書を作成し、
ご説明の上、ご契約頂きました。
そこで、株式会社雅の女性スタッフによる
事前のご近隣挨拶を経て、
いよいよ足場組立てになります。↓
足場というのは、塗装職人の安全を確保するとともに、
塗装工事を効率良く施工するための、
鉄骨と鉄板でできたジャングルジムのようなものですね。
足場が出来上がりますと、
いよいよ塗装工事が本格的に始まります。
これは一般の多くの方が意外に思われるかもしれませんが、
塗装工事というのは、
たんに塗る作業だけではなくて、
その前の段階である
高圧洗浄、養生、コーキング工事といった<下地処理>から
すでに始まっています。
しっかりとした下地処理を行ってからでないと、
その上からいくら塗装したところで、
塗料(ペンキ)の機能を十分に発揮できないからですね。
ということで、
まずは高圧洗浄から始めていきます。↓
ご近隣へ水が飛び散ってご迷惑をお掛けしないように、
養生したり、注意を払ったりしながら、
市販の機械よりも3~5倍の高圧力が出る
業務用の高圧洗浄機を使って、汚れを念入りに洗い落としていきます。
高圧洗浄が終わりますと、
乾燥期間をおいて、
次は、養生、コーキング工事にかかります。
これも塗装作業前の大切な下地処理になります。
コーキングとは、
サイディング壁材どうしの間に隙間(目地)があるところや、
モルタル壁のクラック(ひび割れ)などを埋める充填剤のことです。
具体的には、チューブ容器に入っていて、
専用の押出し機であるコーキングガン(caulking gun)で施工する
樹脂性の物(ゴム状の物)がコーキング剤です。
コーキング剤の役割としましては、
サイディング壁材(サイディングボード)の戸建て住宅では、
地震や温度変化などによって壁材どうしが動くので、
そのための緩衝材としての役割と、
隙間から雨水などの水を浸み込ませないようにするための
防水の役割といったものが挙げられます。
経年劣化によりコーキング剤が古くなりますと、
緩衝材としての役割も防水の役割も果たせなくなります。
そこで、屋根・外壁塗装前の下地処理として、
まずは、カッター等を使って古いコーキングの撤去作業を行います。↓
古いコーキング剤を剝がしたら、
目地の中の様子を確認し、
さらに、溶剤等を使ってきれいになるまで清掃します。
目地の内部がきれいになったら、
目地の状況に応じて、適切なバックアップ剤を
ねじれや段差等がないように充填していきます。
これは、地震や温度変化によって外壁材が動きやすい
戸建て住宅の場合、
コーキング剤は2面接着が基本だからです。
2面接着とは、コーキング剤を目地の底の部分(目地底)には接着させずに、
左右または上下の外壁ボード同士だけに接着する方法をいいます。
つまり、2面接着では、目地底にコーキング剤を接着させないように、
ボンドブレーカーやバックアップ材を入れます。
それではなぜ、コーキング剤は2面接着が基本なのでしょうか?
コーキング剤というのは2方向に引っ張られたり、
縮められたりするのには強い性質を持っています。
他方、3面接着になっていて1方向が動かないと、
コーキングは切れやすい性質を持っているからです。
2面接着が正しく行われていれば、
温度変化などによる外壁の伸縮に応じて
コーキング剤がきちんと伸縮するので、
剥がれにくく耐久性も高くなるのです。
ですから、木造戸建住宅の外壁の場合には
2面接着が適していることになります。
なお、コンクリート作りのビルやマンションのような
外壁の動きが少ないような建物には
3面接着が適しています。
この場合、3面接着でないと雨漏りする場合もあります。
また、外壁のサイディングボードのつなぎ目には、
ハットジョイナーという建築用部材が
目地部分に設置されている場合があります。
ハットジョイナーそのものに
シート(薄い被膜のようなもの)が
貼られているタイプのものがありまして、
そのシートがボンドブレーカーの役割をはたしてくれるため、
その場合はボンドブレーカーやバックアップ材を
入れなくても2面接着になります。
2面接着のためのボンドブレーカーやバックアップ材を入れ終わりましたら、
次は、目地以外の周辺部分を汚さないように保護するため、
コーキング養生(マスキングテープ、マスカー、ボンドコークなどを使用)
をしていきます。
これが終わると、
次に小さな刷毛(はけ)を使って、
目地の部分にプライマーを塗布していきます。↓
プライマーというのは、
下地処理剤や表面処理剤としての効果を持つ「最初に塗る塗料」として、
主に下塗り塗料を総称したものです。
語源としては、英語のprimary(最初の)から来ています。
プライマーの役割は、
結合力を補強する接着剤と言えます。
具体的には、以下の3つの役割があります。
・接着剤と表面との密着性を高める
・表面を密にして接着剤が付きやすくする
・被着材同士のなじみをよくさせる
プライマーは最初に塗る塗料ですから、
当然ながら、下地に接触し、
また、その上に塗る塗料とも接触するため、
様々な技術上の細工に活かすことができます。
プライマーを十分に塗ったら、
いよいよコーキングガンを使って、
コーキング剤を目地の部分に充填して(流し込んで)いきます。
ちなみに、「コーキングの打ち込み」と言ったりします。↓
最後は、目地の幅に合ったヘラを使って、
目地からはみ出ているコーキング剤をしっかりと押さえ、
速やかにコーキング剤の表面を周辺のパターンに合わせて
平らで滑らかになるように仕上げていきます。↓
この後は、後片付けとして、
速やかにマスキングテープを剥がして撤去し、
溶剤等を使って目地回りを清掃して、
コーキング工事が終了です。
コーキング工事を完了できましたら、
次はいよいよ塗装作業に入っていきますが、
塗る面以外に塗料(ペンキ)が飛び散って
汚れることから保護するため、
全体的な養生を行います。
とにかく、塗料がついて汚してはいけない部分はすべて、
マスカーについているビニールで覆ってしまいます。
ここまでが、塗装工事の下地処理になります。
塗装工事の下地処理というものは、
こうやって見てきますと、
本当にたくさんのプロセスがあるものですね。
この下地処理のプロセスを手を抜かずに、
しっかりとこなしていくことで、
この後の塗装工事を正しく行えるのです。
次回の記事では、
いよいよ塗装作業を見ていきたいと思います。
千葉市若葉区の外壁・屋根塗装専門店【株式会社雅】は、
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雅さんに頼んで本当に良かった。」
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千葉県千葉市稲毛区 T様邸 屋根塗装・外壁塗装・防水工事 雨戸吹き付け塗装 ベランダ防水工事【千葉市若葉区の外壁屋根塗装・株式会社雅】
千葉県千葉市稲毛区のT様邸にて、屋根塗装・外壁塗装・防水工事の現場です。
今回は、雨戸塗装と、ベランダの防水工事の様子についてお伝えします。
雨戸のような鉄部の塗装で重要なのは「ケレン作業」という下地処理です。
英語のcreanからきている言葉で、下地に付着している汚れや旧塗膜などを除去します。
また、鉄部はツルツルとしているので塗料が付着しにくい為、
研磨紙を使って表面を凸凹にし、塗料の食いつきをよくしました。
雨戸は段があるので、綺麗に塗装するにはスプレーガンの吹き付け塗装が適しています。
とても綺麗に仕上がりました!
続いてベランダの防水工事です。
高圧洗浄前は、びっしりと苔が繁殖していました。
湿った場所にしか苔は生えないので、床面の防水効果が機能していない事を現しています。
防水工事にはシート防水、アスファルト防水、FRP防水など種類があります。
今回は液体のウレタン樹脂を重ね塗りをするウレタン防水で施工しました。
ひび割れ部分をシーリングで補修し、プライマーを塗布します。
「30年耐久のコーキング材!オートンイクシード」については、こちらのページです。
ウレタン樹脂を重ね塗りし、最後にトップコートで表面を保護したら完成です!
「防水工事について」は、こちらのページです。
一番下の写真は、施工前の苔が生えていたドレン周りの部分です。
見違えるように綺麗になりましたね。
−N−
千葉市・佐倉市・四街道市・八街市で、塗装工事、屋根工事のことなら、雅へお気軽にご相談ください。
千葉県千葉市稲毛区 T様邸 屋根塗装・外壁塗装・防水工事 屋根の棟板金交換 化粧スレート屋根の部分差し替え【千葉市若葉区の外壁屋根塗装・株式会社雅】
千葉県千葉市稲毛区のT様邸にて、屋根塗装・外壁塗装・防水工事の現場です。
今回は、屋根の棟板金交換と化粧スレート屋根の部分差し替えの様子についてお伝えします。
棟板金とは、屋根の頂上に設置されている山形の板金です。
写真のように、棟板金を留めている釘が浮いています。
棟板金の釘はどうしても年月が経つと浮いてきます。
定期的に調査をしないと、釘が抜けて棟板金が捲れ、
雨水が侵入したり、台風などで棟板金自体が飛散してしまうケースもあります。
そうなればご自宅の被害だけでなく、近隣に迷惑がかかったり、
通行人に当たれば大けがをさせてしまう押されがあります。
そうなる前に、屋根は約10年に1度、調査をご依頼される事をオススメします。
「0円見積もり」については、こちらのページです。
今回は釘の抜けかけだけでなく、棟板金や下地の貫板も劣化していた為、
交換させていただきました。
既存の棟板金、貫板を撤去します。
新しい貫板と、棟板金を設置し、抜けにくいスクリュービスで固定します。
設置すると隙間ができるので、シーリング材を使って埋めたら完了です。
次に、屋根材の一部が欠けてしまっていた為、部分交換を行いました。
屋根工事には重ね葺き工事やカバー工法なども承っていますが、
部分交換で済む場合は費用を大幅に抑える事ができます。
「屋根工事(葺き替え、カバー工法)」については、こちらのページです。
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